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▼ 海が楽しい
- ジャンル:釣行記
 
	やっぱり磯は楽しい。
	夜中に入って準備もせずに、星空を眺めながらいろんな事を思う。
	釣りにおける自由ってなんだろう
	気が付けば星の数は減り、東の空には命の灯火の気配。
	やがて、紫がかった空になり、ライトを頼りにゆっくりとガイドにラインを通す。
	数年前までは、毎週のようにこの磯に通い、たくさんの事を教わった。
	もちろん今でも、磯のヒラスズキは大好きな釣りの一つ。
	磯の素晴らしさは、全ての選択肢が自分にある事。
	そして、偉大なる自然のみが、判断の基準となる。
	成熟した物質文明社会で暮らすと、いつの間にかたくさんの事を忘れていってしまう。
	その失った何かを、磯はあっという間に思い出させてくれるのである。
	もちろん全てを思い出すのではない。
	なぜならば、失ったものの全てを知っている訳ではないから。
	夜が明け、ライトを必要としない時間になってから、エスケープエリアを出る。
	サラシが薄いことは、来る前から判っていた事。
	でも、サラシが無くてもヒラは居るのである。
	むしろ、これぐらいのほうが、私は釣りがしやすくて好き。
	何時だったか、「丁寧にやれば出るよ♪」と教えてくれたあの人の言葉が、自然に自分の口からも出る。
	寄せ波、引き波のリズムと、食わせのピンを合わせて行く作業。
	漠然と大サラシにルアーを投げる釣りとは、明らかに違うと思っている。
		やがて一つの答え。
	決して大きい訳でもない。
	大量に釣れる訳でもない。
	それでも手の中で至極の光りを放つヒラスズキ。
	それは、その命を戴く事を前提に、私がこの釣りをするからかも知れない。
	夜明けと共に始まった命の営みに溢れた喧騒は、20分もすれば静かな海へと戻る。
	その間に何匹かのヒラを掛けたが、全てがフックオフ。
	ルアーを色々と試していたから、掛けた後に気が入ってなかったかな?
	それとも「今日は一匹で十分だ」と言う気持ちが、ラインを通じて海に広がったのかも知れない。
	同行者も1本を手に入れた所で、ロッドをたたんで帰路に着く。
	私にとってのヒラスズキ先生である仲間が言う、「大人の遊びはセルフレスキューが基本」という言葉。
	本当に良い言葉。
	長く続くゴロタをゆっくりと歩いて、たまに海に刺す鳥を眺めた。
- 2011年4月4日
 - コメント(9)
 
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ヒラスズキ・・・憧れますねぇ(ーー゛)
でも
手を出してしまったら最後
もう真っ当な社会生活には戻れなくなりそうな気がして
怖さのあまり踏み込めません(苦笑)
MAR