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それも釣り・・・これも釣り・・・

  • ジャンル:釣行記
最近、気に入っている風景。

川崎から入り、海ほたるを越えると海上へ出るアクアライン。
トンネルから外へ出ると、風速表示を確認。
そして工業地帯の煙突から立ち上る排出された煙で、風向きを確認。
今回の釣行が良いものとなるかどうか、占うように。
そしてそれが終わると、気持ちは少しでも早くこの橋を渡り切り、ポイントへ・・・。

それが今年から変わった。
澄んだ空に、一定の間隔で一列に並ぶ光。
遠くの光は木更津上空辺りで左に向きを変え、その後はまっすぐに羽田へ。
まるで低空にLEDがついたコードを垂らしているかのような光景。
北寄りの風が吹く、この時期だけ見ることが出来る光景かも知れぬ。

前日に良い思いをしたので、再び房総に釣行。

手始めにと、ソコリのイチオシポイントへ入る。
風は弱く、波も静か。
月は高く、水は澄む。
ランガンするので、もったい振らずにいきなり切り札、HANCOCKのブラック投入。
その飛距離に物を言わせ、遥か沖目の流れを捉えるものの無反応。
昨夜の殊勲者、Tide Minnow SURFもBANZもCOUNTERも無反応。
ボラも跳ねなければ、小魚の気配すらない。
2時間程やって、粘らず移動。

次のポイント。
風がやや強まってきている。
ロング・キャストでラインが大きくはらみ、上手く流れを捉えられない。
何かが両足の間を「ニュる~り」とS字を描くように通り抜けた。
感触からすると、エイではなさそうだが、太さは僕の腕の太さくらいはあった。
ウツボだろうか?レイガードを履いているとはいえ、いい気持ちはしない。
風の影響を避けようと、誰もいない海岸、水に浸かりながら歩きまわる。
すると、クロロプレンのウエーダー越しでも判る位、水温が低い所に差し掛かった。
沖からの水が差してきているのだろうか、集中してキャストを繰り返す。
しかし反応は得られず。
月明かりに照らされた海面、しかし表層にベイトらしき気配は無い。
SURFより、もっとレンジを下げてみようと投じたGENEをロスト。

そのうち、前日の健康診断時に打ったインフルエンザの接種跡、腫れあがった左腕が
痛み出す。
ロッド・エンドを握る左手、思うように引きつけられなくなってきた。
そして、今度は右腕の上腕二頭筋から、引き裂かれるような痛みが。
左腕を庇っていたからだろうか、肉離れを起こしたような痛みだ。

まだ魚を掛けていない・・・

両腕に痛みを抱えながら、強まる風と格闘しながら魚からのコンタクトを待つ。
しかし、ツイていない時はこんなものなのだろう。
右手人差し指の第一関節が裂ける。
強風を突いてのロング・キャスト、両腕を庇いながらも遠投しなければと使い続けた
ヘビー・ウェイトのHANCOCKが災いしたのか、キャスト・リリース時のラインの影響だろう。
皮肉なことに、断念するきっかけとしては好都合。
いや、魚からのコンタクトを得ていれば、指に絆創膏を巻いてでも続行していただろう。
ここまで5時間強、バイトを一度も得ることが出来なかったことが、終止符を打たせた。
どこがが痛いとかで諦めてどうするのか。

たった1日。
前日は魚の反応はすこぶる良かったと言ってもいい位。
暑ければ薄着に冷房、寒ければ厚着して暖房して、快適さを保とうとする人間と、
変温動物の魚。
所詮温室育ちの人間になんて、野生の厳しさを理解出来るはずはない。
そんな言い訳を噛みしめて帰路についた。

ROD:FLOWHUNT810
REEL:STELLA4000S
LINE SYSTEM:VARIVAS MAXPOWER15lb(1号) + VARIVAS VEP SHOCK LEADER20lb
LURE:HANCOCK・Tide Minnow135SURF・120SURF ・KOMOMO COUNTER・BANZ SRF125・GENE130・SARDINA127・SL14




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