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▼ スーパーカブでレース
- ジャンル:日記/一般
久しぶりにモータースポーツネタです。
毎度ながら突然にやってきます。
今回は4輪ではなくバイク。
6月に開催される、カブカップ3時間耐久レースに出ることになりました。
スーパーカブ、知ってますか?
バイクに詳しい人は、「なかなか奥深いジャンルだよね」と思うでしょうし、バイクは知らんという人は「新聞屋が乗ってるやつでしょ」と思うでしょうし、ガキの頃から悪さしている奴は、「交番のCD90は2ケツのチャンプより速いよね!」と思うでしょう。
えぇ、そのカブです。
ホンダが誇る、世界で一番売れたバイクであり、超絶な耐久性からそば屋と寿司屋と新聞屋がこぞって採用するそのカブで、3時間もサーキットをクルクル回って順位を競うという酔狂なレースにお誘い頂きました。
私は17から30歳までミニバイクレースを中心に、とりあえず乗れる機会があるレースに片っ端から参加していました。
ちなみに引退した年のチャンピオンは森安さん。
ハンドメイドクランクのモリ研スピードバイトの森安さんです。
他にも、バストーナメントの千葉ローカルで勝ちまくっている池田君なんかも、昔同じレースに出ていました。
実は多い、釣り業界のもとバイク乗りw
引退後はスポット的に、エビスサーキットの4輪耐久(シビック)とか新東京のレンタルカート耐久に参加しました。
2輪の選手権は引退しましたがやはりモータースポーツは好きなので、ドライバーとしてオファーを戴けたときには喜んで乗らせて頂きました。
4輪はハイエースしか乗れないのに、オファーを掛けてくるチームの精神を疑いますw
(でも、ハイエース全日本選手権があれば、結構いける自信はあります!ぜひその際にはオファーください!)
ちなみにスポット参加のレースの成績は、レンタルカートは一回優勝、シビックで出た耐久シリーズはクラス4位?(忘れた)か、なんかが最高位です。
まぁ今更私のモータースポーツ遍歴なんぞどうでも良いかと思いますが、選手権引退後のモータースポーツ参戦に関し、ひとつだけ避けていたものが在ります。
それは2輪のレースでした。
何度か話しは出たのですが、都度お断りしてきました。
理由は、やっぱり青年期の全ての金と時間を費やしてきたレースに、今更遊びで出ても楽しめるだろうか・・・という思いがあり、自分の中のレースの楽しみ方は「勝つために全てをフォーカスするから面白い」という強い思いがありました。
だから一年を通して戦う選手権が、自分にとって本気のレースだったのです。
結婚し、子供も出来た身としては、お金と時間を投入してこそ意味のあるレース(競技)は、やはり敷居が高い位置にありました。
今更ねぇ・・・と。
あ、でも、そうでは無い考えで選手権に参加するライダーも沢山いますし、そういう人たちへどうこう言うつもりはありません。
ただ、開発ライダーという立場では、やはり勝つためには最大限の努力をする義務も有るし、それを自ら選んで進んでいたという事です。
そして、そういう道を選んだ人たちは、はたからみりゃぁ辛そうなことをやっているように見えても、それを最大限に楽しんで競技に没頭していきます。
「短絡的、または偶然で手に入る楽しい」ではなく、「長く暗いトンネルを抜けた時に見える景色の美しさ」のような物を知ると、どうしてもエンジョイレースという気持ちは持てませんでした。
そして、選手権のトップクラスは、間違いなく「その世界に没頭した人たち」しか残らなかったです。
私は頑張っている!とか、誰よりも情熱がある!と自ら騒ぐ人もいますが、たいがいそういう人たちはすぐに居なくなっていきます(笑)
本当に頑張っている人たちは、自分の事を頑張っているとは言いません。
一番にならない限りは、「まだ努力が足りない」と言うと思います。
あれ?
釣りのテスターでも・・・まぁいいやw
とてもシビアな結果の世界に居たからこそ、沢山の勉強をさせて戴き、その後の仕事や釣りでの開発業務にはとても役立っています。
ひとつの事を愚直にやる大切さと言うか、いくら偉そうなことを言っていても行動が伴わない人や、人を落として自分を上げていく事の先にある破たん、最後に結果を残す人たちの決定的な共通点なんかも見てきました。
そういう本気でやってきた事ゆえに、「バイクはもういいや」と思っていました。
それがここ数年、フェイスブックで昔のレース仲間たちとポツポツ繋がっているうちに、いがいとリターンライダーが居るんだなぁ・・・と気が付きました。
というか、まだ現役も何人か(汗)
みんなすごいなぁ・・・と感心していたところ、昔もっとも私が勝てなかった大先輩のライダーが、リターンでチョイチョイ選手権に出て優勝したりチャンピオンを取っていました。
相変わらず化け物級に凄い人だなぁ・・・と思っていたら、なんか今度はカブの耐久レースに出てみたりと、とても楽しそうにしているのです。
で、コメントで、「へぇ~カブですか、良いですね♪」と入れたら、そのまま「工藤も出るかw」なんて事になり、あれこれと準備する事や現状を聞きに、古巣の秋ヶ瀬サーキットでお会いすることになりました。
で、先日行ってきたのです。
「小城さんお久しぶりです!」と声を掛けると、おぉ~変わってねぇなぁ~体重以外は・・・と相変わらず。
私にとっての小城さんは、ただ勝てなかったライダーと言うだけではなく、私がその後にメーカーのライダーとなれるためのステップを一番最初に作ってくれた恩人でもあるのです。
だから、失礼なことは絶対にできないし、ちゃんと話をしようと思っていました。
今更、目を吊り上げる選手権なら断るつもりでしたが、一緒に参加されているお仲間さんたちも皆さん楽しみながらやれている様で良い雰囲気です。
しかも私がレース業界でパーツの営業をしていた頃の競合他社さんの営業と言う事が判明。その場でBSのN氏に電話を掛けさせられ「おまえまた乗るのか?」という懐かしいお話もさせて戴き、あぁ本当に一生懸命誠実にやっていて良かったなぁ・・・と実感しました。
いい加減な事をして逃げだす人も多い業種ですのでw
という流れで、あれよあれよと話は進み、気がついたら出る気になってました(笑)
とりあえず今度一緒に富士スピードウェイカートコースで合同練習という事で。
さすがに2輪はぶっつけ本番では危ないので、レースをやるサーキットへ行って練習し、「レーススピードで安全に走れるか」の確認をし、問題なければぜひ参加♪という事になりました。
ただ、一つ問題もありまして・・・
お腹が引っかかって、ツナギのチャックが上がりません(涙)
50kg台で作ったんだから当たり前だよね。
命がけで痩せるか、作り直すか、はたまたほかの手を考えるか。。。
つづく
毎度ながら突然にやってきます。
今回は4輪ではなくバイク。
6月に開催される、カブカップ3時間耐久レースに出ることになりました。
スーパーカブ、知ってますか?
バイクに詳しい人は、「なかなか奥深いジャンルだよね」と思うでしょうし、バイクは知らんという人は「新聞屋が乗ってるやつでしょ」と思うでしょうし、ガキの頃から悪さしている奴は、「交番のCD90は2ケツのチャンプより速いよね!」と思うでしょう。
えぇ、そのカブです。
ホンダが誇る、世界で一番売れたバイクであり、超絶な耐久性からそば屋と寿司屋と新聞屋がこぞって採用するそのカブで、3時間もサーキットをクルクル回って順位を競うという酔狂なレースにお誘い頂きました。
私は17から30歳までミニバイクレースを中心に、とりあえず乗れる機会があるレースに片っ端から参加していました。
ちなみに引退した年のチャンピオンは森安さん。
ハンドメイドクランクのモリ研スピードバイトの森安さんです。
他にも、バストーナメントの千葉ローカルで勝ちまくっている池田君なんかも、昔同じレースに出ていました。
実は多い、釣り業界のもとバイク乗りw
引退後はスポット的に、エビスサーキットの4輪耐久(シビック)とか新東京のレンタルカート耐久に参加しました。
2輪の選手権は引退しましたがやはりモータースポーツは好きなので、ドライバーとしてオファーを戴けたときには喜んで乗らせて頂きました。
4輪はハイエースしか乗れないのに、オファーを掛けてくるチームの精神を疑いますw
(でも、ハイエース全日本選手権があれば、結構いける自信はあります!ぜひその際にはオファーください!)
ちなみにスポット参加のレースの成績は、レンタルカートは一回優勝、シビックで出た耐久シリーズはクラス4位?(忘れた)か、なんかが最高位です。
まぁ今更私のモータースポーツ遍歴なんぞどうでも良いかと思いますが、選手権引退後のモータースポーツ参戦に関し、ひとつだけ避けていたものが在ります。
それは2輪のレースでした。
何度か話しは出たのですが、都度お断りしてきました。
理由は、やっぱり青年期の全ての金と時間を費やしてきたレースに、今更遊びで出ても楽しめるだろうか・・・という思いがあり、自分の中のレースの楽しみ方は「勝つために全てをフォーカスするから面白い」という強い思いがありました。
だから一年を通して戦う選手権が、自分にとって本気のレースだったのです。
結婚し、子供も出来た身としては、お金と時間を投入してこそ意味のあるレース(競技)は、やはり敷居が高い位置にありました。
今更ねぇ・・・と。
あ、でも、そうでは無い考えで選手権に参加するライダーも沢山いますし、そういう人たちへどうこう言うつもりはありません。
ただ、開発ライダーという立場では、やはり勝つためには最大限の努力をする義務も有るし、それを自ら選んで進んでいたという事です。
そして、そういう道を選んだ人たちは、はたからみりゃぁ辛そうなことをやっているように見えても、それを最大限に楽しんで競技に没頭していきます。
「短絡的、または偶然で手に入る楽しい」ではなく、「長く暗いトンネルを抜けた時に見える景色の美しさ」のような物を知ると、どうしてもエンジョイレースという気持ちは持てませんでした。
そして、選手権のトップクラスは、間違いなく「その世界に没頭した人たち」しか残らなかったです。
私は頑張っている!とか、誰よりも情熱がある!と自ら騒ぐ人もいますが、たいがいそういう人たちはすぐに居なくなっていきます(笑)
本当に頑張っている人たちは、自分の事を頑張っているとは言いません。
一番にならない限りは、「まだ努力が足りない」と言うと思います。
あれ?
釣りのテスターでも・・・まぁいいやw
とてもシビアな結果の世界に居たからこそ、沢山の勉強をさせて戴き、その後の仕事や釣りでの開発業務にはとても役立っています。
ひとつの事を愚直にやる大切さと言うか、いくら偉そうなことを言っていても行動が伴わない人や、人を落として自分を上げていく事の先にある破たん、最後に結果を残す人たちの決定的な共通点なんかも見てきました。
そういう本気でやってきた事ゆえに、「バイクはもういいや」と思っていました。
それがここ数年、フェイスブックで昔のレース仲間たちとポツポツ繋がっているうちに、いがいとリターンライダーが居るんだなぁ・・・と気が付きました。
というか、まだ現役も何人か(汗)
みんなすごいなぁ・・・と感心していたところ、昔もっとも私が勝てなかった大先輩のライダーが、リターンでチョイチョイ選手権に出て優勝したりチャンピオンを取っていました。
相変わらず化け物級に凄い人だなぁ・・・と思っていたら、なんか今度はカブの耐久レースに出てみたりと、とても楽しそうにしているのです。
で、コメントで、「へぇ~カブですか、良いですね♪」と入れたら、そのまま「工藤も出るかw」なんて事になり、あれこれと準備する事や現状を聞きに、古巣の秋ヶ瀬サーキットでお会いすることになりました。
で、先日行ってきたのです。
「小城さんお久しぶりです!」と声を掛けると、おぉ~変わってねぇなぁ~体重以外は・・・と相変わらず。
私にとっての小城さんは、ただ勝てなかったライダーと言うだけではなく、私がその後にメーカーのライダーとなれるためのステップを一番最初に作ってくれた恩人でもあるのです。
だから、失礼なことは絶対にできないし、ちゃんと話をしようと思っていました。
今更、目を吊り上げる選手権なら断るつもりでしたが、一緒に参加されているお仲間さんたちも皆さん楽しみながらやれている様で良い雰囲気です。
しかも私がレース業界でパーツの営業をしていた頃の競合他社さんの営業と言う事が判明。その場でBSのN氏に電話を掛けさせられ「おまえまた乗るのか?」という懐かしいお話もさせて戴き、あぁ本当に一生懸命誠実にやっていて良かったなぁ・・・と実感しました。
いい加減な事をして逃げだす人も多い業種ですのでw
という流れで、あれよあれよと話は進み、気がついたら出る気になってました(笑)
とりあえず今度一緒に富士スピードウェイカートコースで合同練習という事で。
さすがに2輪はぶっつけ本番では危ないので、レースをやるサーキットへ行って練習し、「レーススピードで安全に走れるか」の確認をし、問題なければぜひ参加♪という事になりました。
ただ、一つ問題もありまして・・・
お腹が引っかかって、ツナギのチャックが上がりません(涙)
50kg台で作ったんだから当たり前だよね。
命がけで痩せるか、作り直すか、はたまたほかの手を考えるか。。。
つづく
- 2021年4月20日
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