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▼ R2_ FIGHT TIMEと魚のヌメリ
- ジャンル:日記/一般
- (Catch&Release)
前回書いた FIGHT TIME などの時間。
コレはあくまでも基準値。
全ての条件で"こうじゃなきゃダメ!"という話ではありません。
もう少し、かみ砕いて書けば。
サイズがデカければデカイほどファイトタイムが長くなると、弱ります。
ちなみに、何故小さいスズキ(フッコクラス以下)が強いと書いたのか?
※小さいスズキでフッコクラス以下と書いたけど、俺にはデッカイんじゃ!というツッコミは無しでお願い。(..)
それは、殆どの場合ファイトタイムが短いから。
1分ぐらいで捕れれば良いと思う。
ちなみに、1分前後掛けたファイトタイムは、自身では3分ぐらい掛けた様な感覚の時間。 長くやり取りした気がしても、そんなに掛けてないのが実際の所。
なので"そんなに短い時間で取り込めないよ!"と思われる人。
そんな事無いですよ。 大丈夫です。
時計の秒針みながら、イメージでファイトしてみて下さい。
1分は超長いから。
さて、今回はスズキのヌメリ(粘膜)のお話し。
コレは、自分でも確信までには至ってないけど、基準として考えてる事を書きます。
【失敗談 】
8月だったか、ある夜の事。
橋の明暗狙いでスズキを狙ってました。
普通に釣れたのですね。 サイズは、55cmぐらいだったかな?
フィトタイムもさほど掛けなくて取り込めました。
釣り上げてから、護岸のコンクリーの上に置こうと水で濡らし、夜だった事も有って表面温度もさほど熱くなかったので、それぐらいで横たえました。
メジャーを用意し、計ってタグを打つ。
データーを書き留めて、さてリリースしようとスズキをピックアップ。
※今現在は、リリースしてから携帯電話にデータを打ち込んでます。
その時、スズキの上に向けていた魚体の表面が乾いた様な感じ(つや消しの色)になってたのです。
慣れた作業なのでそんなに時間はかかってませんでした。
で、口を掴みながらリリースしようとしたら・・・・・
自力で泳ぎません。
お腹を上に向けます。
えら蓋はゆっくりと動いてますが、元気がありません。
30分近く蘇生しました。

徐々に回復し、エラの色も赤いのを確認し 手を放すと正常な姿勢のまま勢いよく泳いでいきました。

※ 写真は、その時の物ではありませんイメージです。
【考察 】
何が悪かったのか?
いつもだったら問題のない作業時間。
何でだろう? 考えた。
何か処置が悪かったのか?
日頃と違う状況は?
季候が乾燥してました。
乾燥してるときは、要注意です。
魚体が乾燥するのも良くないですが、エラも乾くのが早いですよね。
なので弱りやすいのではないかと。
どうすれば良いのか?
早く作業するか、ストリンガーか何かで一時水に浸けて置いて準備する事が望ましいと思う。
ただ、長さを測る必要もなく写真を撮るだけなら、片手で魚を持ったまま写真に残す程度の画像でも良いかと。

足場の高い場所なら、地面になるべく置かず(最小限で)手に持ったまま写真を撮って逃がすのでも良いかと。
ちなみに高い所から下へ落とすようなリリースをする場合は、なるべく頭から水に突っ込むような落とし方がベスト。

(補足として、魚体の物持ちの場合は片手で下あごを掴み、残りの手で肛門より尾っぽ側の下側を添える程度で持つのが望ましいと思います。それと首がそり上がらないように少し斜めに持った方が良いです。)
要は、リリースをするなら早く逃がせという事ではあるが、釣ったログを残したいのが釣り人の性。
なので試行錯誤。 BESTは無理でもBETTERを探求する。
乾いた季節の時は、一層気をつけた方が良いと言う事です。
【追記】
さて、魚体表面のヌメリのお話しでしたよね。
ヌメリが乾くのが早いと思うときは、そういう注意が必要ですと言う事で、目安になると言う事。
それと、巷でよく語られる"低温火傷"のお話し。
かなり昔。 釣り人の手形が付いたスズキが釣れて、低温火傷になっているという見解がされていました。
※ これから書くことは、二宮氏の記事を批判するものでは無く、当時はそれが正解だとされてた話が、後日そう言う事ではないという見解になりましたのでご理解下さい。
しかし、それは間違いだと言う事が解りました。
JGFAで確認したところの見解です。
----------------------------------------
やけどは、温度によるたんぱく質の変性ですから、人間の体温ましてや水で濡らした手で、短時間触れただけの温度で起りません。
それは変温動物である魚でも同じです。
ただし、手でぎゅっと力をこめて握った場合、その部分が圧迫され、あとが残ったり、ヌメリ(粘膜)が取れることによって、そこが壊死して細菌やカビに犯されて、ひどい場合にはそれが元で死に至ることは考えられます。
ですが、強く握らず、充分に手を水でぬらして丁寧にいたわって素早く扱えば決して、死にいたることはありません。
-----------------------------------------
と言う事です。
事実、自分達が行っているタグ&リリースプログラムで再捕獲された魚は、物持ち写真を撮っています。
当然、80UPの大物は、横持ちで写真を撮りますが、今まで再捕獲で手形に傷付いた個体はありませんでした。
但し、他の事例で手形の付いたスズキを捕獲した(タグ付きでは無く)という事例も聞いた事が有りますが、それは上記に書いたようにヌメリを取ってしまうような持ち方をされたのだと思います。
タグ&リリースで、同じ個体を4回(3回リリース)釣ったというデータがあります、全てにおいて魚体が傷んだという症状はありませんでした。
それが事実であり、本当の事なのです。
TRY&ERROR
出来ないや やっても無駄ではなく、どうすればこの失敗より良い状態に持って行けるか?
より確率の高いリリースを目指して。
コレはあくまでも基準値。
全ての条件で"こうじゃなきゃダメ!"という話ではありません。
もう少し、かみ砕いて書けば。
サイズがデカければデカイほどファイトタイムが長くなると、弱ります。
ちなみに、何故小さいスズキ(フッコクラス以下)が強いと書いたのか?
※小さいスズキでフッコクラス以下と書いたけど、俺にはデッカイんじゃ!というツッコミは無しでお願い。(..)
それは、殆どの場合ファイトタイムが短いから。
1分ぐらいで捕れれば良いと思う。
ちなみに、1分前後掛けたファイトタイムは、自身では3分ぐらい掛けた様な感覚の時間。 長くやり取りした気がしても、そんなに掛けてないのが実際の所。
なので"そんなに短い時間で取り込めないよ!"と思われる人。
そんな事無いですよ。 大丈夫です。
時計の秒針みながら、イメージでファイトしてみて下さい。
1分は超長いから。
さて、今回はスズキのヌメリ(粘膜)のお話し。
コレは、自分でも確信までには至ってないけど、基準として考えてる事を書きます。
【失敗談 】
8月だったか、ある夜の事。
橋の明暗狙いでスズキを狙ってました。
普通に釣れたのですね。 サイズは、55cmぐらいだったかな?
フィトタイムもさほど掛けなくて取り込めました。
釣り上げてから、護岸のコンクリーの上に置こうと水で濡らし、夜だった事も有って表面温度もさほど熱くなかったので、それぐらいで横たえました。
メジャーを用意し、計ってタグを打つ。
データーを書き留めて、さてリリースしようとスズキをピックアップ。
※今現在は、リリースしてから携帯電話にデータを打ち込んでます。
その時、スズキの上に向けていた魚体の表面が乾いた様な感じ(つや消しの色)になってたのです。
慣れた作業なのでそんなに時間はかかってませんでした。
で、口を掴みながらリリースしようとしたら・・・・・
自力で泳ぎません。
お腹を上に向けます。
えら蓋はゆっくりと動いてますが、元気がありません。
30分近く蘇生しました。

徐々に回復し、エラの色も赤いのを確認し 手を放すと正常な姿勢のまま勢いよく泳いでいきました。

※ 写真は、その時の物ではありませんイメージです。
【考察 】
何が悪かったのか?
いつもだったら問題のない作業時間。
何でだろう? 考えた。
何か処置が悪かったのか?
日頃と違う状況は?
季候が乾燥してました。
乾燥してるときは、要注意です。
魚体が乾燥するのも良くないですが、エラも乾くのが早いですよね。
なので弱りやすいのではないかと。
どうすれば良いのか?
早く作業するか、ストリンガーか何かで一時水に浸けて置いて準備する事が望ましいと思う。
ただ、長さを測る必要もなく写真を撮るだけなら、片手で魚を持ったまま写真に残す程度の画像でも良いかと。

足場の高い場所なら、地面になるべく置かず(最小限で)手に持ったまま写真を撮って逃がすのでも良いかと。
ちなみに高い所から下へ落とすようなリリースをする場合は、なるべく頭から水に突っ込むような落とし方がベスト。

(補足として、魚体の物持ちの場合は片手で下あごを掴み、残りの手で肛門より尾っぽ側の下側を添える程度で持つのが望ましいと思います。それと首がそり上がらないように少し斜めに持った方が良いです。)
要は、リリースをするなら早く逃がせという事ではあるが、釣ったログを残したいのが釣り人の性。
なので試行錯誤。 BESTは無理でもBETTERを探求する。
乾いた季節の時は、一層気をつけた方が良いと言う事です。
【追記】
さて、魚体表面のヌメリのお話しでしたよね。
ヌメリが乾くのが早いと思うときは、そういう注意が必要ですと言う事で、目安になると言う事。
それと、巷でよく語られる"低温火傷"のお話し。
かなり昔。 釣り人の手形が付いたスズキが釣れて、低温火傷になっているという見解がされていました。
※ これから書くことは、二宮氏の記事を批判するものでは無く、当時はそれが正解だとされてた話が、後日そう言う事ではないという見解になりましたのでご理解下さい。
しかし、それは間違いだと言う事が解りました。
JGFAで確認したところの見解です。
----------------------------------------
やけどは、温度によるたんぱく質の変性ですから、人間の体温ましてや水で濡らした手で、短時間触れただけの温度で起りません。
それは変温動物である魚でも同じです。
ただし、手でぎゅっと力をこめて握った場合、その部分が圧迫され、あとが残ったり、ヌメリ(粘膜)が取れることによって、そこが壊死して細菌やカビに犯されて、ひどい場合にはそれが元で死に至ることは考えられます。
ですが、強く握らず、充分に手を水でぬらして丁寧にいたわって素早く扱えば決して、死にいたることはありません。
-----------------------------------------
と言う事です。
事実、自分達が行っているタグ&リリースプログラムで再捕獲された魚は、物持ち写真を撮っています。
当然、80UPの大物は、横持ちで写真を撮りますが、今まで再捕獲で手形に傷付いた個体はありませんでした。
但し、他の事例で手形の付いたスズキを捕獲した(タグ付きでは無く)という事例も聞いた事が有りますが、それは上記に書いたようにヌメリを取ってしまうような持ち方をされたのだと思います。
タグ&リリースで、同じ個体を4回(3回リリース)釣ったというデータがあります、全てにおいて魚体が傷んだという症状はありませんでした。
それが事実であり、本当の事なのです。
TRY&ERROR
出来ないや やっても無駄ではなく、どうすればこの失敗より良い状態に持って行けるか?
より確率の高いリリースを目指して。
- 2010年12月22日
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