魚の動きとかそういう小難しいお話だよぅ

ベイトを先に見つけるべきか?
シーバスを先に見つけるべきか?
はたまた魚が居そうなポイントに釣れるまで通い続けるのか?

僕があちこちの河川に行かず、基本的に同一水系内で練習しているのは魚の動きを観察するためです。釣果に拘りコロコロと水系を変えてしまうとそういう視点がブレてしまいます。

同一水系内における魚の動きを予測したり、自分で考えられるようにならないと、情報と運だのみの釣りになってしまいます。
じぶんのぉ〜こころにぃ〜ぶれな〜い、はしらを〜



と、言うわけで今日は僕の超超超個人的←ここだいじwなシーバスのエリアや動きに対する考え方をお話していきます。



だいたい僕がホーム水系で釣りをする際には、シーバスを3つのカテゴリーに分けて考えています。

1.春から夏に掛けての水温上昇と共に上流を目指す個体
酸素とベイトを求めてガンガン川を遡上する奴ら。水温上昇に伴い淡水に適応しているため基本的に塩分濃度の高いエリアには落ちてこない。 


2.中流域に居着く個体
河口で積極的にベイトを追うわけでもなく、遡上するわけでもなく中流域をウロウロしている奴ら。水門が開くのを待っている事が多い。自分の縄張りのようなものがあるのか、毎年同じ場所で同じ個体が釣れる事がある。


3.フィーディングのために海から川に入る個体
基本的に海〜河口エリアをベイトに付いて回遊している。群れの規模が大きくこいつらに当たるとアングラーは無双する事が出来る。干満が大きい潮周りになると底潮に乗って河川上流まで上がって来る事があるが淡水を嫌うため下げ潮に乗って下流エリアに帰ってしまう事が多い。




 
とまぁこんな感じです。



同じシーバスでも生息するエリアが上記のカテゴリー別に異なる訳です。
この一度決まった生息エリアはあまり変わる事がありません。早春に調子よかった釣果が夏に落ち込んだり、イナッコ等のベイトは居るのにシーバスが付いていないって言うのはシーバスの生息エリアを外してしまって居るからです。



あるタイミング
を除いて、、、


「あるタイミング」とは?


それは産卵前後の移動期になります。


カテゴリー分けしている上記3つは捕食と生存のために行う行動パターンですが、産卵前後の個体は産卵場所を目指して移動している期間になります。


これ、何が起こるかと言うと。


今まで食われてなかったベイトにシーバスが付き始めたり、上げ潮一辺倒だったエリアの下げ潮でもシーバスが釣れたり、ベイトが居ないのにシーバスが釣れたりし始めます。


河口や深場を目指して移動するシーバスの群れが、その移動ルートに居るベイトを食いながら動いているからそういう事が起こるのです。
よって偏食傾向が薄くなるのもこの時期です。


と、まぁこんな感じですね。






しばらく僕のホーム河川の中上流域にはイナッコがたまる場所がありましたがシーバスは付いていませんでした。



最近ちょくちょく観察しているとイナッコが何か騒がしくなってきたなと、、

で、昨夜。今開拓中のエリアに向かう前にちょっと釣りしてみると。。
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しっかり食われてました^_^


さあ、この魚はどのカテゴリーに属する魚でしょうか?


僕は晩秋の雰囲気を感じました。まー今年も頑張って来いよってねw



まあ考え方は人それぞれ、エリアによっても違うでしょう。

それでも自分の軸をしっかり持つと釣りがブレなくなりますよー^_^



皆さんもそれぞれのエリアで晩秋を楽しんで下さいねー


でわまたーー








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