鶴見川釣行87

昨日と同じく夕まずめから鶴見川へ。

タックルを準備しながら、なにげなく川面に目をやると水鳥がなにかを咥えている。

シーバスが食ってるベイトが分かるかもと、じっと目を凝らすと、体が長くウネウネしている。

「まさか蛇か?」と思っていたら、近くで竿を出していたおっちゃんが「うなぎだよ。なかなか飲み込めないんだろう。」と教えてくれた。

上流でうなぎ釣りをしている人がいるという話は通りがかった人から何度も聞いていたが、思わぬ形で実物も見れてしまった。

一方、シーバスの方はアタリっぽいのが何度かある。

いずれもショートで生命感は感じられない。

ゴミにあたっただけかもしれない。

日が暮れた頃、ローリングベイトを表層を意識してファスト気味にリトリーブしていたら、後ろから銀色の魚体らしきものがチェイスしているように見えた。

50cmくらいだろうか。

直後、触れずに反転した感じのごく僅かな感触。

再度投げるも反応なし。

場を休めるため、別の方向にキャストを続ける。

しばらくして、さっきチェイスがあった方向でバシャッという音。

岸際だ。

はっきり聞き分けられるわけではないが、シーバスの捕食音っぽかった。

投げたいのだが、あの場所はごく浅い。

結んでいるのはTKLM。

根がかりしないことを信じて、キャストするも反応なし。

シーバスなのか?

意を決して近づき、確認すると鯉だった。

がっかりして、橋の下流側に移る。

30分後、上流側に戻る。

結んだのはさっきのローリングベイト。

まずは表層をファストリトリーブ。

橋の明暗を角度を変えて3方向に2度ずつキャストする。

次は表層の時より若干手前にキャスト。

一旦ボトムに沈めてから丁寧にファストリトリーブ。

また2度ずつキャストする。

2巡目の1番岸側のリトリーブで待望のアタリ。

さっきチェイスしてきた奴か。

久しぶりだったが、落ち着いてゆっくりと強いアワセを入れることができた。

絶対バラシたくないので、だめ押しで聞きアワセ気味に追いアワセを2度いれる。

過去に経験した重量感がある首振り。

なかなか姿を見せない。

ずっと底の方で抵抗している。

よって、シーバスだとは思うが、エラ洗いはない。

数分後、やっと姿が見えた。

間違いない。

シーバスだ。

明かりが見えたためか、その瞬間、力強く底へ向かって泳ぎだす。

ドラグが出ていくのが心地よい。

最後まで抵抗してくれて、楽しませてくれたが、数分後流石に力尽きたようだ。

リーダーを持って抜きあげようとするが、ナイロンかつ3号のためか、伸びて切れそうな感触。

申し訳なく思いながら、ランディングしやすいところにシーバスを誘導し、なんとかキャッチ。



サイズはぎりぎりスズキの60cm。

数ヶ月ぶりのシーバスだ。

何度釣っても嬉しい。

(くらんく)

SITUATION
Time :17:30~20:00
Tide  :大潮(16:47 192cm →22:40 75cm)
Temp  :?
TACKLE
Rod  :MajorCraft Crostage 962PE/L
Reel  :'05 Biomaster 2500
Line  :SEA BASS PE 0.8
Leader:グンター3号
Snap :音速パワースナップ
Lure    :TKLM、ローリングベイト、ワンダー、ビーフリーズ、 スーサン   
 

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