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BORN TO EAT 4月号-SUSURU.TVと-ご褒美おヒラ様遠征



 
一気に春めいて過ごしやすくなったが、花粉のフルアタックを受けて毎朝が地獄絵図になってます。
さてさて、BORN TO EAT4月号です。




★SUSURU TV.出演★

すでにご覧になっている人も多いと思うけど、SUSURU TV.にゲスト出演してきた。

 


 
ちょこちょこ早〇に三段活用をイジってくれていたのは知っていたが、まさか連絡が来ているとは全く気付かず。


2年ぐらい前からメッセンジャーに連絡をくれていたようなのだが、普段から利用しないので全く気付かず。
横浜ショーの時にお客様からメッセンジャーにSUSURU君から連絡来てませんか?っと言われ、ようやく気付く失態!!


 


あらかた大きなフィッシングショーを消化したところでの収録となりました。
撮影をしたのは、17年前にアイマ裏チャンネルで利用した木更津の林家さん。


 

 

実は千葉の家系ラーメンとしては老舗の一つで、2000年代早々から開店したお店。


昔からおろしニンニクの他に、ニンニクチップを常備しており、これが今回も早〇に三段活用を最終補完するマスターピースになっているのだ!!


 


ってか、もう公開中だから是非、2025年版の早〇に三段活用をご覧くださいませ~!!
(真似すんなよ~)
 
 

 


★2025春のロードが終了★

釣り業界の1月から3月は忙しい。
横浜釣りフェスからスタートした大型イベントは毎週末毎に日本各地で転戦続き。


その合間の平日には釣具問屋の展示会なども入るため、通称‘ドサ回り’担当者は大変だ。
夜はお酒の席が続くこともあり、はしゃぎ過ぎて体調を崩すともう最悪なのだ。


その大型イベントのトリは九州小倉で開催される西日本釣り博だ。


 

 




2年おきの隔年開催ながらその規模感は大阪に近く、出展業者も多くかなり大掛かりなイベントである。
なにかと釣りモノが多い九州での開催なので、釣りに精通したお客さんが多く、横浜や大阪とはまた違った釣り文化が楽しめるショーとも言える。


もし、釣りのイベントが好きだったら、2年後の西日本釣り博に来場してみてはいかがかな?
参加ついでに釣りに行ってみたり、博多の街で飲んだくれるのもまた楽しいですぜ!
 
 

 

★ご褒美おヒラ様遠征★

西日本釣り博開催中の天気は何やら不穏な空気を感じさせる空模様だった。
ひたすら雨が降りしきり、真冬のような寒さ。
風がブッ飛んでいるのは「サラシニシト」としては好都合なのだが、とにかく不吉な予感しかしない。


春のおヒラ様がまとまって釣れ出すのは例年だと3月下旬から。
今回は3月17日から20日までの日程だから、当たれば爆釣。だが、寒波とか冬に戻るような陽気だと厳しい。


 


そう、まさに今回は真冬のような陽気だったなのだ!!!
行けば何とかなるさぁ~なんて妄想はスイ~ツ!!!

そもそも今回の行き先である壱岐行きのフェリー出航まで怪しい波具合である。
壱岐行きが壱岐逝きにならなきゃあいいが...


そんな矢先、壱岐でみなとやゲストハウスを営むガマカツテスターの漁チャンから夜0時の便が欠航になったという知らせ。
えぇ~どうするんだよ~っと思ったが、どうも20時の便はなんとか出航するので乗らないとマズイ。


 

 

西日本釣り博の撤収作業を大急ぎでこなして、小倉から1時間かけて博多港へと滑り込んだのである。
 




★いきなり修羅場★

ほどなくしてなんとかフェリーは出航。

今回のメンバーは双進営業のダッフンダ伊藤(別名:下痢ゲリラ)。一見イケメン敏腕営業マンを装うが、中身は他人の心理状態を読む卑屈なおじさん。
もちろん変態である。

もうひとりはfimoリーダーのチャンスギ。
こちらも表面上は人格者のようでいて、なかなかのアブノーマルな人材。変態観察が趣味で、毎日どんな変態がいたかを報告をしてくる異常性格者である。


フェリーが港を出るとすぐに大揺れの大揺れ。
ガンガン波にぶつかる衝撃とローリングで下駄箱はバカバカ開くし、そうとう時化ているようだ。


私も少し休もうかと思ったのだが、トイレの方から物凄い嗚咽声が聞こえてきた。



「ボエエエエェェ~!!!」

「オエエエエェェ~!!!」

「い、いや~!!!ああぁぁああ~~!!!」



断末魔の悲鳴がドアの向こうから聞こえてくる。
なにか恐ろしいことが起きているようだ…
結局、修羅場を見る勇気もなく、約2時間我慢してようやく壱岐に到着したのだった。
 
 



★雪とみぞれと雷★

翌朝の天候は引き続き雨。
北西面は20m近い強風が吹き続き、気温は0度に近い。


 


 
RBB春のコレクションを身にまとうが、いざ釣り場に立つとそこは鉛色をした荒涼殺伐たる極寒の景色。
打ち寄せる巨大な波のシブキが容赦なく顔に打ち付ける。顔が痛い。
痛いと思ったら、雨はみぞれに変わり、雷も鳴っていた。
(すぐ撤収しました)

 


 
これじゃまるで12月の暴風上越のハタハタパターンとなんら変わりが無い。

壱岐の磯といえばゴロタが多く、比較的浅い磯が多い。
浅いからこそサラシが立ちやすいと言えるのだが、ひとたび荒れ過ぎになると這い上がる波が危険なために立ち位置をかなり後方に取らなければならなくなる。


すると、おヒラ様が定位していると思われるブレイクやスリットまでルアーが届かなくなる。
ましてやこの向かい風である。
集中量を切らさず攻め続けた結果…釣れない。


 
泥をもろにかぶったダッフンダ伊藤氏


釣れないどころか、あまりの寒さに手がかじかんで動かなくなり、スナップさえ開けらないのである。
そして長雨が続いたせいか駐車スペースの地盤がユルユルのビタビタ状態。
何度もスタックしてヒヤヒヤものだぜ。
 




★いるのかいないのか★

さて、こういう場合釣れない理由をあれこれ考案するのが、アングラーの悪いクセである。
今回のありがちな言い訳を考察してみよう。
 

 
■産卵からまだ帰ってない。
(4月に入ってから遠征しろや、このトーシロめ!!)

■水温が急激に低下しどこかに行ってしまった。
(そんな寒いの日に食うワケない)

■ワームを使うアングラーが増えてプラグで釣れない。
(昨今どこもスレ気味)

■ベイトがカラだ。
(餌がいなきゃ岸に寄るワケねーべさ)

■長雨が降って水潮だ。
(塩分濃度が低いと岸に寄ってこないべ)
 

ムムム、こんなのを聞かされると宿に戻ってコタツでぬくぬくLOVELOVEした方が良さそうである。
「こんな悪条件な時に釣りをするなんて実にけしからん!!」っと思いつつも、ボウズはイヤだ。
なんとかヒネリ出した上で遠征を終えたい。
 
 



★居るのに食わないはず★

よくある話で今年は寒いor暑いで産卵がズレてるってヤツ。なんやかんや毎年聞くやつだ。


だが、体感としてマルに比べてヒラは産卵期が長く、一個体が複数回参加することもあるという。っということは岸際と深場を頻繁に行き来していて、冬とはいえ岸際から完全にいなくなるということも無さそうである。


 

 

そもそも壱岐の水温の高い年は1月2月でもおヒラ様が普通に釣れる。
水温の低下に関しては間違いなく影響ありそう。
深場へ戻るヤツもいるだろうし、岸際で耐えているヤツもいるかもしれない。


ただ明らかに活性は低いだろうな。
スレに関してはルアーの使い方を変えてみるしかなさそうだ。


ベイトがいないけりゃおヒラ様もいない気がするが、案外ベイトがいなくてもなぜが岸際にいるヤツも結構いる。
水潮はあんまおヒラ様に関係なさそう。
アオモノやベイトが嫌うことはありそうだけどね。


 

 

ってことで、おヒラ様は岸際にも少ないながらもいるはずなのである。口を使わないヤツに食わす方向で攻め方を変えてみよう。
 




★タダ巻きは嫌いらしい★

結果から言うと、やはり産卵戻り時期尚早、水温低下スレスレでベイトもいない…
ただ、もろもろの条件下でもおヒラ様は磯際に入っていた。


 

 

数は多くないにせよ、ミノーのタダ巻きには全く反応が得られないだけ。
つまり、居るのに釣れないだけ。
おヒラ様が定位しているのは、セオリー通りサラシのかぶるカケアガリやスリット、カレント等の定番の場所。


釣るアプローチとしてはまずこの2つを試す。



■トップのルアーを一か所でネチネチ動かす。

■フローティングミノーでは糸を張り気味で浮かせてほっとく。



反応が無いようならリアクションバイトを取る。
バイブ系の早巻きか、ミノーのジャークもしくはデジ巻き。

ただこの後者の2つはミスバイトも多いので、波の上下動の無い水面が平らになった時にやるといい。


 



 

ミノーのタダ巻きをやめて、おヒラ様が居ることを前提にこれらのメソッドで攻めた結果、とりあえず全員ボウズを脱出!!


サラシが薄い時にもこれらのリトリーブ法は有効なので、是非試して欲しい。


 
 
 
★徘徊するおじさん★

さて、読者の皆さんはどんな街が好きなのだろうか?
住んでいる地元のえこひいきは置いておいて、私が時間のあるときにブラブラしてしまうのが上野から御徒町、少し足を延ばしてアキバ界隈である。


 


その中心にはアメ横があるのだが、なにしろ私の趣味に合うモノが多い街である。
軍もの、アメカジ、立ち飲み屋、輸入ブーツ、中古機械式時計店、焼き肉店、シルバーアクセ、一駅南のアキバまで行けば模型店にエアガン屋がひしめく。


物欲煩悩が強い人間は絶対に小金をもってブラブラしてはいけない。
もう魔界レベルである。
ここ10年くらいで、中華系の人も随分増えて街も様変わりしているのだが、それもまた一興。


今回は最近ハマっている御徒町界隈の中華料理店を少しだけ紹介してみよう。
中華料理店と言ってもいわゆる町中華じゃないぞ。
いわゆるガチ中華と言われるジャンルの料理。


中国人が中国人向けに出す料理なので、全く日本人向けにアレンジされていない。
中国出張したことのある方ならご存じだろうが、中国現地で食べたような料理がそのまま出てくるのだ。
 
 



★酸っぱい辛い臭い★

御徒町駅から近いのは老酒舗。

 

 

ここは独りでもズカズカと入りやすい。
さて、壁のメニューを見て注文だ!!
そう、全部漢字なのだ。


 


まぁでもなんとなく分かるでしょ。
ここの店では『酸菜猪肉』を食っていただきたい。
ちなみに猪は豚肉のこと。
つまり酸っぱい葉っぱと豚肉の炒め物。
酸っぱい葉っぱとは白菜の漬物。


なーんだと思うかも知れんが、日本の白菜の浅漬けではなく、かなり乳酸菌発酵の進んだ噎せるほど酸っぱい白菜漬けなのだ。


 


なにしろ酸っぱいモンは酸っぱい、辛いモンは辛い。
そこははっきりしている。


写真の羊のスペアリブのオイニィたるや頭をハンマーでブン殴られたかと思うくらいの強烈な羊獣臭。
羊の脂は軽いと言うが、この日出てきたスペアリブはかなり脂身多め。オイニィも普段の3倍はした。


 


ニチャニチャと羊脂を噛みしめながら、蒼き狼チンギスハーンの気分を味わう。


土鍋系の煮込みも是非試したい。
なんだか形容のし難い初めて食う味と鼻孔を突き抜けるなんだかよくわからない臭み。
色はいわゆるドドメ色。
一体何を食わされているのだろう?
ふむ、今宵も焼酎が進むのう~


 


★カエルの歌が聞こえてくるよ★

中国あるあるの食材がカエル。

 

 

まぁ見た目でイヤな人多いだろうからオヌヌメはいたしません。
ただカエルは両生類の中では断トツに旨いです!!
カエルさんの火鍋などはいかがでしょう?


 


まぁ味付けがかなり激辛なので、味がどうのこうという感じじゃないんだけど。
たぶん知らないで食べたら、この手羽先旨いな!!って言うはず。
まぁ、その端っこについてる水搔き見たらバレるけどな(笑)
炒め物で食うなら故郷味っというお店のカエルの漬け青唐辛子炒めがダントツ旨い!!


 


ちょっと小ぶりなデンチーっていうカエルなので、チュパチュパとすするように食うのだ。

 


これがねぇダシが凄いんだよ、カエルのダシが!!!
この全部カエルを食い終わった後の脂とトンガラシとドロドロ…白飯にぶっかけて食うと旨いんだよなぁ~
じゅるる。


 

 

食材として使われるカエルは養殖モノなので、泥臭ささは無い。
メニューにはザリガニも定番なのだが、これも養殖モノなので臭みは少ない。
ただ、ザリガニって歯ごたえ無いよねぇ。
エビ味のシャコ食ってるみたいな。
あ、え?食ったことない??
カエルもザリガニも食ってみたらなーんだって言うと思うぞ。


 



 
4月号はここまで。
それではまた~!!
次回5月号は5月1日から3日の間に公開します!!



BORN TO EAT 3月号
-鶴橋ワンダーランドとバチ抜け2025-
https://www.fimosw.com/u/crimson/ub7qps1sdwsjvd

BORN TO EAT 2月号
-野毛探検と釣りフェス2025-
https://www.fimosw.com/u/crimson/ub7qps1rtstia9
 

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