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▼ 2013 湘南シーバス祭り2
- ジャンル:釣行記
その1はこちら
今回の大会参加は、湘南の仲間からのメールで始まった。
「工藤さん、湘南の大会、出ないの?」
で、やり取りをして、一緒に参加する事となった。
ちょうどスケジュールも空いていたという事もあるし、数年前に手を付けてから放置していた三浦半島が、競技エリアに入っていることも後押しをした。
この時点で参加者100名募集中、すでに90数名が埋まっていたことも在り、その仲間と同時に即エントリー。
年末によく見る「期間限定!残りあとわずか!」という広告、やっぱり効果があるんだな・・・と(爆)
それからの1ヶ月ほどは、取材も仕事も家族の用事も目白押しで・・・
とにかく一週間前までは、さすが秋だなぁ・・・という余裕のない日々を過ごす。
ただ、ちょっとした切欠で、大会のことが頭の中をよぎる。
子供が靴をはくのを待っている時。
踏み切りや信号待ち。
休憩中に空を見上げた時。
そして11月最後の日曜日を近所の釣り堀で過ごしている途中から、100%頭の中が湘南シーバス祭りへと切り変わった。
さぁ、どうすっかな。。。
せっかくの競技なので、本当はプラからしっかりと組み立てたかった気持ちもあるが、こうなるとどう考えても「ぶっつけ本番」と言う事実は見えてきていて、「苦手な湘南で大会に出る」というプレッシャーだけが日々迫ってきていた。
2日前に自分の経験とパートナーのそれとを摩り合せる為の電話をして、幾つかのパターンを決める。
西から
・伊豆のマル・・・・・・・・・・◎
・伊豆のヒラスズキ・・・・・・○
・西湘サーフ・・・・・・・・・・×
・湘南河川・・・・・・・・・・・×
・三浦のウェーディング・・・・◎
・三浦の磯マル・・・・・・・・△
この中から、自分達の釣りをできるエリアとスポットを探す。
真っ先に捨てたのが、西湘~湘南エリアのサーフ及び河川。
状況が良いとか悪いとかではなく、100人以上のアングラーが参加する時点で、受付から近いこのエリアで勝負をする気が無い。
三浦の磯マルも同じことが言える。
この潮周りはまだ少し早いかもしれないが、十分に狙いにいけるタイミング。
ただ、立ちたい場所へ行って先行者がいた場合、次は「あそこなら立てるかも?」で動くことになり、「釣れるポイントへ行く」から「釣りが出来る場所へ行く」に目的が変わる。
それで勝てるとは思えないし、何よりも「人との勝負」よりも「自然に挑む」のが自分の釣り。
そう考えると、入れる磯の数が多くリミットメイクだけを考えるなら、伊豆のヒラスズキは在りなのだが・・・
タイムマネジメントで朝マズメに絡められない事とサイズは運になるので外す。
3本の合計の大会で想定スコアを190cmにしたなら、そっちに行ったかもしれないが・・・
結局消去法で、もっとも想定スコアに近いのは、三浦のウェーディングか伊豆のマルスズキとなった。
と言ってもプラ無しなので、現状の確信的な要素ではない。
ただ、伊豆のマルは、小場所をランガンすることになるので、2人の釣りには向かないし、何よりも朝に帰ってこれる自信が無い。
下田まで行ったら絶対に「朝マズメのヒラ」が気になるのは判っていて、たぶん帰ってこれなくなるw
しかもトーナメントタイムは18時からなので、行くのも一苦労。
結果、2人で選んだのは、三浦半島のディープウェーディングとなった。
え?
三浦でディープウェーディングするポイントなんてあったっけ?
と、思われる方も多いかも知れないが、数年前に開拓したのはまさにこの釣りだった。
実は湘南から城ヶ島にかけて、数箇所のウェーディングポイントがある。
私の昔のブログにも、その頃のことが克明に記録されている。
とにかく湘南が苦手で、なんとかならないか?と思って、出した答えが「東京湾のウェーディングと同じ、自分の釣りが出来る場所」を探すことだった。
誰もが見落とすシャローの中にある、僅かな変化を歩いて探していく釣り。
ただ、数年前の結果は「微妙・・・」というものだった。
釣れるには釣れたけど、耳にするほかの場所(相模川や三浦の磯)には及ばない程度。
開拓中に、一度も他のアングラーと会わなかったのは、やっぱりダメなのをみんなが知っているからなのだろうか・・・
「何か理由があれば、絶対に成立するはず」と思って入っていたが、その後は忙しくなり足が遠のいて「またいつかやれたらいいな」となっていた。
そんな話をパートナーとする。
エリアとスポットを明確に分け、自分が開拓した時の話と、彼が過去にやって来た釣りを摩り合せる。
そして彼は、「いや、そのスポットで合ってますよ。みんなが知らないだけで、上手く行けば80後半を揃える釣り。ただ、その釣りが今日なのか明日なのかは判りませんがw」と言った。
色々と話を詰める。
どうも私のやった場所はピンで少しズレが在ったようだが、十分に可能性のあるスポットらしい。
ただ、水位が高い時間に良い釣りができる「ポイントの特性」というのもあり、18時スタートで20時ポイント着だと、かなりギリギリかもと・・・
でもその場合は、少し歩いて移動して、下げがらみの釣りもあると・・・
どうやら私は、潮位が高い時間にその下げのポイントをやっていたみたい。
2人で決めた。
そこで勝負。
何よりも、他のアングラーとの取り合いに成らないのと、潮位変動に合わせてのバリエーションがありそう。
最悪、バックアッププランは三浦の磯。
後は当日の風向き次第。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
- 2013年12月6日
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