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ラインテンション操作でフッキング率を上げたりアクションに変化をつける考え方!! PART3

前回の続きですが今回は ③ロッドやラインやルアーが関係する事について を書きます

簡単に書くとラインテンション操作に必要な力加減が状況だけでなく使用するロッドやラインやルアーによって変わってくるということです
まあ当たり前の話なんですが・・・w

ロッドは硬くて張りがあるロッドと柔らかいロッドでは同じ動作をしてもラインテンションの強弱具合に違いが出ます
完全にテンションをフリーにした場合はどちらも同じですがテンションが掛かってる状態ではティップの追従性によりルアーの動きは変わります
硬くて張りのあるロッドの方がテンションのオンオフがはっきりしやすいのでルアーをキビキビ動かしたい時や感度最優先の時には適してます
メリハリのあるラインテンション操作もしやすくなります
柔らかいロッドは逆でティップが柔らかい程力を吸収し易くなる為オンオフがぼやけていく傾向になりルアーの動きも急激な変化を演出させ難くなり感度も悪くなりメリハリのあるラインテンション操作もさせ難くなります

上記の文面読むと じゃあ柔らかいロッド駄目じゃん となるかも知れないのですがそうじゃないのが選択するロッドによって釣果が変わる理由となります
文章で書くとデメリットの様に思える部分が実釣では強力な釣れるテクニックとして必要な場面が珍しくないからです
ショートバイトが多い時や活性が低くて渋い時は硬くて張りのあるロッドでリアクションの釣りが有効な場合を除くと柔らかいロッドが有利な局面が多くあります

前回書いてる事も含めて書くと 出来るだけ違和感を無くす 急激なバイトの力をティップで吸収させてはじかれにくくする 水かみ具合を大きくしてもっさりしたルアーアクションを演出する 他にもあるんですがティップの柔らかさによってやり易くなるもたついたラインテンション操作でそれらの事がやり易くなります
ロッド選択で必要なラインテンション操作をやり易くする事でバイト数を増やせてキャッチ率を上げれる状況も珍しくないです

細かく書いていくと恐ろしく長い文章になるので結論を書くと・・・
その釣りに必要なラインテンション操作に合わせてロッドを選ぶのが良いと個人的には思います
ロッドの反発力が必要なラインテンション演出時に邪魔であれば柔らかいロッドを使いメリハリのはっきりしたリアクションの釣りが有効な状況では硬いロッドを使うという感じでロッドを使い分ける方が釣果も伸び易くなります

ラインに関してはキャスト後すぐのアクションで釣っていく場合ではフロロが有利だと感じますが1度きっちりテンションが掛かった状況以降PEはフロロよりメリハリのある動きが出せます
フロロより感度の悪いナイロンはフッキング率の悪さやばらしの軽減に役立つ場合があります
風や水の流れや水に馴染み易いかとか色んな違いでラインテンションの掛かり具合がラインの素材特性の違いで変わります
どういう釣り方をしてるかによって使用に適したラインは変わってきます

私がしてる釣りのいくつかで例えると・・・

リトリーブ系JH単のアジングなど私が何故ティップの柔らかいロッドでやってるかと言うと他の釣りで使うフックより細軸のフックを使っていて更に口周辺も柔らかく上顎の1番硬い部分でもフックの軸の太さを調整するだけで弱いフッキングパワーでも充分貫通させるのが可能で渋い時程ゆったりとしたラインテンション操作に好反応な事が多く急激なルアーの挙動変化が必要な時でも軽量JHならティップが柔らかくても操作次第で急激なアクションが演出できテンションフリーでも充分ティップの柔らかいロッドでバイトがとれる
ティップの柔らかいロッドの方がラインやJHの選択を考えテクニックを磨けば低活性時に釣り易いと感じるからというのが理由です
ラインは着水後ワンアクションでの釣りが成立し易いのでフロロメインという感じです
他にも色々メリットがありますがね

逆に張りが強いロッドではスローな釣り方程より集中力が必要になり長時間やると疲れやすいのとアジが違和感を感じて吐き出すスピードが速くなり毎投釣り上げるという数釣りがし難くなる傾向になります
アジのサイズを考えJHやワームのサイズを合わせていって吐き出し難くするというやり方もありますがその為に多くの種類を釣り場に持ち込むのも面倒だったりしますしラインテンション操作で吐き出し難くさせる事が可能なのでその方が身軽な装備で釣りも出来て財布にも優しい・・・w
ただ吸い込みが良い状況ではそういうのも関係なく釣れる事もあるので釣れ易い場所や状況で釣ってるとロッド選択のシビアさが不必要に感じる事もありますが・・・w

アジングではラインテンション操作というのがかなり効果的な状況が多いのでそこを重視したロッドを選択するようにしていますがサイズが大きくなるほどフッキングパワーも上げていく必要があるので釣れるアベレージサイズによってロッドのパワーを強くしていくというのは前提です

バス釣りのクランキングやスピナーベイトやバイブ等では状況によりカーボンとグラスコンポジットを使い分けるんですがカーボンだとはじいてたバイトがグラス系だとはじき難くなったり障害物とのコンタクトの仕方にも変化が出ます
同じようにリトリーブしてるだけでもロッドの素材の違いでルアーの動きは変わりカーボンに比べてグラスコンポジットの方が障害物をなめるような動きになり易くなります
岩系などの硬い障害物にコンタクトした時のルアーの跳ね方も変わります
こういうのもティップの戻り易さの違いによるラインテンションの張り具合に違いが出るので結果そういう事が起こるようになります
シーバスやる時もグラス系とカーボン使い分けます
更にだるい系にしたい時の使用ラインはナイロンとなります

ラバージグやメリハリのはっきりしたアクションが効果的な釣りや状況では張りのあるびしっとしたロッドを基本的に使います
リフト&フォールのトントントンという感じの規則的なアクションのみで釣るときは張りのあるロッドの方がやり易くゆったりしたラインテンション操作が基本的に不要だと感じるからです
こういう釣りの場合は操作感重視でノリが悪いと感じる場合にティップが柔らかいロッドに変えていく感じですがティップが柔らかい程ラインテンションの強弱のメリハリを感じ難くなる為テクニックが必要となります

ルアーが重い程ラインテンションの伝わり方が分かり易く感じ軽い程分かり難くなりますのでラインテンション操作の練習をするには重めのルアーで初めて段々軽くしていくと覚えやすいと思います
慣れれば1g以下の JHでも色んな事が出来る様になります
アジングJH単では0.3gくらいや使用ワームによって0.1gも使うんですが適切なロッドを使ってれば飛距離も釣りに支障がない距離は飛ばせますしラインテンション操作も思うようにする事が可能です
使用するルアーの重さの違いでもラインテンションの掛かり具合が変化するので同じロッド操作でもアクションに違いが出ます
それを使い分けてバイトを誘発させ釣果を伸ばす釣り方をする為に使用ルアーの重さによる違いを認識する方がいいです

ラインテンションについて色々書きましたが細かく具体的に書くとかなりの文章量になってしまうのでこの辺にしときます
巻くだけで釣れる釣りも楽ですがちょっとラインテンションに興味を持って工夫すると釣れる魚がもっと増えるので興味ある方は試してみて下さい^^

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