【RED中村『赤い革命』～THE RED STAR ARMY～】 BORN TO EAT 12月号－シーバスのドリフトと魅惑のCO2ハンドガン

一気に寒くなりましたな。
布団LOVEなレッドは布団の中でずっとぬくぬくしたい日々です。
釣果が寒いのは勘弁してほしいけどね。

さて、BORN TO EAT 12月号です!!

★ダウンストリーム★

秋シーズン本番ですな！
SNSを見れば釣果写真でいっぱいだ。
コレは先週のゴーセン利根川ロケの写真。

この時は案外、素直にルアーを食ってくれたり、しかもデイゲームでこのサイズが入れ食いに!!

サクッと釣れるロケばっかなら楽なのにと思いつつ、今日もたけぼうでメンラーをすする。

たけぼうのオヌヌメは角煮タンタンメン!!
角煮は少々値が張るけど、トロットロな上に極上の柔らかさぁ～～!!

さて、シーバスが最も釣りやすい時期とは言え、人気ポイントではシーバスは入っているはずなのにイマイチ食って来ないなぁ～…って状況もたまにある。

先日、フィッシング遊さんの動画ロケをしてきた。
場所は木曽三川での釣り。
牡蠣殻の瀬が自分の立ち位置からダウンの位置にある状況。
イナッコと思われるベイトボールが下げ潮で流され、牡蠣殻の瀬で定位しているシーバスがソレを食っている様子だ。

無駄撃ちする前に少し観察してみる。
ベイトボールが牡蠣殻上を通過する度に不自然に逃げ回るという極めて怪しい動きをしている。
一見するとこれはすぐ食いそうな感じがするが思った以上にバイトが出ない。

投げ方としてはアップで投げてタダ巻きし牡蠣殻上でターンをさせるというイメージ。
なぜバイトが出ないかというと、シーバスが流れてくるベイトを居食いしているから。

つまり縦に流れてくる軌道のベイトにしか反応していない。

食い損ねても次から次へとベイトボールが流れて来るものだから、追って来る範囲も狭く深追いをしない。
コレ案外厄介。

★シーバスのドリフトとフライのドリフト★

ではドリフトはどうか？
実はシーバスマンが言うところのドリフトとフライマンが言うところのドリフトはダウンに入った時の軌道が違う。

いや、別物だとも言える。
シーバスのドリフトでは、ダウンに入った時のルアー軌道は下流の牡蠣瀬の上を斜めに横切るように動く。
つまり流れに対して真っすぐ流れていない。

これはフライでいうとスウィングという釣法。
ただ、このスウィングもシーバスには有効な釣りで、よくバイトが出る釣り方と言える。
フライでいうドリフトはダウンに入っても流れに対して真っすぐ流すことだ。

シーバスでやるにはダウンに入ったら、ラインをフリーにして流すとこれが出来る。
だが、通常のスピニングリールでやるとラインがフリーな状態になるので、当たりが極めて取りにくくなる。
同じスピニングでもレバーブレーキモデルやベイトリールならば多少テンションがある状態で流せるので、アタリは明確にわかるのだが。

★ロッド一本分の流し(ドリフト)★

では多くのアングラーが使っている通常のスピニングでうまく流れと同じ方向へ流す、または近い軌道を出すにはどうしたら良いのだろう？

私はリフト＆ドリフトをする。

コレだと流す距離は2ｍほどしか流せないないが、流れに対し真っすぐに近い軌道で流すことができる。

やり方としては、自分の立ち位置からルアーがダウンに入ったら(もちろんいきなりダウンに投げてもOK)、ロッドをゆっくり自分頭上までリフトアップ。
そして水面に平行になるまでロッドを倒す。
するとラインはフリー気味になり、9フィートのロッドならば、グリップ部分の長さを差しいても2ｍはフリーで流せる。

これの繰り返しだ。
今回の木曽三川の釣りでは、自分の立ち位置よりダウンにある牡蠣瀬という地形とシーバスが流れて来るベイトを深追いせず居食いをしているという状況だったので、このリフト＆ドリフトがハマった。
ジグザグ80Sで2本。
新作のオーバージョー130Fで1本。

同じ居食いのパターンで知られる河川のバチヌケでも有効なメソッドなので、是非試して欲しい。
動画の方はおそらく12月中に公開されると思うのでぜひご視聴ください。

★魅惑のCo2ハンドガン★

最近バカスカ撃ちまくっているCo2ガスを使ったハンドガスガンの話。
今までは代替フロンガスを使ったものが主流だったが、なにせ冬場になると気温が低いせいでガス圧が弱く力強く作動しない欠点があった。

だがCo2を使ったガスガンは冬場でも関係なく、普通に作動してくれる。
おぉ～まるで夢のような話じゃないか!!ってことで、数年前とりあえず一丁買ってみることにした。っと言っても当時はまだCO2ガスガンが出始めの頃でラインナップが少ない。

しかもバトンとかカーボネイト(カーボ8)とか買ったこと無いメーカーから発売されていた。
んん～どうなんだろう…っと思っていたところ、ポジドラテスターの榊氏が買ったというので、試し撃ちをしてみた。

確かまだ春先の寒い時期だったが、衝撃のブロウバックの強さ!!明らかに代替フロンガスのハンドガンよりも弾速が速い。なんといっても撃っていて気持ちがいい。こりゃ買うべさ!!

★チェコ製Cz75★

ってことで、初めて買ったCO2ハンドガンはカーボネイトのCz75。

実銃はチェコスロバキアのチェスカー･ズブロヨフカ兵器廠製の拳銃。
RED的にポリマーフレームを使った新しい銃にはあまり興味が沸かないのでこのチョイス。

冷戦時代、東側の優秀工業国と言われたチェコスロバキア。
東側の国なのにAK47を使わず作動方式の違うVz58自動小銃とかを正式採用したり、メッチャ小型のVz61スコーピオン短機関銃を開発したりと完全独自路線なところが渋い。

Cz75の実銃は9パラ(9㎜パラベラム弾)のダブルカラム構造なのだが、グリップの形状がすこぶるいい！持ってみればわかるけど、どんなハンドガンよりもしっくり吸い付くようなグリッピング!!これが実にたまらんのである。

んで、買ったばかりのカーボネイトのCz75だが、ぶっちゃけ外れの個体のようだった(苦笑)。
スライド部の作動不良で中途半端なブロウバックが頻発。
どうもバリがあって嚙み合わせが悪いようだった。
まぁこんなもんなのかとスライドを分解して調整。
撃ちまくってアタリを付けたら作動不良も無くなったけどね。

★ばぁてっく？★

さて、ここから最近の話。
休日に車で30分くらいのところにあるモケイパドックを見に行ってしまった。

あーゆーとこ、行っちゃいけないのはわかっちゃいるんだが、時間ができると行っちゃうんだよなぁ。
そこで目にしたのがCO2ガスを使うベレッタM92バーテックってモデル。

米軍が採用しているM9は代替フロンを使うモデルを持っているのだが、グリップがごつくて案外撃ちにくい。
実銃もラスベガスで撃ったことがあるが、なんだが太い鉄の塊を持たされている感じでイマイチしっくり来ない。

んで、バーテックである。
グローブを装着して撃つことを想定し、グリップが細目に仕上がっている。

ムムゥ～～こりゃ撃ちやすそうじゃないかぁ…
ショウーウインドーにおでこをぶつけながらムラムラと湧き上がる購買意欲を必死に抑える。

だ、ダメだ負けるな!!
この場を離れるんだ!!!

ブツブツと独り言をつぶやきながら店内を徘徊。
断腸の思いで店から這い出たのである。

★飲んでも飲まれるな★

その日の夜。
休日の夜の晩酌は楽しみの一つ。
枝豆をアテにまずはおビール。

第二ラウンドは古賀さんとコバッチにもらった焼酎がなぜかいっぱいある。
その焼酎をチビチビやりながら昼間の件を思い出す。
あぁ～今日は危なかったナァ～～。っと言いつつスマホでバーテックについて調べる。

昼間見たのはバトンというメーカーのモデル。
フムフム、カラーはブラックとタンがあるのか。
さらに調べているとなんと老舗KSCからもバーテックが発売されているのが発覚!!!
しかも金属粉を練り込んだヘビーウエイトモデルときたもんだ!!!

なぁ～～にィィィィイイイイイ～～～!!!!!

けしからん‼ええ～～いいっ実にけしからんっ!!!
お値段はバトン製の約二倍の42,900円也(税込)。

高いっこりゃぁ～高ケエなぁ～っと思いつつも公式通販サイトでは売り切れ。
なぜかちょっと安心。
ヤフーショッピングも売り切れ。
さらに安心…。
楽天市場は？
ここもCO2モデルのバーテックは売り切れていた。
あぁ良かった。
アマゾンは？?
もはや買う気で探している自分に気付けない酔っぱらったRED。

果たしてKSCのCO2ベレッタ92バーテックは…??

あった!!!
なんで在庫あるんだよ!!!!

夜中に独りで絶叫するRED。
それは歓喜と絶望が入り混じったわけのわからん魂の叫び。
え～と、これはウ～ム…
そのまま悩みに悩みぬいて知らんうちに寝てしまった。

★またポチりましたね★

数日後、普通に事務所にいると朝一の配達が来た。
ニヤリと笑い商品を渡される。

「ダンナ、またポチりましてね!!」

っとは口に出して言わないものの、常連配達員の顔にはそう書いてある。
まぁとりあえず開封‼︎

む〜ん‼︎
この渋い艶消しのパーカラライズドカラー!!!
とてもルアーと同じABSプラとは思えない。
そして、手にズッシリとくる重量感‼︎

た、たまんねぇ〜〜〜

グリップは通常のM9よりはるかに握りやすく、Cz75ほどではないけど手に程よく馴染む。
ただグリップにベレッタの刻印が入ってないので、即交換だ!!

しかもベレッタ純正モノホンのグリップに交換。
くっふぅ～〜〜～♪たまんねぇ〜〜〜〜

早速、CO2ボンベをねじ込みではめ込むのだが、ガス漏れ一切無し。
セーフティを外し撃ってみる。
トリガーはやや重め。
そして、なんと重々しいブロウバック‼︎

た、たまんねぇ〜〜〜

ガシャガシャと連射しまくっても弾道や初速ヘタれない。

こりゃええもん買ったなぁとニヤニヤしながら2マガジン目を撃つ。
ところが15発ほど試射するとプシューと力なく動かなくなった。
ええっ⁉︎
もうガス切れかよ‼︎‼︎
通常CO2ガスガンは3マガジンほど撃てるはずなのに⁉︎

新品のガスボンベに交換するもののやはりマガジン1本と2/3くらいでガス切れ。
なんという燃費の悪さ･･･
急に気分が萎えて来た。
重たいブロウバックと引き換えにこんな短所があるのか。
こうなったら、バトンの方のバーテックはどーなんだ？

もう一丁ポチる？

★秋の新作がリリース★

さて12月上旬から店頭に並び始めるオーバージョー130F。

サイズがオリジナルの150mmからダウンサイズとなり、ウエイトも28gとミディアムアクションのロッドで使いこなすのに丁度よいモデル。

タイプはフローティング。
フックは太軸の#2を搭載して秋冬のランカーにもしっかり対応。
通常のウエイクベイトに比べて、10～20㎝ほどレンジが深めで他のウエイクベイトとの使いわけができるのが特徴です。

アクションはゆったりとしたワイドウォブンロール。
コノシロや大き目のイナッコ食いシーバスが良く釣れますぜ!!!

店頭で見かけない場合はポジドラ商店をのぞいてみてください。

現在、1万円以上お買い上げのお客様にはポジドラ10周年記念の手ぬぐいとステッカー。
2万円以上お買い上げの方には10周年記念のメジャーをプレゼント中!!!

また、新作以外のルアーは全品20％オフのバーゲンセールも開催中です!!!!

12月31日までですよ!!!

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ポジドラ商店はこちら
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12月号はここまで。
それではまた～!!
次回1月号はお正月休みの為、1月6日前後に公開します!!

◆アーカイブ記事◆

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－大好物ユッケジャンと熊本シーバスパーティー2025－
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