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山先亮一
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▼ ロッドに求めるところ
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- (タックル)
インフルエンザで退屈なので、FS大阪で受けた質問やブログのコメントの中で、伝わり難い部分を書いてみます。
まず、動画で私が言ってる感度。
これは人によって違う。
ルアーの動きにティップがついていくことを感度と言う人。
ティップが曲がらず、硬さからくる振動伝達速度を感度と言う人。
物理的には硬くて軽い(薄い)ものが手元への振動伝達に優れていると思っています。
しかし、ロッド製作に関わる時に考える事と言うのは求める事柄が物理的に反比例する要素が多い。
例えば。
・軽くて強い。
・張りがあって、曲がる。
・しなやかで高感度。
これらの組合せをMAXで融合するのは無理。
何かを求めれば何かを失う。
では、どうすれば?
ロッドコンセプトの基軸に他の要素を色んなアプローチで組み合わせていく。
今回のアウトレンジ94P、基軸としたのはフォアグリップとリアグリップを同時に持って、腕を正反対に動かした時にバットがブレない事。
このブレの無さから生まれるパワーではなく、【操作性】を基軸とした。
で、硬いロッドが好きだけど硬いだけのロッドだとルアーのキャストできるウエイトの幅が狭くなり、扱いにくくなる。
決して強いと言えないシーバスの口が切れやすいけど、強引にファイトしなければヤラレる。
曲げたいけど、曲げると魚の頭が向こうに向く。
ロッドが曲がると言うことは、魚の頭が向こうに向いていると言うこと。
橋脚や瀬の裏で掛けて、少しも頭の向きを変えさせたくない時に曲がると困る。
でもでも、あまりに硬いだけだとフックが伸びたり、口切れする。
難しいよね。。。(T-T)
MLクラスのロッドで激流のどダウンでルアーを~150m流して巻きに入るとフッコが掛かったぐらいロッドが曲がる。
ロッドを真っ直ぐにしてるとラインテンションを抜けない場所ではどうにもならなくて、バラす。
よく言われる弾くってやつ。
柔らかいロッドがベリーまで入っている状態と硬いロッドでティップがお辞儀している状態とではどちらが俗に言う【乗り】が良いのか?
結局、【乗り】【感度】【操作性】とはシチュエーションによっても違うし、ラインテンションによっても違う。
94Pに関してはティップがある程度入ると比較的早い段階でベリーに移行する。
これはフックセット能力を上げる為。
負荷を受け止める場所へスムーズに移行しないとフックセットすらままならない。
どの道具にも大事なのは、言うのは簡単だが、作る側に一番重くのし掛かるのが【バランス】
バットが強烈過ぎるので、ベリー下部~バット上部に粘りを入れないと破断強度が落ちる。
破断強度にばかりに振ってると重量バランスが悪くなる。
ある方がよく言う、【足し算、引き算】
それを駆使して、最も良いバランスで仕上げるのがどれだけ大変か。
世の中には本当にたくさんのシーバスロッドがありますが、この94Pと言うロッドはそんなたくさんのシーバスロッドのパワーロッドの中でも特殊と言えます。
しかし、このパワーや張りでも物足りない人は居るかも知れません。
今までのパワーロッドで満足出来なかった人もたくさん居ると思います。
そんなコアな人に満足して頂ける、あるひとつの方向性となる【バランス】に仕上がったと思います。
ダラダラ書いて、最後は宣伝かよ!?
て、突っ込みは無しでw
Android携帯からの投稿
まず、動画で私が言ってる感度。
これは人によって違う。
ルアーの動きにティップがついていくことを感度と言う人。
ティップが曲がらず、硬さからくる振動伝達速度を感度と言う人。
物理的には硬くて軽い(薄い)ものが手元への振動伝達に優れていると思っています。
しかし、ロッド製作に関わる時に考える事と言うのは求める事柄が物理的に反比例する要素が多い。
例えば。
・軽くて強い。
・張りがあって、曲がる。
・しなやかで高感度。
これらの組合せをMAXで融合するのは無理。
何かを求めれば何かを失う。
では、どうすれば?
ロッドコンセプトの基軸に他の要素を色んなアプローチで組み合わせていく。
今回のアウトレンジ94P、基軸としたのはフォアグリップとリアグリップを同時に持って、腕を正反対に動かした時にバットがブレない事。
このブレの無さから生まれるパワーではなく、【操作性】を基軸とした。
で、硬いロッドが好きだけど硬いだけのロッドだとルアーのキャストできるウエイトの幅が狭くなり、扱いにくくなる。
決して強いと言えないシーバスの口が切れやすいけど、強引にファイトしなければヤラレる。
曲げたいけど、曲げると魚の頭が向こうに向く。
ロッドが曲がると言うことは、魚の頭が向こうに向いていると言うこと。
橋脚や瀬の裏で掛けて、少しも頭の向きを変えさせたくない時に曲がると困る。
でもでも、あまりに硬いだけだとフックが伸びたり、口切れする。
難しいよね。。。(T-T)
MLクラスのロッドで激流のどダウンでルアーを~150m流して巻きに入るとフッコが掛かったぐらいロッドが曲がる。
ロッドを真っ直ぐにしてるとラインテンションを抜けない場所ではどうにもならなくて、バラす。
よく言われる弾くってやつ。
柔らかいロッドがベリーまで入っている状態と硬いロッドでティップがお辞儀している状態とではどちらが俗に言う【乗り】が良いのか?
結局、【乗り】【感度】【操作性】とはシチュエーションによっても違うし、ラインテンションによっても違う。
94Pに関してはティップがある程度入ると比較的早い段階でベリーに移行する。
これはフックセット能力を上げる為。
負荷を受け止める場所へスムーズに移行しないとフックセットすらままならない。
どの道具にも大事なのは、言うのは簡単だが、作る側に一番重くのし掛かるのが【バランス】
バットが強烈過ぎるので、ベリー下部~バット上部に粘りを入れないと破断強度が落ちる。
破断強度にばかりに振ってると重量バランスが悪くなる。
ある方がよく言う、【足し算、引き算】
それを駆使して、最も良いバランスで仕上げるのがどれだけ大変か。
世の中には本当にたくさんのシーバスロッドがありますが、この94Pと言うロッドはそんなたくさんのシーバスロッドのパワーロッドの中でも特殊と言えます。
しかし、このパワーや張りでも物足りない人は居るかも知れません。
今までのパワーロッドで満足出来なかった人もたくさん居ると思います。
そんなコアな人に満足して頂ける、あるひとつの方向性となる【バランス】に仕上がったと思います。
ダラダラ書いて、最後は宣伝かよ!?
て、突っ込みは無しでw
Android携帯からの投稿
- 2013年2月9日
- コメント(7)
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登録ライター
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本日のGoodGame
シーバス
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- ビックベイトでリベンジ❗
- グース
-
- 狙い撃ち
- 野原 修
初コメ失礼いたします。
自分の作っているロッドと、他のロッドの違いさえ分かっていればわかる人にには解ると思いますよ☆
難しいですが、万人向けは不可能かと。
細分化されている現代、分かる人が分かればそれでいいと思います。
シノビー
秋田県