金曜に残っていた仕事を何とか片づけることができ夜の用事まで時間が作れたので、釣り場の様子を見てくることにしました。

台風4号は運よく週末までに温帯的圧に変わって、気持ちの良い晴天となってくれたのですが、この1週間はまとまった雨も降っていたこともあり、先週までとはこれで釣り場の状況も一気に変化したことが予測されます。

先週までは結果的に数釣れて面白かったってのも本音ではありますが、いつまでも晩春の釣りをしていられないと思っていた訳でして、この状況変化は願ったり。

てなことで、梅雨時の定番となるタイプの異なるポイントを2つほど選んで、時間帯ごとに回ってみることに。



ソル友さん達の釣果を見ていても明らかに魚の分布がより河川の上流側へ移行してきていることもあるので、まず1か所目は小型のイナッコに着いた魚を狙って、根のキツイシャローにて。

と…　結果的にこれが大ハズシ　笑

2時間ほど粘ってみたのですが、ウンともスンとも反応なし　^^;

10本釣る場所では無いにしても恐らくは3回程度チャンスがあるだろうから…で、問題はどうランディングするか？　そんなことばかり考えていたのですが、ルアーに掛からないのであれば、それ以前の問題です。

 予想外の苦戦に頭を抱えることとなってしまいましたが、思った以上に魚は下なのかもしれないってことで、大きく移動して、2か所目。

上げ返しの潮のタイミングから、自分がその場所に立っていられるギリギリの時間まで潮当たりの面をキックビートのジャーキングにて魚を拾っていきます。

キックビート55㎜12g（プロト）のジャークの後の漂いの間のコツッ！と微かなバイトを拾って、まずは1本目。



フゥ　やっと釣れた

ここ1ヶ月くらい毎度の釣り方となっている、ジャーキングとはいわゆるバイブの縦ジャークのことなんですが、これをキックビートでやっています。

15gや20gだとフォールスピードが速すぎる時にこそ、55の軽さが威力を発揮してくれて、素直に自分も助けられているってのがプロトを使ってみての実感です。

同じように続けていくともう1本。



ジャーキングの腕がガツン！止められるのはこの釣りならではの醍醐味ですね。



おっと…　これはマメでした。



専用のバイブに比べると、ウエイト配置の関係にてエビになり易いので、コツはとにかくラインスラッグを出さないこと。

モンキーロックバイブの出る前に、レンジバイブでやれてた方は、その要領で全く問題ないかと思います。

元々は受流すことと優先したアイの位置設定の関係に普通に巻いていると意外に泳がないキックビートなのですが、形状的に水を掴んだ際には非常に強い波動を出すので、意図的にジャークにてブルッ！！としてやると、その集魚力は目を見張るものがあります。

平場の大場所を歩き回って魚を拾うような場合には、非常に威力を発揮してくれます。

巻いても釣れるが、飛ばしてもイケる！一粒で二度美味しいこの使い方…是非ともお試しあれ




腕が疲れたので、ちょっと別の釣り方で息抜きを…　

そう思ってブレードを投げてみると


ゴツッ…　！！！




狙ってない時に限って良型が釣れてしまいます　笑



なかなかの太さなので、たまには測ってみるかということで、落ちてた板を濡らしてメジャーをセット。

頭のデカさ的に70後半は堅いかな～　と思っていると



太さに騙されて、意外と短いという、オチ

でも、こんなコンディションの良い魚が群れに混ざりだすと、梅雨シーズンを感じさせられます



良い気分転換の後には、同じくキックビートのジャーキングにて。





最後はコットンキャディーにて　〆！



やっぱり潮の濃い場所だと、魚も真っ黒け　笑

キリの良いタイミングにて、納竿としました。




ポイント選択こそ半分は外してしまったものの、魚の群れの中に強い河の魚が混ざる様になっていたことが個人的には印象的でした。

沿岸部が適水温を保っていられるのも、せいぜい梅雨明けから1潮くらいまで…　梅雨時のチャンスタイムには、少しでも良い魚と出逢うため、ポイントに通っていきたいものです。



＜本日の仕掛け＞

★竿：がまかつ リフレックスレオザ93M
★リール：モアザンブランジーノ2508SH-LBD
★ライン：完全シーバスR18　1.2号
★リーダー：船ハリス フロロカーボン8号
★使用ルアー：LONGIN キックビート70㎜15g キックビート70㎜20g キックビート55㎜12g （製品版プロト） イマカツ　キラーテイルスピン30g　
★眼鏡：サイトマスター

LONGIN　HP　http://longin.jp/top.html