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落鱸を狙い撃つ ~その1

  • ジャンル:凄腕参戦記
11月26日(土)

この日に関しても、先日に続き夜から用事があったことから、午前中を使ったデイゲームとなった。

爆発的な釣果は出ないものの、定点に着く魚を拾っていけば、幸いにも比較的安定して釣果は出ているのが、近況といったところか。

決して簡単とは言えない状況だけに、一本を素直に喜べるシーズン終盤の雰囲気は嫌いではない。

自分の持てる技術の総力戦となるこの時期の一本は、誰にでも取れる一本ではなく、自分だけの一本。実際のところ、そんなことは無いのだろうが、そう思えることが、より高い満足感を与えてくれるのだ。



さて、潮の下げが効いた時間帯からポイントへ入り、バイブレーションでめぼしい点を撃っていく。

最初の1時間半ほどは反応を得られないが、潮位的にはこれからだ。焦ることはない。

そう思いながら、最近実績を挙げている、シリテンバイブを手に取ってみる。

ポイントの入射角度を調整すること、30分ほど。バイブがクロスからダウンにターンした瞬間に、ドン!

エラ洗いの勢いそのままに、頭をこちらに向けて、20秒ほどでキャッチ。

ジャスト70cm



最近は、湾奥のフッコにはややオーバーパワー気味なのだが、ミディアムアクションのロッドを使っている。

元々はウエイトのあるルアーを振り抜くことが目的だったのだが、こういったスピーディーな釣りが出来る点から非常に重宝している。単純にバラしを減らす効果に加えて、ファイト時間が短いとリリース時に、ビュン!と魚が泳ぎだしてくれるのは、何とも気持ちの良いものだ。

そこから粘るも反応が得られないまま干潮を迎えた。



一本で充分。

そう自分に言い聞かせ、ここからはルアーのスイムテストを行うことに。

この流れの強さの中で、この角度にルアーを入れて、ロッドをこの角度にすると、どのくらいのレンジを、どういうふうに泳ぐ…??で、ロットアクションを入れたときのレスポンスは?

買いだめしていた特攻隊の連中を、1つずつ丁寧に試してみる。そして個々のルアーがどういう風に泳がせた時に釣れる動きをするのか、丁寧に体に焼き付けていく。






パブリックルアーズの、ソルテックスカーラ75。



エリア10で有名なメーカーだが、それ以外は比較的マイナーな商品ばかりだ。

が、地味なのだが安価で、結構良いものを作るブランドだったりする。

あまり派手に宣伝もしないし、有名なテスターが居るわけでもないので、知られてないのも仕方ないのかもしれない。

釣り人、特に情報量の多い東京に於いては特にその傾向が強く、人によっては各種有名テスター御墨付きのルアーしか使わない(使えない)ようなことも良くある話だ。で、それしか釣れない!と、したり顔で話す人間を見て、分かってないな~と思うこともしばしば。



話が逸れたが、600円代で購入したこのルアー、特攻隊にするには惜しいほどの、性能であることに気が付いた。

レンジバイブよりやや深めの泳層で、アクションのピッチはやや大きめ。レンジバイブがブーン、なら、TD バイブのようなブブブブ…に近い(分かります?)が、決して引き重りはしない。体高があるためか、強くジャークを入れてもエビになりにくくキチッとダートもこなす、飛行姿勢も悪くない…。


ふんふん、なるほど



アレコレ試してると、ゴチン!!



あれま、釣れちゃったよ


これは100%狙ってない魚。



こういうこともたまには良いかと思いつつ、スイムチェックを続けてみると


ググッ!



(´・д・`)




結果的にこの日は、3ヒット3キャッチ。
内2本は、何とも微妙なところであるが…

とりあえず、一週間前に釣れた魚とは体格やプロポーションが別物の落ちを意識した魚であったことは間違いない。

ただ、最後の一本は逆に産卵を終えた魚のようにボロボロの魚体で、疲れきった様子が印象的だった。


27日も同じようなタイミングにて釣りに行ったのだか、長くなってしまうので、ここで一旦切って後程書きます。

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