プロフィール
みやけ
東京都
プロフィール詳細
検索
タグ
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:86
- 昨日のアクセス:76
- 総アクセス数:1183531
QRコード
▼ 食わせるべき 『帯』
- ジャンル:日記/一般
5月11日(金)
仕事が終わったのは少し遅い時間だったのだけれども、昨日のリベンジを意図して深夜から釣り場へ向かった。
濁りの影響とポイントの淡水化を意識し、バチの抜けやすさとそれに伴う魚数を優先しすぎてしまった結果として、魚は多いけど食わせるべき魚の狙いを絞り切れなかった昨日は実に消化不良だったのが本音。
ただ、そのエリア(=水域)に魚の群れが入っていることは理解できたという収穫もあったので、あとはその水域の中でも釣るに都合の良い場所がどこなのか、地形を元にランガンのプランを組んでみる。オープンウォーターの表層を漫然と探りがちになるバチの釣りなのだけれども、理想としてはログ中にも散々書いた通りポイントの中の変化に着く魚を狙い撃つことで釣りを効率化していきたいわけで、この日に関しては、それを一番のテーマとして釣りをしてみた。
釣り場へ着くと思った以上に北風が強く、これは昨日の雷雨を降らせた寒冷前線の影響だろうか?
ポイントとしては多少の風裏になるものの水面が波立ってしまい目立ったライズも見えないので、まずは水面のやや深めのレンジを泳ぐにょろにょろからスタート。
程なくして…
ココッ !
合わせるのと同時エラ洗いをしてバレてしまったものの、早速に魚からの反応を得ることができる。水面を照らしてみても特にバチの抜けている様子は見えないのだけれども、単に風によって表層のバチが滑っていってしまっている可能性もあるので、ここは魚からの反応に従うこととしよう。
見せ方を変える意味で今度はハイドスイーパーにルアーをチェンジして、スローに漂よわせるように引いてくる。
ポイントに関して言うならば、ここも昨日と同様に一見して何もないオープンウォーターなのだけれども、運河の幅がギュッと絞られる場所であることにより河川から離れた港湾部にしてはかなり流れの速い場所。結果的に岸際と流芯ではハッキリとした流速の差が生まれており、潮の効くタイミングであれば反転流になることすらある。バチ抜けの時期以外では全く見過ごされがちな場所なのだけれども、この時期に関して言うならば魚はどのポイントにも居るので、こんな小さな変化でも釣り場となりうる。
たまに聞く言葉なんだけど、「ハイシーズンは人が多くて嫌だ」
人? それは単なる、 「釣れない言い訳」 じゃないのか。
地方の釣りを一度でも経験してみれば、シーズン中の東京湾は釣り人の人口を考慮してもそれを補って余りある魚影の濃さであることは分かるはず。人が多くて釣れないのは、人から聞いた場所…誰でも分かる場所で誰にでも出来る釣りを漫然と行っているから。その弱音を吐く前に、その人はどれほどポイントを探す努力をしてきたのか、改めて振り返ってみるべきではないだろうか。
ポイントはどこにでもあるはず。
それを「ただの水辺」でなく「ポイント」に出来るかどうかは、結局のところその人の努力によるものなのだから。
…
反転流に入ってルアーにかかる抵抗が軽くなって時点で、ギュギュッと早巻きを入れてやりスピード変化を加えてやると
ゴン!

50㎝弱の魚をキャッチ。
バラした魚もよくよく考えてみたところ、この反転流の周辺にて食ったようだった。問題はこの流れの変化について目では見えないうえに、刻一刻とその場所が変化していくので神経を尖らせながらリトリーブの感覚をもとに探し当てていく必要があるということ。
フルキャストしても流してくる時間が無駄なので、この20M以内の流れの変化を取りつつ丁寧にルアーを引いてくる。また食ったのはリトリーブスピードがそれなりの早い速度域であったため、それは守りつつ…
結果的に、この日はこの釣りがハマった。

イメージ的には秋のシャローランナーの釣り。
ブレイク上の流れの変化を取って、どこが魚にとってエサを食いやすい『帯』なのかを探し当てて、それが分かったらその帯に対してどのようにルアーを入れていくことの反応が良いのか探していく作業。
河川に比べて流れが一様でない運河周りに関しては、刻一刻と変わる流速変化の帯を細かく捉える必要があり、かつ使うルアーもシャローランナーほど感度の良くないスリムなシンペン。
指先にかかる微妙な抵抗変化に、神経を集中する。
釣れる流れの帯は … ここか!?

この日に関してはエリア10に関してもやや強く水を噛ませて、若干早めのリトリーブが有効のようだ。(あくまでも若干、だけど)
魚からの反応は非常に素直であり釣り自体はハマっているはずなのだけれども、この日はどうもバラシが多く、この時点で9本の魚を掛けていながら獲れたのは3本のみ。
いや、ハマっているってのは単なる私の思い込みか?
中途半端に食わせているからバイトが浅いのだろうか?
いずれにしても、さすがに掛けてはバラシを繰り替えしていると反応も薄れてきたのでここで移動となった。
そして移動した先にて、何とか1本

丸々とした50㎝中盤のコンディションの良い魚。
キリ良く10本目の魚ということにて、この1本で納竿とした。
今日に関して言えばバイトラインを探し当てることが出来たことは大前提なのだけれども、ここ最近の傾向(って傾向じゃなくて自分が知らなかっただけ?w)としてはバチの釣りながら早い釣りに反応が良いということ。
夜でも光量の多い東京湾ならではのテクニックなのだけれども、夜のブレーディングやバイブの早巻きなど、スローな釣りが主体になる夜に関しても「見せない」ことでリアクションにて口を使う魚がいる。
このバチの釣りにおけるシンペンの早巻きに関しても、その延長線なのだろうか?
それとも引き波の赤バチ(トリッキーバチじゃなくて)…アイツはゴカイとは思えないような速度で泳ぎ回るのだけれども、それとマッチザベイトという意味で?
いずれにしても興味深いテーマであるため、今後も検証を続けていきたいものだ。
<本日の仕掛け>
竿:エクスセンスS803L/F-S Solid Chaser
リール:モアザンブランジーノ 2508SH-LBD
糸:ファイヤーライン1号
ハリス:お買い得なナイロン8号 500円
当たり餌:にょろにょろ ハイドスイーパー エリア10
仕事が終わったのは少し遅い時間だったのだけれども、昨日のリベンジを意図して深夜から釣り場へ向かった。
濁りの影響とポイントの淡水化を意識し、バチの抜けやすさとそれに伴う魚数を優先しすぎてしまった結果として、魚は多いけど食わせるべき魚の狙いを絞り切れなかった昨日は実に消化不良だったのが本音。
ただ、そのエリア(=水域)に魚の群れが入っていることは理解できたという収穫もあったので、あとはその水域の中でも釣るに都合の良い場所がどこなのか、地形を元にランガンのプランを組んでみる。オープンウォーターの表層を漫然と探りがちになるバチの釣りなのだけれども、理想としてはログ中にも散々書いた通りポイントの中の変化に着く魚を狙い撃つことで釣りを効率化していきたいわけで、この日に関しては、それを一番のテーマとして釣りをしてみた。
釣り場へ着くと思った以上に北風が強く、これは昨日の雷雨を降らせた寒冷前線の影響だろうか?
ポイントとしては多少の風裏になるものの水面が波立ってしまい目立ったライズも見えないので、まずは水面のやや深めのレンジを泳ぐにょろにょろからスタート。
程なくして…
ココッ !
合わせるのと同時エラ洗いをしてバレてしまったものの、早速に魚からの反応を得ることができる。水面を照らしてみても特にバチの抜けている様子は見えないのだけれども、単に風によって表層のバチが滑っていってしまっている可能性もあるので、ここは魚からの反応に従うこととしよう。
見せ方を変える意味で今度はハイドスイーパーにルアーをチェンジして、スローに漂よわせるように引いてくる。
ポイントに関して言うならば、ここも昨日と同様に一見して何もないオープンウォーターなのだけれども、運河の幅がギュッと絞られる場所であることにより河川から離れた港湾部にしてはかなり流れの速い場所。結果的に岸際と流芯ではハッキリとした流速の差が生まれており、潮の効くタイミングであれば反転流になることすらある。バチ抜けの時期以外では全く見過ごされがちな場所なのだけれども、この時期に関して言うならば魚はどのポイントにも居るので、こんな小さな変化でも釣り場となりうる。
たまに聞く言葉なんだけど、「ハイシーズンは人が多くて嫌だ」
人? それは単なる、 「釣れない言い訳」 じゃないのか。
地方の釣りを一度でも経験してみれば、シーズン中の東京湾は釣り人の人口を考慮してもそれを補って余りある魚影の濃さであることは分かるはず。人が多くて釣れないのは、人から聞いた場所…誰でも分かる場所で誰にでも出来る釣りを漫然と行っているから。その弱音を吐く前に、その人はどれほどポイントを探す努力をしてきたのか、改めて振り返ってみるべきではないだろうか。
ポイントはどこにでもあるはず。
それを「ただの水辺」でなく「ポイント」に出来るかどうかは、結局のところその人の努力によるものなのだから。
…
反転流に入ってルアーにかかる抵抗が軽くなって時点で、ギュギュッと早巻きを入れてやりスピード変化を加えてやると
ゴン!

50㎝弱の魚をキャッチ。
バラした魚もよくよく考えてみたところ、この反転流の周辺にて食ったようだった。問題はこの流れの変化について目では見えないうえに、刻一刻とその場所が変化していくので神経を尖らせながらリトリーブの感覚をもとに探し当てていく必要があるということ。
フルキャストしても流してくる時間が無駄なので、この20M以内の流れの変化を取りつつ丁寧にルアーを引いてくる。また食ったのはリトリーブスピードがそれなりの早い速度域であったため、それは守りつつ…
結果的に、この日はこの釣りがハマった。

イメージ的には秋のシャローランナーの釣り。
ブレイク上の流れの変化を取って、どこが魚にとってエサを食いやすい『帯』なのかを探し当てて、それが分かったらその帯に対してどのようにルアーを入れていくことの反応が良いのか探していく作業。
河川に比べて流れが一様でない運河周りに関しては、刻一刻と変わる流速変化の帯を細かく捉える必要があり、かつ使うルアーもシャローランナーほど感度の良くないスリムなシンペン。
指先にかかる微妙な抵抗変化に、神経を集中する。
釣れる流れの帯は … ここか!?

この日に関してはエリア10に関してもやや強く水を噛ませて、若干早めのリトリーブが有効のようだ。(あくまでも若干、だけど)
魚からの反応は非常に素直であり釣り自体はハマっているはずなのだけれども、この日はどうもバラシが多く、この時点で9本の魚を掛けていながら獲れたのは3本のみ。
いや、ハマっているってのは単なる私の思い込みか?
中途半端に食わせているからバイトが浅いのだろうか?
いずれにしても、さすがに掛けてはバラシを繰り替えしていると反応も薄れてきたのでここで移動となった。
そして移動した先にて、何とか1本

丸々とした50㎝中盤のコンディションの良い魚。
キリ良く10本目の魚ということにて、この1本で納竿とした。
今日に関して言えばバイトラインを探し当てることが出来たことは大前提なのだけれども、ここ最近の傾向(って傾向じゃなくて自分が知らなかっただけ?w)としてはバチの釣りながら早い釣りに反応が良いということ。
夜でも光量の多い東京湾ならではのテクニックなのだけれども、夜のブレーディングやバイブの早巻きなど、スローな釣りが主体になる夜に関しても「見せない」ことでリアクションにて口を使う魚がいる。
このバチの釣りにおけるシンペンの早巻きに関しても、その延長線なのだろうか?
それとも引き波の赤バチ(トリッキーバチじゃなくて)…アイツはゴカイとは思えないような速度で泳ぎ回るのだけれども、それとマッチザベイトという意味で?
いずれにしても興味深いテーマであるため、今後も検証を続けていきたいものだ。
<本日の仕掛け>
竿:エクスセンスS803L/F-S Solid Chaser
リール:モアザンブランジーノ 2508SH-LBD
糸:ファイヤーライン1号
ハリス:お買い得なナイロン8号 500円
当たり餌:にょろにょろ ハイドスイーパー エリア10

- 2012年5月12日
- コメント(14)
コメントを見る
fimoニュース
登録ライター
- 名称不明
- 19 時間前
- ichi-goさん
- たけのこのこのこ2025 #6
- 1 日前
- はしおさん
- チョットした工夫で使い良いルア…
- 2 日前
- papakidさん
- 『キャッチバー改を改?』
- 3 日前
- hikaruさん
- 記憶に残る1本
- 6 日前
- 濵田就也さん
本日のGoodGame
シーバス
-
- やっとシーバス釣れました!
- TEAM9
-
- 貴重なバイトをモノにできるか⁉︎
- JUMPMAN
いや~、バチの釣りも深いですね!そこまで考えてやってなかったです(⌒-⌒; )
ソリッドゆえに、普通は乗らない魚も掛かってしまうので、ややバラしが増える可能性も(笑)ニヤケさんのタックル知りたい方も多いと思いますよ!
しんくろ
福岡県