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チャリティーオークション


いよいよ北陸フィッシングショー2011まで1週間と迫ってきました。

このfimoや、Twitter、facebookでの呼びかけで、多くの人が関心を持ち、またご協力頂けるということで、毎日いろいろな方から連絡を頂いています。

今回の北陸フィッシングショーは当初予定した内容を一部変更し「災害復興支援プロジェクト」と題し、被災された方々の少しでもお役に立つことができればと準備を進めておりますが、その一つにチャリティーオークションの開催を予定しております。

当初の計画ではメインステージで有名アングラーさんのトークショーを予定していたのですが、今回はそれを変更しトークショー出演者の皆さんには義援金の呼びかけ、またはオークションへの出品を依頼しております。

今のところですが、以下の皆さんにご協力頂くことになっています。(敬称略)

井上友樹
ヒデはやし
宮澤幸則
村岡昌憲
レッド中村
(そのほか児島玲子さんを含め調整中です)


ワンオフの非売品や私物を出品して頂き、売上金は全額、義援金として回収させて頂きます。(今回の義援金は北國新聞社を通じ石川県から被災地の行政機関に送る予定です)

ステージには「釣女まーぼう」でご存知の松本昌子さんに登壇して頂き、フィッシングショーの開催時間中は司会進行としてお手伝いを頂きます。

そしてなんと!助っ人として鈴木斉君が会場に来てくれることになりました!義援金の呼びかけはもちろん、オークションにもかなり凄いアイテムを持って来てくれるようですので、ファンの方は必見です。


fimoのブログで「ウェーダーを被災地に」と活動しているオガケンともジョイントして、北陸フィッシングショーの会場で専用スペースを設けることになりました。水漏れのない長靴、ウェーダー、レインウェア(中古でもOK)を会場に持ち込んでください。会場で回収します。もちろんオガケンも会場に駆けつけてくれます。

事前に郵送できる方は以下まで送付頂けると回収の手間が省け助かります。

〒563-0028
大阪府池田市渋谷1-3-24-A101
有限会社エクストリーム
072-753-7110
備考欄に「ウェーダー」「長靴」「レインウェア」等を明記してください

北陸フィッシングショーでは、60を超える全国の釣具メーカーさんが一同に集まり、最新の釣具をブース内で展示します。入場無料のイベントが開催できるのも、こうやって応援してくれるメーカーさんあってのものですので、来場された皆さんはしっかりと各ブースを見て頂きたいと思います。



それともひとつ、一昨日のブログでご紹介した「宮城 ソルトルアー キャプチャー」の管理者である宮城県の岩間さんより現地の支援グループが立ち上がったとご連絡があったのでご紹介します。

■三陸 海を救う会
http://salt-lure.com/save_sanriku.html

三陸の地元復興を地元の人々が支援する団体で、今まで釣りでお世話になった漁業、水産関係者など沿岸部復興のために活動されるそうです。詳細はサイトをご確認ください。



さて、救援物資の件です。

福島市のYEGメンバー、阿部さんと昨夜電話で話しをすることができました。

福島市に関しては、相変わらず救援物資が行き渡らず、何から手をつけたら良いのか・・・という現状です。

とりあえずの食べ物はある、ということですが、やはりカップラーメンなどはお湯を十分に沸かせないので、厳しいとのことです。

今、メンバーの皆さんで手分けをして、散らばった避難所に出向き情報を集めて頂いているところでして、明日くらいには具体的なリクエストが上がってくると思われます。

今のところ、暫定的ではありますが、女性用の下着や靴下などが不足しているとお聞きしています。釣り関係の方々は男性が多いので集めにくいものだと思いますが、ご家族の方でご協力して頂ける方がいらっしゃれば、今のうちに相談をしておいて頂けるとありがたいです。


救援物資の情報を集めることに関しては、各避難所での生活があまりに悲惨で、情報を集めるにしても、「どうやって声をかけたらいいか分からない」というのが現状のようです。おそらく、自分たちが想像している以上に現場の状況は良くないと思われます。

放射能の汚染情報が明確に伝わらず、避難している人もどうして良いか分からない、という現実もあるようですが、特に高齢者の方は福島を離れたくないという思いが強く、避難所の移動にしても難しいところがあるようです。

避難したくてもできない、もしくは福島に残りたいという方もいるとなると、被災地で支援する人もサポートが非常に難しいと思います。特に、相手が目に見えない放射能となると、「実感がわかない」というのが最大の難関・・・

自分の限られた知識ではありますが、我々が浴びる放射能の影響は単純に言うと、その受ける総量によります。マスコミでよく聞かれるレントゲンの例えがありますが、レントゲンは短時間であるため影響が少ないのです。

レントゲン技師の人は装備や仕事時間の管理を、法律に基づいた基準(研究されてきた結果)の中で作業をしているので、問題ないのですが、原発に近いところにいる人は放射能を浴びる時間が長いことに問題があるのです。

枝野さんが「ただちに健康に影響がない」というのは、おそらくそう言うことで、長い時間その場所にいれば受ける放射線の量が蓄積され、影響がでると自分では認識してます。

人間には放射性物質が体に入った時に抵抗する治癒能力を持っているし、服装や洗浄である程度防御できることも研究者のデータから公開もされているので、福島に行ったからといってどうにかなるということではないのです。

その場所に長くいることが問題なのです。

もちろんこれは、福島原発の放射能漏れがこれ以上悪化しないという条件のもとでの話しですが、放射能の量をガイガーカウンターでしっかり計り、服装や洗浄に気を配れば、福島に行ったからガンや病気になるということじゃない、ということを分かって頂きたいのです。

それを証明するわけではないのですが、自分が現地に救援物資を運ぶことで、放射能に関する正しい考え方というのを伝えられたらと思っています。


明日は救援物資に関する暫定的な品目と、北陸フィッシングショーの救援物資を回収するボランティアスタッフの募集、福島に行くトラックを貸してくれる人、一緒に福島に行ってくれる人など、募集に関する詳細をお知らせしたいと思います。

ガイガーカウンターが軒並み売り切れなので、お持ちの方で3日ほど貸してくれる人がいたらメッセージください。



北陸フィッシングショー 実行委員長
北出 弘紀

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