4月の上旬といえば、晴天と南風の日が続き、それに伴ってのイワシの接岸が確認できれば外海側の港湾部が抜群に面白くなってくる時期ではありますが、今年１つキーとなりそうなのが前々日に降った突発的な豪雨。

ついでに言うとログを書いている7日の前日にも強い雨が降っていたのですが、このような強烈な雨が降って水潮になってしまうと、ベイトの寄りが悪くなってしまうためイマイチ爆発力には欠けてしまいます。

でも、逆に言えば河川周りが案外面白くなっている可能性もありますので、今回はその辺を考慮しながらポイントを選んでみました。

潮まわり的にも未明の時間帯にて満潮となる中潮であったことから、暗い時間から明るい時間まで様々な釣りを楽しめる面白い条件です。





ポイントに到着した後、まずは定番の明暗部にルアーを通してみるとコンコン当たるのですが、どうも何かが合っていないのか、しっかりとは食ってくれない様子。

1時間ほど粘ってみたところで、橋の上から釣りをする人が現れてしまったので、狙いを変えてみることに。

今更マナー云々語るつもりはありませんが、いい年のおじさん…　人通りのある橋の上で釣針を振り回すって、それがどういうことを起こしてしまうか考えて分からないものなのでしょうか。



濁りは入っていることもあり、岸際に魚も寄っていることは想像できるので、手前のブレイクを丁寧に切っていく作業を続けていきます。

予想通り魚数こそ明暗に劣るものの、食わせやすい魚がいたのはこちらであり、バラしてはしまったものの早々にプレックスにヒット。

まぁ、結果がどうであれ、正解の1つが分かれば話は早いものです。


ちょっと気分転換がてら、バッテン　（fimo　オリジナルカラー　ブルーブルー）にチェンジして、プレックスと同じように岸際のブレイクと通してみると…　ココン！



頂いてから初めて使ってみたのですが、小型ながら飛行姿勢も抜群に良く、フックもこのサイズのルアーの割には一回り大型を背負えるというのが嬉しいところ。

基本性能に優れた、非常に使いやすいルアーですね。

プレックスに戻して同じように続けていくと、もう1本。



もはや自分の中では春の釣りのメインとなりつつあります。

その後、キックビートの巻き上げにてもう1本掛けるも、残念ながらバラシてしまい、ここで夜明けを迎えたので、移動。





移動先のポイントでは、定番のバイブによるボトムの釣りから。

キッチリと底をとってミディアムリトリーブで巻き上げてくると、早々に抑え込むような強いバイト！



やはり流れの中に居る魚はサイズも良いですし、引きも強いです。


最近は港湾部の小型ばかりだったので、やたらサイズが良く見えてしまったのですが、測ってみると60㎝チョイ。



悪くないサイズですが、思ったより長さはありませんでした^^;



しかし狙いのポイントを丁寧に通して見るもののどうもバイトが出てくれないので、ここで狙いを変更。

時期的には少し早い気もするのですが、手前のシャローをミノーイングで探っていきます。



おっとビックリ！

実は釣るつもりはなく試しに投げてみただけだったのですが、数投で釣れてしまいました。

ミノーで拾う釣りをするのにはまだ時期が早い感があるのですが、濁りに乗じて思った以上に魚との距離が近くなっているのかも？


ついでにダート系はどうよ？ってことで、ザグスティックの連続ダートで攻めてみると、あっさりと1本。


　
これこそ時期尚早な釣りだってのに…　分からん！　笑

その後、キックビートでもう1本掛けるもばらしてしまい、ここで納竿としました。




帰り道の桜の木も花は散ってしまって、すっかりと葉桜に。



4月の第1週といえば、お花見の時期だってのに今年は変な気候ですね




とはいえ、この日掛けた8本の魚は全てが異なる釣り方。流す釣りから、速い釣り、ついでに飛ばす釣り…　個体ごとに好むルアーや動きに幅が出ているこの傾向は、やはり春っぽいと改めて感じます。

さて、この雨による濁りが取れだした時、また違った釣り方を展開していく必要があるでしょうし、次の週末までその辺の作戦を考えてみたいと思います。



＜本日の仕掛け＞

竿：ミッドナイトジェッティー872PE
リール：モアザンブランジーノ2508SH-LBD
ライン：ラピノヴァX1，2号
リーダー：船ハリス　夜：フロロカーボン4号　朝：フロロカーボン8号
使用ルアー：LONGIN 　プレックス　スタッド＋7gジグヘッド　バッテン（ブルーブルー）　キックビート70㎜20g　ザグスティックSW　B太70