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▼ inte7.9ULは変幻自在のトリックスター!シモ的考察②
- ジャンル:釣り具インプレ
- (Beams, Fishman, Fishman Beams inte7.9UL)
inte7.9ULは変幻自在のトリックスター!シモ的考察(①はこちら)
今回は実際に使用したことのあるウェイト1g〜10g、リグ毎のinte7.9ULでの私がこんなロッドではないか?と感じたことを書いていきます。
私が使用しての感覚ですが、inteのロッドアクションは主に3つのウェイトグループに分けることができると思っています。
その3つとは、1〜3gのウルトラライト域、3〜5gの一般ベイトフィネス域、5〜10gのヘビーウェイト域です。
(私の感じている感覚をわかりやすく表現した言葉です。笑)
なぜ、このグループに分かれたかというと、inteがセクション毎にかなり細かく設計されている恩恵で、様々なウェイトを投げ込んでいく内にロッドから伝わる感覚、仲間が周りから見た時のカーブ具合などから、この3グループになりました。
以降、この写真を頭の中に浮かべながら読んで頂くと、分かりやすいかと思います。
1〜3gの釣りはティップセクションをメインに使います。これはトップガイドから3〜4番あたりまでがかなりしなやかに曲がるので、普通のロッドのようにアクションを掛けようとすると、そのしなやかさから、ルアーに伝わらず、思ってる以上にルアーが動いてない事が多いです。
長いブランシエラと例えられるインテですが、まさにその通りで、1g〜2gでアクションをかける時は、3番がトップガイドのイメージで、シェイクやトゥイッチをかけます。これは3g以上になると、より手元に寄ってきて、4番あたりをトップガイドのイメージにして、アクションを掛けます。これが分かってから、メリハリのあるアクションをルアーに与える事が出来るようになりました。
7.9ftのレングスですが、アクションを付ける動作においては、7ft前後のロッドの感覚です。
5gになるとキャストにおいてもティップセクションはかなりグニャッと入ります。ベリーセクションもかなり曲がります!ですが、5〜6番ガイドから下がインテの凄いところで、しなやかさの中にムチっとした力強さが入ってきます!このムチっとしたロッドパワーが肝になってくるのがテキサスリグの釣りです。
ボトムを攻める釣りが多いテキサスリグでは軽くて5gくらいから扱うと思いますが、このムチっとした強さが始まる部分を使うと、気持ちよくリグを動かす事が出来ます。それが5〜6番ガイドあたりかな?という感覚です。
そして、5g以上10gではベリーセクションの先端(ここは継いでるので、ティップセクションの中に入ってますが…)を使ってアクションをかけてます。ここは継いで強くなっているので、重めのルアー(ジグヘッド、テキサスシンカー)を動かす時すごく快適に扱えます。
5g以上で釣りをする時は5ftロッドのイメージで操作しています。そしてティップセクションはテンションを保ちつつも、そのしなやかさで食わせのセンサーとして、ティップ動きや入り方でフッキングの指標にしてます。
ここまで、ロッドのガイド位置をイメージして釣りをしているという事を書いてきました。これは私が北海道に移住し、渓流トラウトにハマり、そして旧Beams 5.0ft ULで釣りをしていた頃、キャストやアクションがうまく出来ず悩み…現Fishmanテスター兼スタッフの小川さんやテスター兼営業の佐藤さんにロッド操作やキャスティングについて教えてもらった際に、噛み砕いて伝えていただいた話が元になっています。
ロックフィッシングでアクションをつける時は、上記のようなロッドイメージを脳内に持ちながら、水中のリグの動きをラインを伝わるアクションにリンクさせられるように釣りをすすめてます。
次は最後、フッキングやファイト、キャストについて書いていきます。どうぞお付き合いください!
- 2017年12月17日
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