夏の思ひ出 その2

  • ジャンル:釣行記
この夏、どこで釣りをしていたのか?

オフショアにも行きました。

でも、一番長く身を置いていたのは、こんな景色の中。

思い出が多すぎて、思い入れが深すぎて
言葉にするのが難しい。

晩春~晩夏の源流での釣り。

写真で振り返ってみる。




頻繁に出かけたのは西伊豆河川源流部。

美しいトラウトを求めて。


 
朱点鮮やか、お腹ごましおの西伊豆アマゴ


様々な川の、変化に富む渓相の中












とにかく歩いて、歩いて、歩く。


 
当然、時には滑ったり、転んだり





 
斜面をよじ登ること、数知れず


 
こんな楽な思いは滅多に出来ない


ポイントに至れば仲間と譲り合い










時には川に浸かって涼み。

次のポイント攻略を考えながら、またどんどん歩く。










仲間の笑顔に癒されながら、旅を続け


 
入渓前に蕨のお味噌汁。爽やかな山の朝に究極の贅沢。


 
入渓前、HP最大。

そうして出会う一匹。









仲間の笑顔は魚に負けず、きらめいている。


 山中で頂くおにぎりは何故にこんなに美味しいのか

時には思わぬゲストに遭遇し、しばし自然観察。


 
伊豆の沢蟹は白いのだそうな


 
巨大かたつむりはグリップにぬめぬめを残し


 
蛙さんは私の足元で悠然と流れを見守る


 
蛇さんはお休み中


 
おサルさんは真剣にトゥイッチ中


 
至る箇所に生えている美味しそうな茸。要毒見役。

賢く、素早く、スレている主役たち。
お相手願うのはなかなかに難しい。

けれど、それこそが萌えポイントでもある。

川ごとに、流れごとに様々な個性を見せるアマゴやイワナ。






 
渓魚の模様はアート












 
Newロッド・ufmウエダSTS-411MN-Si魂の花魁アマゴ


 
花魁繋がりでキセル咥えてもらったりして




 
秋色を帯び始めたヤマメ








 
錆びに婚姻色も。艶やかなヤマメ。


小さくても、大きくても、全て大切な一匹。

愛おしい渓魚たち。

仲間が釣り上げた一匹でも、ずっと眺めていたくなる。


川の登り方
ポイントの読み及びアプローチ
タックル及びルアー選び
ルアーアクション
etc...

テクニカルなことを語り始めたら、きりが無い程奥深い。

何年経っても先輩たちには追いつけないだろう。

そんな凸凹コンビでも、希少な自然風景の中で
逞しく息づいている渓魚と出会う喜びを分かち合える。

どの釣りも、私にとっては修行なのだけれど、
修行させてもらえる有り難さを最も噛み締めているのは
この渓流・源流での釣りだと思う。

連綿と続く命の営みで、これから
水の中は騒がしい季節に。

覗いてみたい、と後ろ髪をひかれつつ、愛しの渓魚たちに任せ、
私たちは川を降ります。

また来季。


冬を越した逞しくも美しい渓魚たちに
仲間たちと共に、あの淵で出会えることを夢見て。





コメントを見る