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魚に優しく?

魚にやさしく。
 
キャッチ&リリースやバーブレスフックの話題になると、よく出てくるワード。

釣り人側としての魚にやさしく。



釣りをしない側からの魚にやさしく。

は、大きく話の意味合いが変わってくる。

釣りが好きな者からすると

魚が可哀想だから優しくしようと言っているのではない。


自分たちを楽しませてくれる魚を無駄に殺さないよう大切にしよう。

と言っているのである。

傷つけるとか可哀想とか魚に迷惑だとか考える方がおかしくて

こういう場合の議論で持ち出されても答えようのないワードである。

ただ、釣りをしているうえで、リリースをしようと思って釣りをしていると、フックが魚の目に掛かったり、エラに掛かって大量に血を出しているのを見ると、瞬間可哀想だとは思う。


『ごめんなぁ~下手くそで。』

と魚に向かって思う事もある。

ただ、感情がある相手では無いので、それくらい。
 
その瞬間そう思うだけで、それ以上でも以下でも無い。

多分、魚が


『痛てててっ!痛てぇ~よお前!』

なんて、言葉を発したら俺は釣りをしてないだろう。

掛かりどころが悪くて


『キャイン! キャイン!』なんて可哀想な鳴き声を出されたら

釣りが出来ないと思う。

これは、率直な感想。



一般的に


生餌に反応する魚は、10%程度

と言われている。

ルアーやフライのようないわゆる疑似餌に反応する魚は3%位

なのだそうだ。

そんなルアーに反応してくれる魚をムダに減らさないために、大切にしようと。

必要でない食べない魚をムダに殺さない様にしましょうと言う、至極単純な話なのである。

だから、キャッチ&リリースを語る釣り人の上げ足取って噛みついてもしょうがないのである。



バーブレスフックの話でもそうなのだ。

自分が始めた頃。

そうだなぁ。2000年より前の頃。

その頃は、ものすごく返しが大きなフックしか無く。


もう、『掛かったらタダじゃ放さねぇ!』って勢いのフック

がほとんどだった。

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返しが大きいので、鬼合わせしなきゃ掛かんないじゃねぇのみたいなフック。

で、服に掛かったら大穴。

自分に掛かったら中々抜けない。

そんな
悪魔の槍みたいなフックが多かった。

そこで、刺さりやすさを議論していくうちに


バーブレス”という発想

が語られるようになった。

しかし、今のメジャーなフック。

凄いよね。 返しは小さく鋭く固い。
(一般的な#4フック前後の事ね)

おまけに錆びにくいときたものだ。

服に掛かっても、まぁどうかすりゃ最小限の穴でとれるし。

因みに、バーブ有っても無くてもバラス奴はバラスと思う。

バーブ無くてバラさ無い奴は、基本やり取りが上手い人には違いない。




『人に怪我させない為にもバーブレス・・・』

っていう人いるけど

そもそも人が密集している所で考え無しにキャストしちゃダメ。

乗り合いのボートではそういうシチュエーション有るけど、注意払うでしょ。


 
まぁ話がちょっとそれたけど。

釣りを楽しむうえで、どうしたら持って帰らない魚を殺さず逃がせるか?

周りの人を怪我させないような遊び方は?


自己責任で各々が考えて遊びましょうって事なのよ。
 
そんな事より

歩行者の通行が多い歩道から長いロッドで考え無しにキャストしないとか。

荒れた海や川にどんなに釣れそうでも一人で行かない。そんな時は釣りをしないとか。

やり取りの最中に簡単にラインブレイクするようなノットシステムしか組めないとか。

こういった事を経験の浅い人に伝えていってほしいな。


 
まぁなんだ。

魚に優しくの前に、同じ釣り好き。 釣り仲間に優しくだな。

人の上げ足取って、やんや やんやと責めるのではなく。

誰かを吊し上げたり、炎上させて楽しむのではなく。


フィールドに出て、ロッドを振って

釣れなかった時でも何か面白い出来事やハプニングとか

自分のお気に入りのタックルのインプレなどして

同じ釣り仲間で楽しんでいけばいいんじゃないかな?


もっと皆で遊ぼうよ。 楽しもうよ。

『魚に優しく』の前に『同じ釣り仲間に優しく』が大事じゃねぇか?

趣味なんだもん。

ただそれだけ。

 

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