きっかけは

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バスばっかりしてた私がソルトの釣りをこれほど好きになったのは、職場の後輩に鳴門の爆風シーバスに釣れて行ってもらってから。
あの日の事は一生忘れもしません。
何も知らない私に、

シーバス行きましょう!
ライジャケあります!

真っ暗な誰もいないゴロタに連れて行かれ、怯える私の横で、数本の銀ピカのシーバスを釣り上げる。
あの高い波の中に本当に魚が泳いでいるとは信じがたい光景だった。

今までシーバスなんて、ドブ川でバスの片手間でやってた程度。
こんな美しくカッコいいシーバスがこの世にいるんだと。

もちろん僕はノーバイト。
波に叩かれただけ。

1匹後輩からシーバスを頂き、美味しさも最高。


すぐにシーバスロッドとライジャケを買った。
ナイロン直結の安いリールで三日後リベンジ。
拍子悪く、ビギナーズラックで群れにあたり三本の最高のシーバスが釣れた。
ハマらないわけが無い☆

もはや私のライフワークとなった。





長い前置きになりましたが、
そんなこんなで、先輩を誘い今季初の鳴門☆
事前情報は全くなく、8月にゴロタ入るなんて初めて。
ポイントも完全に直感。

ホゲても気持ちの良い釣りしましょう!鳴門は景色だけで癒されるんすよ☆アジでも釣りましょ!太刀魚もおるかもしれんすよ!何なら黒いダイヤ狙ったりましょう!鳴門には夢があります!
と無理矢理。

無風のベタ凪。
潮もあまり動いてない。

こりゃあかんな。

とりあえず明暗を覗くと、でっかいシーバス!
でも知ってる。よく見る光景。
明暗をウロウロしてるヤツは、たまにメバル用のワームに食ってくるぐらい。サイトのシーバスは釣れなくて当たり前。何度翻弄されたことか。
12センチのミノーなんて、、、


『食った!!!』

デカイ。
食うはずないと思ってて投げたもんだからフッキングもザル。
深夜にエラ洗いの音が響き渡り、フックオフ。
かなりデカかったので久しぶりに手が震えた。

薄明るくなりメインのゴロタへ。

無風のベタ凪の潮もたるい。
でも、久しぶりの鳴門でキャストに力が入る。
魚はいない。
やっぱりあかんかーと思っていたら。
目の前で突然のボイル。
反射で投げたミノーはボイル直撃。
一巻き、二巻き、三巻き、四巻き、
あれ?
ポチャパクと思ってたのに、
五巻き目で
『ゴン』
渾身のフッキング

ボイルのデカさからして、メジロクラスはあると思って追い合わせを入れた瞬間エラ洗い。

シーバス!?

でもデカイ。

ゴリ巻き。フックが一本外れたのが分かったがゴリ巻き。

やった。やったぞ。


ランカーにはちょいとどかなかったが、ウェイトはさすがの鳴門シーバス。



その後、移動して小さいのを1匹追加。



その後、先輩が流れのヨレでかなりデカイのを掛けるが惜しくもフックオフ。

こんなに早い時期に鳴門のシーバスを拝めると思ってませんでした。
産卵は絡んでいませんが、バイトをたっぷり食って、水温も高いので、産卵シーバスよりパワーはあるのかなと。
何より、今までは無風のベタ凪ではヤル気を削がれていましたが、この時期なら戦えるのかなと。

今から半年鳴門で遊べると思うとワクワクします☆

おしまい☆

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