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タックルの”感度”について …2

ご期待にお応えして(笑)


まずはロッドの感度の違いに関して、これはもうけっこうよく知られている内容だとは思いますが…(^^;;


ロッドで感度に最も関わる部分はティップ部。

このティップ部は大まかにソリッドとチューブラーの二つに大別されます。
ts9g958p3jn68icsi6p7_480_480-56cc0208.jpg
 左がSBR−74(チューブラー)、右がHSR−73(ソリッド)です

それぞれの特徴は、ソリッドが荷重変化を捉えるを得意とするのに対して、チューブラーが反響感度に優れるのはよく知られている所ですね。
※ここら辺に関してはD社さんのHP、スーパーメタルトップの項目に興味深いグラフが掲載されていますよ(^_-)

で、感度に関してですが、D社さんのデータを見ても振動の感知はやはりチューブラーに軍配が上がるようですね。

ただ興味深いのはソリッドの方が振動の持続時間が長い点!


振動の大きさはチューブラーだけど、短い。

ソリッドの方が振動は小さいが伝わってくる時間は長い…


まあ反響感度だけに関しても、一長一短があるってことですね(^^;;





と、ここまではいわゆる「反響感度」について簡単にまとめました。

「反響感度」に関しては各メーカーさんもかなりHP等で説明してるので、皆さんもよくご存知と思います。




 
ただ…






先ほども述べたように、感度には「反響感度」ともう一つ「荷重変化を捉える感度」があります。

これは小さな荷重では曲がりにくいチューブラーより、それでも曲がり易いソリッドに軍配が上がります。

ただしソリッドも柔らかすぎると逆に曲がり過ぎで、この変化がわかりづらくなります。

ですから、ある程度の張りが必要になるわけです。



さらにタックルの重量バランスがこの「荷重変化を捉える感度」に大きく影響してきます。

特にロッドを若干斜め上に向けて構え、フォール時のアタリを捉えるアジングではかなり重要です。

L字釣法などフォールを主体としたアジングでは下図のような構えとアクションが基本です。

f8ekx56bzfj979vi3afy-f5e35076.jpg

この際、竿先側が重かったりするとそれを支える力が必要です。

つまり、先重りだと、ロッドを握った手に力が入れ、上向きに支える力を加えないといけなくなるわけです。

そうすると軽量リグ(0.8g位…)の荷重の変化はわかりづらくなるのです。

例えば、100gの上向きに支える力を入れている中で1gの増減の変化がわかるか!?って話です。

もし上向きに支える力が100gでなくて10g程度だったら、そりゃあ100gの時よりわかり易いですよね(^_-)


だから、この荷重変化を捉える感度は、出来るだけ手元に重心が来ているタックルの方がよいと言えるのです。

さらにはタックルの総重量も出来るだけ軽い方がタックルを支える力がやはり少なくなるので、感度は上がると考えていいでしょう。

要するにソリッドティップで、しかも軽く、重量バランスのよいタックルが「荷重変化を捉える感度」がよいと言えるでしょう。


こう考えてくると、34のアジングロッドで言えば、HSRシリーズはどちらかというと反響感度」を重視したロッドで、PSRシリーズはHSRシリーズよりも「荷重変化を捉える感度」を重視したロッドといえるのではないでしょうか?

そして、上記のどちらがより釣れるロッド?っていう問もあると思います。

が、どうしても、どちら!と言い切れない部分があります。

ここの選択は自身が釣りをされているフィールドの特徴、釣り自体のスタイルの好み、この辺を考えあわせて選択して行くのがベターだと思います。



さて、次回は、重量バランスだけではない、タックルが影響する感度について書いてみようかと思います。


 
 
 
 
 
 
 
 

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