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ロシア遠征その3



 

初日の最初に入ったポイントでトゥムニンのシーマ(サクラマス)を連続キャッチした我々グループ。

今回のツアーはシーマの入れ食いか!?と楽勝ムードが漂う中でしたが、実はこの最初の連続キャッチが5日間で一番良かった場面になろうとは誰も想像できませんでした。

しかし今までの海外遠征の経験から思い返すと、このようなことは意外と初めてではなく、初日が最も良かったということは何度かあったことです。

海外遠征というと、ほとんどの人がイージーな釣りを想像すると思います。

確かにそういう釣りやケースもあるのですが、やはり相手は自然。

必ず毎回ラッキーな目に合うとも限りませんし、今回のツアーなどは数よりもサイズ狙いということもあって、よほどの条件が重ならないとボッコボコという釣りは難しいのです。

狙っている魚が遡上魚であることも関係しますが、地球規模の天候不順も重なって、海外での釣りも皆さんが普段のフィールドでやっている状況分析をしっかりやらないと大きな成果は得られない時代でもあるのです。



80cmに迫るモンスターパパシーマ(大きくなるのはオス)を狙う中で、タイメン(イトウ)をはじめとする外道達もロシア遠征での魅力の一つ。

いろいろな魚達がお目見えし、我々アングラーを楽しませてくれます。




 

50cm〜60cmくらいのタイメンは、かなりの数が釣れました。

特に本流筋でヒットするタイメンは、道北の河口部や河川で釣れる同種のイトウとは比較にならないほどのパワーとスピードで我々をドキドキさせてくれましたね。

画像はありませんが、同行のメンバーが90cmのぶっ太いタイメンをキャッチ。断面が四角い形状のとんでもないプロポーションでした。

チーム内では本岡さんがグッドサイズのタイメンをキャッチ。







 

チームメイトの水口さんも数々のタイメンをキャッチ。

シーマ狙いの合間に、タイメンは適度にロッドを賑わせてくれました。



 
もうひとつの嬉しいゲストはこの魚。




 
カムチャッカ半島やオホーツク地方ではポピュラーな魚、ガリエツ(アークティクチャー)です。

北極イワナと呼ばれることもありますが、ロシアでマルマと呼ばれるドリーバーデンとは見分けがつきにくく、ガイドさんによっても仕分けが違ったりで、自分もはっきりどっちがどうというのは分かっていません(笑)

ではなぜ、この魚がガリエツかというと、ガイドさんが「ガリエツ」と言ったからです(笑)

画像では分かりにくいですが、体の横にはピンクの点がちりばめられとても奇麗です。


 


 


口の先端が鳥のクチバシのように尖っていて、とてもカッコいい魚。

自分にとっては嬉しい外道です。


あとは極東ロシアではポピュラーなハリウス。

グレーリングですね。


 


 
この魚は外道で釣れる魚ではなく、フライや小型ミノーで狙って釣らないとお目にかかれません。

マヅメ時になると倒木の後ろのたるみなどでライズをしており、ライトタックルで狙うと面白い魚。

水口さんもこんな感じで、ロッジの川岸からちょろっとやって釣ってました。

このハリウス、見かけによらず美味しい魚で、味は意外なことにハマチそっくり!

初めて食べた時は刺身でしたが、ビックリしたことを覚えております。



岸から狙うライトタックルでは小型のタイメンやヤマメが入れ食い状態。

トビケラやカゲロウなどの昆虫も凄い数で、こういうところからも自然の豊かさを感じるわけですが、蚊も凄い(笑)

防虫対策は必須のロシア釣行でございました。



さて、続くその4ではサクラマスの画像集をタップリお送りしたいと思います。




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