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▼ 湿原河川への挑戦③
- ジャンル:釣行記
- (北海道)
反省会が終わり、宿泊施設に戻る。
ベッドに入り目を閉じるとフックアウトした魚影がちらつく。
明日の攻め方、ルアーを考える。
悔しさからか、なかなか寝付けない。
気づくと睡眠時間は2時間程度しか取れない状態。
これがイトウの魔力なのかと思い強制的に睡眠をとる。
翌朝、日の出前に昨日とは別のメジャーポイントである河川へ向かう。
昨日とは違い白銀の世界。気温は前日より高いので期待もあった。

ぬかるむ足元、川幅も昨日より広い。だが河川のポイントになるであろう場所には氷が張っている。
昨日明確な反応があったスプーンを最初に手にとり、この日はPEラインで挑む。やはり慣れているのか感度が伝わりやすい。
RIPLOUTが風を切る音とともにキャストを始めた。対岸を責めようとするも氷が邪魔する。
そして驚く事に対岸にも人が入り始めた。私の地元では到底考えられない状況。
雪の塊もゆっくりと川を流れルアーを邪魔する。
昨日より多くの倒木もある。
目指すポイントにキャストが決まったとき、また昨日と同じような「グン!!」という当たりが伝わる。全力でフッキングをするもまた間に合わない。
ルアーがいつも通りの泳ぎをして手元に帰ってくる。
チラッとガイドの仲間の顔をみると無言でうなずく。
あきらめずにキャストを続けながら川を歩く。
アメマスは果敢にルアーに挑んでくるがイトウではない。
とあるポイントについた。
足場が高く木々が邪魔をする。
とりあえず何か出るような気はしていた。
草をかき分け、足元を確認しルアー選択をする。
川の流れ、よどみ、川の深さを判断し、今回はルドラを選択する。
珍しく氷と雪の塊を避けキャストが決まった。
慎重に巻きながら川を見るとナイスサイズのアメマスが3匹チェイスしてることが確認できた。
その時川底にもやっとした塊が見えた。
「雪の塊か?あれ、あそこに丸太あったか?」
次の瞬間言葉を失った。
川底に見えていたものが急浮上した。まるで潜水艦のようにぐわっと波紋が広がる。
見えたものも大きさに声が出なくなり手が震えた。
巨大なイトウの姿だったのだ。
しかもミノーをチラッと見て浮上をやめて川底に戻っていった姿があまりにも大きすぎて固まる。
13センチミノーがとてつもなく小さく見えた。
仲間がすぐさま駆けつけるもあまりの大きさに私は身動きができなかった。
残像のように広がる波紋を見ながらなにもできずに立ち尽くす。
「メーターサイズなんてそんな簡単に見れるわけないじゃん」とビールを飲みほしていた自分が情けない。本当に丸太と表現にふさわしいサイズだった。
80センチのトラウトを目の前で見たことはあったがはるかにそれの上を行く魚体。
もう無力さしか残らなかった。
一気に目も心も奪われてしまい、しばらくその場にしゃがみ込む。
そして、あっという間に夕暮れを迎え、完全敗北となった。
肩を落としながら林道を歩くがなぜか少しわくわくしていた。

帰りは高速道路が通行止めになったり、吹雪でホワイトアウトするような悪条件だったが頭にはあの魚体がまだぐるぐる回る。
湿原河川には夢が詰まっている。そして確実にメーターサイズはいる。
それだけでも収穫だった。モチベーションも上がる。
自宅についても湿原河川の気温が気になる。
何をしても頭はあの魚でいっぱい。
リベンジするしかない。
通わずして獲れる魚ではない。
年内状況を見て再チャレンジを決行しようと決断。
湿原河川の気温と氷と雪との闘いである。
イトウ釣り。
トラウトをターゲットにしてるのならば一度は狙うべき。
そこには雄大な自然という試練とモンスター級の素晴らしい魚体がまっているから。
私の湿原河川への挑戦は始まったばかり。
そして必ずこの手にイトウを・・・・。

ベッドに入り目を閉じるとフックアウトした魚影がちらつく。
明日の攻め方、ルアーを考える。
悔しさからか、なかなか寝付けない。
気づくと睡眠時間は2時間程度しか取れない状態。
これがイトウの魔力なのかと思い強制的に睡眠をとる。
翌朝、日の出前に昨日とは別のメジャーポイントである河川へ向かう。
昨日とは違い白銀の世界。気温は前日より高いので期待もあった。

ぬかるむ足元、川幅も昨日より広い。だが河川のポイントになるであろう場所には氷が張っている。
昨日明確な反応があったスプーンを最初に手にとり、この日はPEラインで挑む。やはり慣れているのか感度が伝わりやすい。
RIPLOUTが風を切る音とともにキャストを始めた。対岸を責めようとするも氷が邪魔する。
そして驚く事に対岸にも人が入り始めた。私の地元では到底考えられない状況。
雪の塊もゆっくりと川を流れルアーを邪魔する。
昨日より多くの倒木もある。
目指すポイントにキャストが決まったとき、また昨日と同じような「グン!!」という当たりが伝わる。全力でフッキングをするもまた間に合わない。
ルアーがいつも通りの泳ぎをして手元に帰ってくる。
チラッとガイドの仲間の顔をみると無言でうなずく。
あきらめずにキャストを続けながら川を歩く。
アメマスは果敢にルアーに挑んでくるがイトウではない。
とあるポイントについた。
足場が高く木々が邪魔をする。
とりあえず何か出るような気はしていた。
草をかき分け、足元を確認しルアー選択をする。
川の流れ、よどみ、川の深さを判断し、今回はルドラを選択する。
珍しく氷と雪の塊を避けキャストが決まった。
慎重に巻きながら川を見るとナイスサイズのアメマスが3匹チェイスしてることが確認できた。
その時川底にもやっとした塊が見えた。
「雪の塊か?あれ、あそこに丸太あったか?」
次の瞬間言葉を失った。
川底に見えていたものが急浮上した。まるで潜水艦のようにぐわっと波紋が広がる。
見えたものも大きさに声が出なくなり手が震えた。
巨大なイトウの姿だったのだ。
しかもミノーをチラッと見て浮上をやめて川底に戻っていった姿があまりにも大きすぎて固まる。
13センチミノーがとてつもなく小さく見えた。
仲間がすぐさま駆けつけるもあまりの大きさに私は身動きができなかった。
残像のように広がる波紋を見ながらなにもできずに立ち尽くす。
「メーターサイズなんてそんな簡単に見れるわけないじゃん」とビールを飲みほしていた自分が情けない。本当に丸太と表現にふさわしいサイズだった。
80センチのトラウトを目の前で見たことはあったがはるかにそれの上を行く魚体。
もう無力さしか残らなかった。
一気に目も心も奪われてしまい、しばらくその場にしゃがみ込む。
そして、あっという間に夕暮れを迎え、完全敗北となった。
肩を落としながら林道を歩くがなぜか少しわくわくしていた。

帰りは高速道路が通行止めになったり、吹雪でホワイトアウトするような悪条件だったが頭にはあの魚体がまだぐるぐる回る。
湿原河川には夢が詰まっている。そして確実にメーターサイズはいる。
それだけでも収穫だった。モチベーションも上がる。
自宅についても湿原河川の気温が気になる。
何をしても頭はあの魚でいっぱい。
リベンジするしかない。
通わずして獲れる魚ではない。
年内状況を見て再チャレンジを決行しようと決断。
湿原河川の気温と氷と雪との闘いである。
イトウ釣り。
トラウトをターゲットにしてるのならば一度は狙うべき。
そこには雄大な自然という試練とモンスター級の素晴らしい魚体がまっているから。
私の湿原河川への挑戦は始まったばかり。
そして必ずこの手にイトウを・・・・。

- 2017年11月30日
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