鳴門最大魚

  • ジャンル:釣行記
先日、弟が関西から帰ってくると言うので、深夜から鳴門へ。
暗いうちにどうにか1匹釣って安心し、朝一のゴロタを迎えようと、流れのあるポイントへ。

釣れない。

弟グループとは離れ、釣友と共に、深夜にあちこちランガン。

釣れない。

3時間投げ倒した。

釣れない。

流れに逃げたのがダメだった。


朝は爆風の予定。

どうにかなる。。。はず。

弟グループに、朝は僕が一番好きなポイントに入るよう指示。この風と潮位、シャローがサラシまみれになる、鳴門の一級ポイントと僕が勝手に思っている。

弟には根拠もない自信で、間違いなく釣れると言い放ち、

僕は仕事なので、釣友に無理を言って家から一番近い鳴門のゴロタにエントリー。


かなり遠くに弟達の明かりが見え、爆釣してるんだろなと思いながら、
僕達が入ったポイントも悪くないだろうとキャスト。

と、

まだ暗い中、最高の魚が顔を見せてくれた。

これぞ鳴門シーバス。

銀ピカ。

腹パン。

太い尾鰭。

産卵に寄ってきている居着きじゃない個体。

キャストし始めて10分後ぐらいだったが、
かなりの満足感。





本当に、
この1匹に会うために、早起きし、寒い中投げ続け、お金も時間も惜しまない。



ここで釣友にもヒット。


釣友の魚も最高。コンディション抜群。


お互い釣れて、これほどにもない最高の釣行☆






おしま、、、、、、、、、、、、、、、い






じゃねぇ☆



ここからが本題。


釣友がルアーを外している間にキャスト。

波が高いのでサラシの中はドリフト。
巻いちゃダメ。巻いちゃダメ。

ルアーが波に吹っ飛ばされないように、リップを噛まし、


「ドンッ!!!」


こいつだよ。


シーバスなのに青物のようなバイトからの突っ込み。
先日からフックを伸ばされ幾度となく獲れなかった魚。
本当に今年のシーバスのバルクは半端ない。

ドラグをフル調整。

獲れた。

デカイ。


しかし、余韻に浸ってる間も無く、瞬時にフックを外し別のルアーに付け替えキャスト。

写真を撮って、釣友とワイワイしてる場合じゃない。

完全に人間の本能。


次のキャスト。


「ドンッ!!?」

やっぱり。

さっきよりは小さいので、ゴロタに5秒でずり上げ。


地合いではあるが、ドリフトを怠ったら釣れない。


「ドンッ!!!」

こいつもデカイ。


シーバスを掛けてゴロタを右から左から走りまくったのは初めて。


こうなりゃ。

フックを付け替えてる暇もないので、また、違うルアーに付け替え、

「ドンッ!!!」


もう十分。


鳴門で初めて思った。
こんなに釣れなくて良い。


先月10連敗しているのに、今日の魚を1匹ずつ振り分けてほしい。


出来過ぎた釣果。
今日死ぬかもしれないとも思った。




















何か悪いことが起こるような気がしてならなかった。
ゴロタをちょっと掃除して帰ろう。




あれ?


弟はどうだった?


完全にホゲッてて、嘘つき兄貴になった☆




おしまい☆

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