inte7.9ULは変幻自在のトリックスター！シモ的考察

inte7.9ULは変幻自在のトリックスター！シモ的考察②

では、最後にinteにおけるフッキングやファイトの仕方についてを書いていくのですが…

フッキングに関しては、Fishmanの小川さんが書かれた

をぜひ読んでください！

トラウトのフッキングというタイトルですが、目から鱗のフッキングに関するお話です。私の現在のフッキングのお手本となっているブログです。

実際に小川さんに実演してもらった時、こんなにも違うのかっ！！と、ボロボロボロ〜！！っと目から何枚鱗が落ちたことか！笑

このことを体感したからこそ、今秋のアブラコのキャッチ率につながったように思ってます。

では、魚を掛ける、いなす、寄せるなど、やり取り、魚とファイトをする時ですが私は、ティップとベリーの継ぎ目と8〜9番ガイド付近に魚の重さを乗せるイメージを持ってファイトしています。この部分に魚のウェイトが乗ると綺麗なベントカーブを描き、魚をいなしながら寄せる事が出来ます！

この時、絶対ティップに荷重をかけてはいけません。寄せよう、リフトしようと思い、下の写真のように荷重を掛けると…

ティップセクションへ過剰な負荷がかかってしまい破断する危険性が高まるのと、魚が結構暴れて、潜ろう潜ろうとします。ファイトの際は意識してみて下さい。

（当の本人（私）は、この写真の時までそんなに曲がってないと勘違いしていました。笑）

しかし、このベントカーブが綺麗に入った時が本当に気持ちよくて、上手く荷重を掛けることが出来るとこんな感じです。

（Fishman Beams inte7.9ULで40upアイナメhit〜catchまで）から引っ張ってきました。

沖目で掛けたのですが、かなりスムーズにキャッチする事が出来ました。

そして最後に肝心要のキャストに関してです。

最近のベイトフィネスリールでは、それぞれ設定が明記されていると思うので、その通りに設定していただければ問題ないと思います。

自分は、メカニカル（キャスコン）がカタカタ鳴らない部分に一度設定したら、そこから2クリックほど締め込んで使っています。

あとは使っているリールがマグネットブレーキなので、マグネットブレーキのダイヤルをウェイト毎に調整するだけです。軽いウェイトの時はブレーキMAX寄りの範囲で、重めの時は真ん中あたりにしてます。

そして、キャストにおいて重要になるのが、どのウェイトにおいても、テイクバックでしっかりとロッドを曲げてあげる事です。

これは、Fishmanの元祖ULロッドblancsierra譲りの機能をinteも持っているからではないでしょうか。

blancsierraのキャストの特徴は

を読んでください。ものすごく分かりやすく書いてます！！inteにおいてもキャストは同じだと私は思っています。というか、似ているなぁ…と実感しています。

この中に出てくる「弓矢の原理」がまさにその通りで、inteは長いので、実釣でキャストしてみると、体感的に分かりやすいかと思います。

ですが、1g台に関しては上記の「テイクバック」にプラスしてリリースの直前に「少し引き手を強く引く」イメージでロッドにインパクトを与えてみてください。

1g台はテイクバックだけでは、キャスト時にティップしか使えず、inteの持ってるパワーが半減して、飛距離もそこそこ…になってしまうと感じてます。引き手を少し強く引くだけで、ベリーから曲がり、Beamsシリーズ共通のライナー軌道のロングキャストが出来ます。

3つのログに分けて書いてきましたが、以上がFishman Beams inte7.9ULについて私が釣行から感じ、実践してきた事です。

私のようにFishman Beams inte7.9ULで釣りを楽しんでいる方、これから導入を考えられている方に、ほんの少しでも参考になれば幸いです。

最後に…

春に　inte7.9ULを手に入れてから、試される大地北海道の南の方でたくさんの魚を釣り、新しいリグにも色々挑戦してきました。まだまだ発展途上の私ですが、たくさんの方と知り合う事も出来ました！！

これからはもっともっと、見聞を広めてより成長していけたらと思います！！

これからもお付き合いのほどよろしくお願いします(*´∀｀*)