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バーブレスフック




 
バーブレスフック、皆さんは使ってますか?

自分はあまり使っていません。

それはなぜか?

やはりバーブ付きより掛かってからのバレが多いからです。

特にドラグを使わないパワーファイトを好むアングラーさんの場合、ガチで勝負すればフッキングした穴が広がってしまうため、ジャンプや反転をした時にはかなりの確立でバレやすくなってしまいます。

但し、シングルフックの場合で、アシストフックのようにケブラーで接続されているものはフックの自由度が違うので、固定されたトリプルフックよりバレは少ないと思いますが、でもやはりバーブがあると無しではバレる確立は変わります。

でもバーブレスにはメリットもあって、返しがないので針が貫通しやすい。つまり少しの力で奥まで刺さるため、今までフッキングに至らなかったショートバイトもフッキングまで持ち込めるケースもあるように感じます。(実際に検証したわけじゃないですけどね)

もう一つはネットに絡んだ時に外しやすい!これは大きなメリットですね。当社もこの理由で渓流用のミノーにはバーブレスのトレブルフックCultiva ST1.56BCを標準装備してます。(もちろん魚にもダメージは少ないです)

衣服や体に刺さった時でも容易に外せますし、手に刺さった時には痛いですが重傷にはなりにくい。

病院に行かなくても、自分で抜いて消毒すればOKという感じです。


肝心の魚に対しては、ということですが、ここは賛否両論。

バーブレスのほうが魚にダメージが少ないのは間違いないですが、バレの確立を考えるとそうとう躊躇します。

これは自分の本音です。

狙っているターゲットのサイズが小さく、数が釣れる時にはバーブを潰して使うことはありますが、当社も標準ではバーブ付きのまま販売をしているのも事実。

この辺はアングラーさんの考え方によって、いろいろスタンスが違うと思うのですが、バーブレスにも大きなメリットがあるので、何とかそのデメリット(バレやすさ)を飛躍的に改善できないかと模索しています。

先日も高知遠征で、フィッシングハヤシの上杉君とこのような会話をしていたのですが、バーブレスと言えば鮎の釣りが参考になると彼から助言を頂きました。

なるほど、確かに鮎釣りはバーブレスが当たり前。長い間、この条件で釣りを発展させてきた歴史があります。

ということで、先日購入した鮎の針を眺めながら、バーブレスでもバレの少ないフック形状を考察中。

フックは試作などイニシャルに膨大なコストがかかるため、そう簡単にテストモデルを作ることはできませんが、じっくり考えながらメリットだらけのバーブレスフックが作れたらと思っております。






 

 

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