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ロッドで変わるアキュラシーについて考えてみた

なんか酔った勢いで、適当に書いた科学的wな話ではあまりにアレなので、ちょっと真面目にロッドで変わるアキュラシーについて考えてみました。



丁度、夏に向けてロッドを1本新調しようとして、とある所wに問い合わせをしていたのですが、その返信ですっかり忘れていた話も思い出しましたので(笑)。



アキュラシー……キャスト精度ですが、前後についてはサミングなりフェザリングなりして調整すれば良いので除外するとして、左右の精度についてがポイントになる訳ですが、ルアーをなるべく真っ直ぐ投げる為には手で投げるのが1番精度が出るでしょう。

これは確かFCLLABOのHPに書いていた記憶があるのですが、基本的にロッドは手の延長線と考える事が出来ますので、1番短いのが1番精度が出る訳でして、転じて「今より精度を出したい」と思うならば、今使っているロッドより短いロッドを使えば良い訳です。



あ、これも書いてあったかと思いますが、自分の腕の悪さが良くなる訳じゃないです(笑)。



そういえば昔はストラックアウトをプロ野球選手がやる番組がよくTVで流れていた記憶がありますが、プロの投手が18m位先の的を正確に射抜くのが困難なのですから、一介のルアーマンごときがロッドなんか使って軽いルアーを思い通りに投げるのなんか無理に決まってます(笑)。



距離の話が出ましたが、壁撃ちや橋脚撃ちなんかで20m位までのアキュラシーが欲しいなら、上記の通り短いロッド……例えばバスロッドなんかでやれば、かなり良くなると思いますし、小場所ではおすすめなのですが、私的にシーバスフィッシングで精度といえば30m以上……ルアーウェイトにも依りますが40m前後でのアキュラシーが欲しい訳でして(バイブとかならもっと先)、そこを求めると5ftや6ftのバスロッドでは飛距離が心許ないというか、現実的なチョイスではなくなるかなと。



そうなってくると、ロッドを替える事でどこまで精度が上がるのかと言えば、もうやっぱり腕に依存する部分がデカくなってくる気がwww。



もちろん、自分に必要十分な飛距離出せるレングスで、なるべく短いものを選択するというのが、アキュラシーを上げるポイントになる訳ですが、この「短い」っていうのは、私の理解では「振り込んだ時に肩から1番遠い所までの距離」を表す気がしますので、某社製のベイトロッドのようにグニャッと曲がれば、実際のレングスよりもかなり短くなるので、アキュラシーが上がると言えるのだと思います。



ただ、その為には綺麗に戻らなければならない訳で、ロッドがブレれば軌道もブレるので、そこはロッドの「出来」と共に、使っているルアーが適正ウェイトなのかとか、綺麗に振れているのかといったアングラーの知識や経験と腕の問題もあるのかなと。

軌道がブレるというのは、この場合、振り方が雑という話ではなく(それもあるけど)、ロッドが曲がって戻る時に「同じ軌道で戻らない」というか「負荷に負けて逃げる」という話でして……。



面倒臭いのに雑な図を描いてみましたがw、剣道の面打ちのように真っ直ぐ振り下ろしたと仮定して、左方向にルアーを投げたロッド(と丸いのはリールねw)を時系列に右に追っていきますと、一般的なイメージではこんな感じに曲がって戻っていると考えている訳です。
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が、何らかの理由……。
ルアーが重いとか、テイクバックが雑だとか、強風とか身体のひねりや腕の振りなんかが関係して「ロッドが負ける」と
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こんな感じで、途中、(絵的に)真上を通過しないんですね。

これは、なんか長い棒の先に糸でも付けて、重いものぶら下げて似たような事をやってみれば分かるのですが、極端な話、横から戻るんです。

そうすると当然、リリースのタイミングがピタリと合ってない限りは左右、どちらかに逸れる訳でして、図解では例として真上からの振り下ろしを描きましたが、スリークォーターから投げても、更に横にブレたりする訳です。

そうすると当然、アキュラシーに影響が出る訳で……。


上にしれっと書きましたが、柔らかいロッドを使うとなると風の問題も出てきます。




まぁぶっちゃけ、ここでは磯ヒラなんかの話はしませんので、強風なら釣りに行くの止めれば良いだけなんですがw、強風下だとやはり硬いロッドの方が有利な気がします。

そして短いロッド(当然、飛距離やキャスト後のラインメンディングの問題は出ますが)。



で、まぁ「強風時のキャストには硬いロッドが有利」という話ですが、よく低弾道で撃ち込みやすい、振り抜けが良いって言われていますが、裏を返すと柔らかいロッドって、低弾道……はサイドハンドで投げれば解決?できるとしても、振り抜けが悪いって事になる訳でして、それって無風下でもどうなんだろうなと……。



ちな「よく曲がって、戻りが速いロッド」なんて魔法のようなロッドはないです。
物理学の問題です。

高弾性ロッドより戻りの速い中弾性ロッドは存在しません(高弾性カーボンよりも厚巻きすればワンチャンあるのかも知れませんが、その場合曲がらなくなります。「速い」と錯覚させるならテーパーデザインを変えて径の太い所で曲がるようにしてって話は以前、某社製ロッドのインプレで書いた気がw)。



「でもワシの使ってる中弾性ロッドで投げ比べたら、よく曲がってるけど高弾性のロッドより飛ぶんだが(ロッド以外、同条件で)」みたいな事を言う人がいるかも知れませんが、それは高弾性のロッドを使っている人間が下手……じゃなかった、ロッドを振り切れていないだけです。

高弾性のロッドは振り抜き速度が上がれば上がる程(もちろん限界はある)飛びます。

つまり、曲がってないから飛んでないだけです。



高弾性ロッドで飛距離を求めるなら、
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……アキュラシーから話が逸れましたが「じゃあ短くて硬めのロッドを買えばアキュラシー上がるんですか?」と短絡的に結論に飛びつきそうになりますが、そう簡単な話ではなく(笑)。


硬いとリリースポイントが狭くなるという話を聞いた事があるかと思いますが、右投げの人が普通に投げると袈裟懸けに振り下ろす事になるので(バス投げしてても、気を付けてないと少し右に傾きますw)、リリースが早いと右に、遅いと左にルアーが逸れる訳です。

で、その「早い遅い」がシビアになるのが硬いロッドなのですが、理由は至って単純、上にも書いていますが「戻りが速いから」です。


「でも私、硬いロッドで軽いルアー投げてても右に逸れるんですが」という人もいるかと思いますが、これは2つほど理由が考えられます。



でもここまで突っ込んだ話、必要ですかね?

リクエストあれば書きますが、今回は主題と逸れますので、ロッドを替えてアキュラシーを上げる為にただ硬いロッド買えば幸せになれるかと言えば、そうでもないです。



腕との兼ね合いがwww。




結局、そこに落ち着くのですが、一般的には「無理せずとも狙いたいポイントまで、届かせたいルアーが届くレングスのロッドで、ファーストよりはレギュラーテーパーよりの程々な硬さ(柔らかさw)のロッド」を選べば、今よりアキュラシーが上がる可能性があります。





……こうして色々と思考を巡らせると、金さえ出せばアキュラシーは上げられるかも知れないけど、それって状況に合わせて最適なチョイスをするという事で、知識と経験が必要な上に、下手したらバスマン並に沢山ロッド持って歩く羽目にwww。


あと、ロッド買い替えても腕は上がらn……



キャスト精度を上げる為に、ちょっとお金をかけるのも良いかも知れませんね(笑)。

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