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▼ もしかして久しぶりのメッキ当たり年?
やっと仕事が落ち着いたはずが、再びバタバタと動き出す気配が感じられるようになってきた今日この頃。本格的に忙しくなる前に釣りに行こと色々考えていましたが、台風でことごとくやられました。
天気は回復したものの、私がホームにしている海域は恐らく海底の地形が大きく変わってしまったのでしょう、波の立ちあがる場所が年々手前側になってきて、どの護岸も非常に釣り辛い。加えて相変わらず濁りがきつく、魚の回遊は年末近くまで回復しないのではないかと思っていました。そこで今回は、湘南のかなり東側の方を中心にメッキを探してみる事にしました。先ずはその初日。
前日の仕事疲れがあって、出発は8:30am.頃になってしまいました。タックルを車に詰め込み、出発です。最近は釣行回数が減ってしまったこの方面、いつの間にか道路が付け替えられていたりして、かなり戸惑いながら走らせたこともあって、目当てにしていた駐車場への到着は予定よりも大幅に遅れて11:00近くになってしまいました。そこから折り畳み式自転車を出してポイントまで向かいます。
目的としていた最初の護岸近くのサーフは…結構な数のサーファーが出ていました。ちょっとサーフで釣りをするのは難しいか…でも波が穏やか過ぎて、サーファーには物足りなそう。釣りをする私にとってはありがたいのですが…。
さて早速護岸に乗っかって釣りを開始します。この界隈はかなり澄み潮になっていました。護岸上とは言え周りはシャローポイント。ボトムがくっきり見えてしまっています。そこに魚の姿は…全く見えません。ルアーを数投しましたが当然バイトはなく…すぐに釣れる気がしなくなって次の護岸へ移動。
ここは小場所ですが、既に先端に餌釣り師とルアーマンが一人ずつ入っていました。先端で釣ることはできないので、護岸の端の方でチマチマやっていましたが全くバイトはなく。やはり釣れる気がしません。仕方なく護岸に連なるサーフをしばらく流してみましたが、やはり何の反応も出ません。潮止まりが近かったので、更に移動しようと考えましたが、護岸先端の餌釣り師が撤収したのを機会にもう一度だけ護岸上でルアーを投げてみました。すると残っていたルアーマンが何か釣りましたぞ!
近寄って話を伺うと、メッキが釣れたそうです!おおっ!ここにいたのか!この方は朝マズメから頑張っていて、朝一番は入れ掛になったそうです!何と!私はまたしても出遅れていたのですね!
もともと餌釣り師が入っていた場所に私も入れさせていただいて、早速ルアーを投入。このルアーマンが仰る通り、ちょうど真正面に魚が回遊してきたみたいで、チェイスが何度も見られます。しかしなかなか口を使ってくれません。その内このルアーマンはもう一尾追加しました。20㎝くらい、ナイスサイズのギンガメアジでした。この方のアドバイスに従い、あまり大きくアクションさせず、時にはシンペンみたいなゆったりした動き方をするルアーを選択してみたり…いろいろ試しましたがなかなか食ってきません。それでもゆったりしたジャークの中に、急にイレギュラーにトウィッチを入れた瞬間についにヒット!青物独特のキビキビした泳ぎですが、かなり軽い。小さな魚みたいですが…
イケカツオだった!久しぶりに釣った!
こいつが釣れる年は良い思いが出来たので、その後に期待しますが後が続かず。
しばし惰性でルアーを投げてました。すると突然釣っている護岸の足元でボイル発生!一段下がったところにベイトがジャンプして打ち上げられた格好になっていたので、急いでそのうちの一尾を捕まえてみると…
サッパだった!
どうやらシーバスに追われていたみたいです。このベイトはメッキにとっては大きすぎなんです。先のルアーマンによれば、朝一はこいつらではなく、トウゴロウイワシの群れがこの界隈に入っていて、日の出と同時くらいにボイルが発生したのだとか。この時間帯になってベイトの種類が変わってしまったみたいです。
そして時刻はあっという間に夕刻を迎えました。秋の夜の訪れは早いのです。いろいろアドバイスをくださった先ほどのアングラーは、先に引き上げて行きました。残った私は夕マズメに賭けますが、釣れたのは…
イケカツオがもう一尾釣れただけ。
しかし、ローライトになって魚の活性が上がったのか、ショートトウィッチで引いて来るルアーに何度かバイトがあり、その内3回ほどヒットしたのですが、ショートバイトでことごとくバラしました!こうなるとアツくなる!何とか一尾獲ってやろうと粘りますが、日没近くになって、反応が消えました。
もう一日が終わってしまう!寂しいな…!
結局この日もメッキはゲットできませんでした。自然が相手の遊びだ、こんな日もある…自分に言い聞かせつつ海岸線に自転車を走らせる私。っで、途中に何となく気になった岸壁があったので、ちょっと自転車を止めてロッドを振ってみたら、いきなりショートトウィッチする右手首にガツン!という衝撃!あんまり引かないけど、やたらに水の抵抗が大きい。ゴミでも引っ掛けたのかとロッドをさ引いてみると、クンクンという魚の反応。何かと思ってピックアップしてみれば…
何とメッキだった!光量が足りなくて思い切りピンボケ!スレ掛で、リアフックが頭に、フロントフックが胸鰭付近に掛かっていて、真横に引っ張る形で上がってきたのです。通りで水の抵抗が大きいわけです。
偶然立ち寄った岸壁で今シーズン初メッキを釣ってしまいました。とりあえず10月中に釣れたことで一安心。しかし中途半端な釣れ方で何となくモヤモヤした気分のまま帰路に付きました。
でも海を見ながら自転車を走らせていたら気分は爽快になりました。
そして数日後、前回の護岸でお会いしたアングラーのアドバイスに従い、もう一度同じ護岸に日の出前から出向いてみました。駐車場に着いた時はまだ真っ暗!
現地に到着する頃には薄明るくなってきて、周りの様子も確認できるようになりましたが、何と護岸の先には既に先行者が!どうやらシーバスマンのようです。近付いてご挨拶すると、先日見たサッパが溜まっていて、それを食いにシーバスが集まっているそうです。しかしルアーには全く反応しないそうです。不思議なものです。
私はちょっと離れていつものようにライトタックルでメッキを狙います。そして先日お逢いしたアングラーが言った通り、日の出と同時にショートトウィッチするルアーにヒット!
またしても光量が足りなくてピンボケ^^;
でも今度こそ本当に釣れた!20㎝足らずのロウニンアジでしたが、早起きして来た甲斐がありました!今日は爆釣か…っていうのが通用しないのが湘南であります。連発しません。ボイルなんて起こる気配もなし。それでもキャストできる方角はくまなくサーチ。すると護岸に連なるサーフ側のシャローポイントを通していたルアーにゴンッ!という明快なバイト!そしてヒット!こいつもキビキビと良く引きます。
やはり20㎝足らずのロウニンアジでした。
どうやらこのポイントには護岸廻りに居ついたメッキと、回遊してくるメッキが混在しているようで、当然ですが居つきの魚はスレています。それに比べて回遊してくる魚はフレッシュなので反応が良いのです。この魚も回遊でしょう。しかし、回遊する魚は群れが入ってきた瞬間しか釣れないわけです。したがって拾うような釣りになります。
一時間当たり一尾くらいのペース。釣れないわけではないけど、先日お逢いしたアングラーの話に比べると随分とショボい!今回もイケカツオが混ざりました。
11:00の時点で5尾のメッキと2尾のイケカツオを釣っていました。このロウニンメッキはショートトウィッチで反応が出なくなったので、ロングジャークに変えて引っ張り出した会心の一尾だったのですが、やはり連発はしません。
すると湘南の釣り仲間810さんからメールがあり、良くホームでお会いするアングラーが、昨日爆釣させたそうです!まだ水の色は良くないが、ベイトが沢山入ってきて、それを食いにメッキも入って来たみたいです!
こんな情報を聞いてしまうと心が揺れます。今釣っているポイントも、決して悪くはないです。ここで粘って拾うように釣り続けるか、あるいは大きく移動してみるか…。迷いながらしばらくトウィッチを続けました。すると足元を泳いでいくメッキの群れと思しき姿が見えたので、アンダーハンドでその先にキャストをして軽く上向きのトウィッチを入れると、思惑通りガツン!
16,7㎝のギンガメアジでした。しかし相変わらず連発はせず…。先日午後から苦戦した記憶が蘇ります。
…
…
…
結局移動を決断。このポイントは釣れることは分かった。今回はホームがどれくらい回復しているかも確認して帰ろう。
と言うわけで自転車を走らせ駐車場に戻り、自転車を車に詰め込み、駐車料金を払って出発。毎度の事ながら湘南の駐車料金の高さには閉口いたします。
そんなわけでホームのポイントに到着したのは12:30を回っていました。場合によってはまた長距離をランガンする可能性があったので、自転車を出して最初のポイントへ。
810さんの情報の通り、台風直後に比べればかなり回復しました。これならとりあえず釣りは出来そう。とは言え相変わらず濁ってはいます。最初に入った護岸には、餌釣り師が二人、入っていました。先端の方に挨拶すると、朝方釣っていたルアーマンが、イナダを釣って帰ったとの事。その人をまねてメタルジグを投げているけどこの時間は全く反応しないとのことでした。なるほど情報の通り、ベイトが沢山帰って来たのでしょう。しかし丁度潮が止まっている時間でした。どう転んでもすぐには釣れないだろうと、半分投げやりで釣りを開始。他の方の邪魔にならないポジションを選んで、何か所か扇状に探って行きます。アクションはショートトウィッチ、ロングジャークなどいろいろ試しましたが、意識的にラインスラックを出しながらトウィッチをしていると、数投目でいきなりガツン!このキビキビした泳ぎは間違いなくメッキ!
17,8㎝のギンガメアジでした。潮止まりのはずなのにいきなり釣れた!っで、その後もキャストの度に、バイトが出るのです!バイトは連発するもののなかなかヒットに持ち込めないもどかしさの中、ルアーが10mくらい先に頭を出しているシモリの際を通過した瞬間に再びガツン!こいつも良く引きます!
文句なし、20㎝オーバーのギンガメアジ!そしてここから連発し始めました!
ちょうど20くらいのギンガメアジ。こいつを皮切りに…
20㎝オーバーのロウニンアジ、オニヒラアジが3連発!
だたっ広く変化の乏しい湘南では、潮目やカレントなどがポイントになります。
その後少々のインターバルがありましたが、飽きることなく釣れ続きました。
いずれも23㎝くらいのギンガメアジ。
ロウニンアジも半々くらいで混じります。
ここで先行の餌釣り師と入れ替わるように、湘南で釣りをしていると良くお見掛けする餌釣り師がやって来ました。昨日よく釣れていた状況を目撃されたそうで、投げサビキと弓角仕掛けを持ってきていました。しかしそれらには全く反応が無く…恐らくミノーの、しかもイレギュラーダートして時折フォールが入るアクションに反応しているのだと思います。私もいろいろなアクションを試しましたが、今回のパターンは明らかにこれでした。メッキ釣りのセオリーとされる連続ショートトウィッチには反応が無かったのです。
しばしバイトが遠のきました。しかし20mくらい先にはベイト?と思しきヨレが見えます。そこに向かってルアーをフルキャスト。先ほど来釣れているメソッドで引いて来ると、ガツン!というバイトと共に、左に走り出しました。相当なトルクです。緩めのドラグを少々絞めて魚を止めると、その後はそれほど引きません。メッキとは違う細長い魚が上がってきましたが…
何とデカいコノシロでした!余裕の尺オーバー^^;こんなやつまで入っているとは…。かなり大きな群れが入っていたようで、先ほどの餌釣り師の投げサビキにも何度かコノシロがスレ掛していました。それにしても良く太っています。
コノシロの群れが邪魔しているのか、メッキからの反応が薄くなってきましたが、先ほどのメッキとは違う群れも回遊しているみたいです。
15~17㎝くらいの魚が連発。先ほどの魚達よりも小さい。きっと別の群れなのでしょう。いくつもの群れが入ってきているなら、フレッシュな魚が入れ代わり立ち代わり回ってくるのでよく釣れます。メッキの当たり年の傾向です。
ここ数年、釣具店などの情報では毎年のようにメッキの当たり年と言われてその都度騙され続けました。今年もきっと同じだろうと思っていましたが、今回の釣れ方は、もしかしたら本物かも!まだまだ予断は許しませんが、少なくとも昨年よりは良い感じですね!
そしてこいつが今回の最大魚。25㎝くらいありました。立派なギンガメアジです!今回は移動後だけでメッキつ抜けしました!この時期としては近年まれに見る快調な釣れ方です^^
しかし、この日はこれで終わりではありませんでした。夕マズメに差し掛かり、いよいよゴールデンタイム!…のはずだったのですが、メッキからの反応が無くなりました。そこでずっとカラーローテーションだけで回していたSMITH/D-CONTACTⅡ50から、SMITH/D-CONCEPT48 MDにルアーチェンジ。カラーはブルピン。このルアーは浮き上がりにくく、ボトムに近いレンジを引きたい時に重宝します。その1投目、フルキャストしたルアーが半分くらいの距離を帰ってきた辺りで、大きくジャークそしてフォール。そのフォールに入った瞬間に食ってきました。
こいつは今までの魚に比べて格段に引きが強い!何度もドラグを鳴かされ、寄せてはまた離れて行きます。そして一番良くないことに、手前側にごっそりシモリが入っている側に走り出しました。リーダーがゴリゴリと擦れる感覚を覚えるとともに無念のブレイク!
今の魚は何だろう?恐らくメッキではない。シーバスか?しかし一度もジャンプしなかった。せめて姿だけでも見たかった…。ここはリーダーを太くして再挑戦!もともとのFluoro carbon 6LBからNylon 12LBへ変更。太くすることでしなやかさが失われるのが嫌なので、この太さの場合フロロではなくナイロンにしているのが私流。
そして数投目。今度はJackson/Pin tail tune 6のイワシカラーにローテーションしています。あまりバタバタしないアクションにしてみたかったのと、青系のカラーに反応が良い気がしたので。すると手前側のシモリをかわしつつピックアップの態勢に入った所でいきなりバイト!そこまで追い詰めていたのか、シモリ廻りを回遊していたのかは定かではありませんが、ルアーが縦方向に動いた途端のバイトでした。
こいつもまともには獲れません。この時先ほどの餌釣り師が玉網を持って加勢してくれました。何度もドラグを鳴かされつつ、最後は強引に掬ってくださいました。
40㎝ちょっとくらいのイナダでした!ナイスファイト!これは楽しい!
そして最後は日没直前。道路が混まないうちに帰りたかったので、そろそろ終了かと考え始めたその時でした。潮目沿いに上手い事ルアーが通って、飛距離の2/3くらい戻ったところでした。小さなジャークを2回入れ、そのままルアーをフォールさせたところでまたしてもゴンッ!こいつも力強い!何度もドラグを鳴かされて走りますが、こちらもこらえて魚を回します。先ほどの反省から根ずれを起こしにくい側に魚の頭を向け、誘導。最後は再び餌釣り師に玉網で掬っていただきました。
先ほどとほとんど同じサイズのイナダ。
恐らくこのサイズの群れがこの界隈を回遊しているのでしょう。偶然良いタイミングでポイントに入る事が出来たわけです。釣ったイナダと大きめのメッキは、加勢してくれた餌釣り師に差し上げました。
16:30終了。
今シーズンは壊滅状態にはならなかったみたいで、ちょっと安心しました。久しぶりに良い釣りが出来た気がします。今年新調したロッドも、しっかりメッキ入魂できたし、とても気分よく帰路に付きました。
最初に入ったポイントも釣れています。ようはベイト次第なんですね。この調子なら、今シーズンは湘南各所で良い釣りができるのではないでしょうか。騙され続けたここ数年でしたが、今シーズンは久しぶりにメッキの当たり年と言えるかもしれません。
【Tackle Data】
Rod :SMITH/BAYLINER BL-702ML/MK
Reel :Shimano/19Vanquish C2500SHG
Line :PE#0.6
Leader:Fluoro carbon 6LB、Nylon 12LB
Lure :SMITH/D-CONTACT50
SMITH/D-CONCEPT48 MD
SMITH/D-CONTACTⅡ50
SMITH/D-CONTACT63
SMITH/D-CONTACTⅡ63
Jackson/Pin tail tune 6
Jackson/Trout Tune HW
DAIWA/T.D. Salt Pencils
TACKLE HOUSE/SHORES Pencil Popper
Bassday/CRYSTAL POPPER 55S
Bassday/CRYSTAL POPPER 30S
BREADEN/Metalmaru13
天気は回復したものの、私がホームにしている海域は恐らく海底の地形が大きく変わってしまったのでしょう、波の立ちあがる場所が年々手前側になってきて、どの護岸も非常に釣り辛い。加えて相変わらず濁りがきつく、魚の回遊は年末近くまで回復しないのではないかと思っていました。そこで今回は、湘南のかなり東側の方を中心にメッキを探してみる事にしました。先ずはその初日。
前日の仕事疲れがあって、出発は8:30am.頃になってしまいました。タックルを車に詰め込み、出発です。最近は釣行回数が減ってしまったこの方面、いつの間にか道路が付け替えられていたりして、かなり戸惑いながら走らせたこともあって、目当てにしていた駐車場への到着は予定よりも大幅に遅れて11:00近くになってしまいました。そこから折り畳み式自転車を出してポイントまで向かいます。
目的としていた最初の護岸近くのサーフは…結構な数のサーファーが出ていました。ちょっとサーフで釣りをするのは難しいか…でも波が穏やか過ぎて、サーファーには物足りなそう。釣りをする私にとってはありがたいのですが…。
さて早速護岸に乗っかって釣りを開始します。この界隈はかなり澄み潮になっていました。護岸上とは言え周りはシャローポイント。ボトムがくっきり見えてしまっています。そこに魚の姿は…全く見えません。ルアーを数投しましたが当然バイトはなく…すぐに釣れる気がしなくなって次の護岸へ移動。
ここは小場所ですが、既に先端に餌釣り師とルアーマンが一人ずつ入っていました。先端で釣ることはできないので、護岸の端の方でチマチマやっていましたが全くバイトはなく。やはり釣れる気がしません。仕方なく護岸に連なるサーフをしばらく流してみましたが、やはり何の反応も出ません。潮止まりが近かったので、更に移動しようと考えましたが、護岸先端の餌釣り師が撤収したのを機会にもう一度だけ護岸上でルアーを投げてみました。すると残っていたルアーマンが何か釣りましたぞ!
近寄って話を伺うと、メッキが釣れたそうです!おおっ!ここにいたのか!この方は朝マズメから頑張っていて、朝一番は入れ掛になったそうです!何と!私はまたしても出遅れていたのですね!
もともと餌釣り師が入っていた場所に私も入れさせていただいて、早速ルアーを投入。このルアーマンが仰る通り、ちょうど真正面に魚が回遊してきたみたいで、チェイスが何度も見られます。しかしなかなか口を使ってくれません。その内このルアーマンはもう一尾追加しました。20㎝くらい、ナイスサイズのギンガメアジでした。この方のアドバイスに従い、あまり大きくアクションさせず、時にはシンペンみたいなゆったりした動き方をするルアーを選択してみたり…いろいろ試しましたがなかなか食ってきません。それでもゆったりしたジャークの中に、急にイレギュラーにトウィッチを入れた瞬間についにヒット!青物独特のキビキビした泳ぎですが、かなり軽い。小さな魚みたいですが…
イケカツオだった!久しぶりに釣った!
こいつが釣れる年は良い思いが出来たので、その後に期待しますが後が続かず。
しばし惰性でルアーを投げてました。すると突然釣っている護岸の足元でボイル発生!一段下がったところにベイトがジャンプして打ち上げられた格好になっていたので、急いでそのうちの一尾を捕まえてみると…
サッパだった!
どうやらシーバスに追われていたみたいです。このベイトはメッキにとっては大きすぎなんです。先のルアーマンによれば、朝一はこいつらではなく、トウゴロウイワシの群れがこの界隈に入っていて、日の出と同時くらいにボイルが発生したのだとか。この時間帯になってベイトの種類が変わってしまったみたいです。
そして時刻はあっという間に夕刻を迎えました。秋の夜の訪れは早いのです。いろいろアドバイスをくださった先ほどのアングラーは、先に引き上げて行きました。残った私は夕マズメに賭けますが、釣れたのは…
イケカツオがもう一尾釣れただけ。
しかし、ローライトになって魚の活性が上がったのか、ショートトウィッチで引いて来るルアーに何度かバイトがあり、その内3回ほどヒットしたのですが、ショートバイトでことごとくバラしました!こうなるとアツくなる!何とか一尾獲ってやろうと粘りますが、日没近くになって、反応が消えました。
もう一日が終わってしまう!寂しいな…!
結局この日もメッキはゲットできませんでした。自然が相手の遊びだ、こんな日もある…自分に言い聞かせつつ海岸線に自転車を走らせる私。っで、途中に何となく気になった岸壁があったので、ちょっと自転車を止めてロッドを振ってみたら、いきなりショートトウィッチする右手首にガツン!という衝撃!あんまり引かないけど、やたらに水の抵抗が大きい。ゴミでも引っ掛けたのかとロッドをさ引いてみると、クンクンという魚の反応。何かと思ってピックアップしてみれば…
何とメッキだった!光量が足りなくて思い切りピンボケ!スレ掛で、リアフックが頭に、フロントフックが胸鰭付近に掛かっていて、真横に引っ張る形で上がってきたのです。通りで水の抵抗が大きいわけです。
偶然立ち寄った岸壁で今シーズン初メッキを釣ってしまいました。とりあえず10月中に釣れたことで一安心。しかし中途半端な釣れ方で何となくモヤモヤした気分のまま帰路に付きました。
でも海を見ながら自転車を走らせていたら気分は爽快になりました。
そして数日後、前回の護岸でお会いしたアングラーのアドバイスに従い、もう一度同じ護岸に日の出前から出向いてみました。駐車場に着いた時はまだ真っ暗!
現地に到着する頃には薄明るくなってきて、周りの様子も確認できるようになりましたが、何と護岸の先には既に先行者が!どうやらシーバスマンのようです。近付いてご挨拶すると、先日見たサッパが溜まっていて、それを食いにシーバスが集まっているそうです。しかしルアーには全く反応しないそうです。不思議なものです。
私はちょっと離れていつものようにライトタックルでメッキを狙います。そして先日お逢いしたアングラーが言った通り、日の出と同時にショートトウィッチするルアーにヒット!
またしても光量が足りなくてピンボケ^^;
でも今度こそ本当に釣れた!20㎝足らずのロウニンアジでしたが、早起きして来た甲斐がありました!今日は爆釣か…っていうのが通用しないのが湘南であります。連発しません。ボイルなんて起こる気配もなし。それでもキャストできる方角はくまなくサーチ。すると護岸に連なるサーフ側のシャローポイントを通していたルアーにゴンッ!という明快なバイト!そしてヒット!こいつもキビキビと良く引きます。
やはり20㎝足らずのロウニンアジでした。
どうやらこのポイントには護岸廻りに居ついたメッキと、回遊してくるメッキが混在しているようで、当然ですが居つきの魚はスレています。それに比べて回遊してくる魚はフレッシュなので反応が良いのです。この魚も回遊でしょう。しかし、回遊する魚は群れが入ってきた瞬間しか釣れないわけです。したがって拾うような釣りになります。
一時間当たり一尾くらいのペース。釣れないわけではないけど、先日お逢いしたアングラーの話に比べると随分とショボい!今回もイケカツオが混ざりました。
11:00の時点で5尾のメッキと2尾のイケカツオを釣っていました。このロウニンメッキはショートトウィッチで反応が出なくなったので、ロングジャークに変えて引っ張り出した会心の一尾だったのですが、やはり連発はしません。
すると湘南の釣り仲間810さんからメールがあり、良くホームでお会いするアングラーが、昨日爆釣させたそうです!まだ水の色は良くないが、ベイトが沢山入ってきて、それを食いにメッキも入って来たみたいです!
こんな情報を聞いてしまうと心が揺れます。今釣っているポイントも、決して悪くはないです。ここで粘って拾うように釣り続けるか、あるいは大きく移動してみるか…。迷いながらしばらくトウィッチを続けました。すると足元を泳いでいくメッキの群れと思しき姿が見えたので、アンダーハンドでその先にキャストをして軽く上向きのトウィッチを入れると、思惑通りガツン!
16,7㎝のギンガメアジでした。しかし相変わらず連発はせず…。先日午後から苦戦した記憶が蘇ります。
…
…
…
結局移動を決断。このポイントは釣れることは分かった。今回はホームがどれくらい回復しているかも確認して帰ろう。
と言うわけで自転車を走らせ駐車場に戻り、自転車を車に詰め込み、駐車料金を払って出発。毎度の事ながら湘南の駐車料金の高さには閉口いたします。
そんなわけでホームのポイントに到着したのは12:30を回っていました。場合によってはまた長距離をランガンする可能性があったので、自転車を出して最初のポイントへ。
810さんの情報の通り、台風直後に比べればかなり回復しました。これならとりあえず釣りは出来そう。とは言え相変わらず濁ってはいます。最初に入った護岸には、餌釣り師が二人、入っていました。先端の方に挨拶すると、朝方釣っていたルアーマンが、イナダを釣って帰ったとの事。その人をまねてメタルジグを投げているけどこの時間は全く反応しないとのことでした。なるほど情報の通り、ベイトが沢山帰って来たのでしょう。しかし丁度潮が止まっている時間でした。どう転んでもすぐには釣れないだろうと、半分投げやりで釣りを開始。他の方の邪魔にならないポジションを選んで、何か所か扇状に探って行きます。アクションはショートトウィッチ、ロングジャークなどいろいろ試しましたが、意識的にラインスラックを出しながらトウィッチをしていると、数投目でいきなりガツン!このキビキビした泳ぎは間違いなくメッキ!
17,8㎝のギンガメアジでした。潮止まりのはずなのにいきなり釣れた!っで、その後もキャストの度に、バイトが出るのです!バイトは連発するもののなかなかヒットに持ち込めないもどかしさの中、ルアーが10mくらい先に頭を出しているシモリの際を通過した瞬間に再びガツン!こいつも良く引きます!
文句なし、20㎝オーバーのギンガメアジ!そしてここから連発し始めました!
ちょうど20くらいのギンガメアジ。こいつを皮切りに…
20㎝オーバーのロウニンアジ、オニヒラアジが3連発!
だたっ広く変化の乏しい湘南では、潮目やカレントなどがポイントになります。
その後少々のインターバルがありましたが、飽きることなく釣れ続きました。
いずれも23㎝くらいのギンガメアジ。
ロウニンアジも半々くらいで混じります。
ここで先行の餌釣り師と入れ替わるように、湘南で釣りをしていると良くお見掛けする餌釣り師がやって来ました。昨日よく釣れていた状況を目撃されたそうで、投げサビキと弓角仕掛けを持ってきていました。しかしそれらには全く反応が無く…恐らくミノーの、しかもイレギュラーダートして時折フォールが入るアクションに反応しているのだと思います。私もいろいろなアクションを試しましたが、今回のパターンは明らかにこれでした。メッキ釣りのセオリーとされる連続ショートトウィッチには反応が無かったのです。
しばしバイトが遠のきました。しかし20mくらい先にはベイト?と思しきヨレが見えます。そこに向かってルアーをフルキャスト。先ほど来釣れているメソッドで引いて来ると、ガツン!というバイトと共に、左に走り出しました。相当なトルクです。緩めのドラグを少々絞めて魚を止めると、その後はそれほど引きません。メッキとは違う細長い魚が上がってきましたが…
何とデカいコノシロでした!余裕の尺オーバー^^;こんなやつまで入っているとは…。かなり大きな群れが入っていたようで、先ほどの餌釣り師の投げサビキにも何度かコノシロがスレ掛していました。それにしても良く太っています。
コノシロの群れが邪魔しているのか、メッキからの反応が薄くなってきましたが、先ほどのメッキとは違う群れも回遊しているみたいです。
15~17㎝くらいの魚が連発。先ほどの魚達よりも小さい。きっと別の群れなのでしょう。いくつもの群れが入ってきているなら、フレッシュな魚が入れ代わり立ち代わり回ってくるのでよく釣れます。メッキの当たり年の傾向です。
ここ数年、釣具店などの情報では毎年のようにメッキの当たり年と言われてその都度騙され続けました。今年もきっと同じだろうと思っていましたが、今回の釣れ方は、もしかしたら本物かも!まだまだ予断は許しませんが、少なくとも昨年よりは良い感じですね!
そしてこいつが今回の最大魚。25㎝くらいありました。立派なギンガメアジです!今回は移動後だけでメッキつ抜けしました!この時期としては近年まれに見る快調な釣れ方です^^
しかし、この日はこれで終わりではありませんでした。夕マズメに差し掛かり、いよいよゴールデンタイム!…のはずだったのですが、メッキからの反応が無くなりました。そこでずっとカラーローテーションだけで回していたSMITH/D-CONTACTⅡ50から、SMITH/D-CONCEPT48 MDにルアーチェンジ。カラーはブルピン。このルアーは浮き上がりにくく、ボトムに近いレンジを引きたい時に重宝します。その1投目、フルキャストしたルアーが半分くらいの距離を帰ってきた辺りで、大きくジャークそしてフォール。そのフォールに入った瞬間に食ってきました。
こいつは今までの魚に比べて格段に引きが強い!何度もドラグを鳴かされ、寄せてはまた離れて行きます。そして一番良くないことに、手前側にごっそりシモリが入っている側に走り出しました。リーダーがゴリゴリと擦れる感覚を覚えるとともに無念のブレイク!
今の魚は何だろう?恐らくメッキではない。シーバスか?しかし一度もジャンプしなかった。せめて姿だけでも見たかった…。ここはリーダーを太くして再挑戦!もともとのFluoro carbon 6LBからNylon 12LBへ変更。太くすることでしなやかさが失われるのが嫌なので、この太さの場合フロロではなくナイロンにしているのが私流。
そして数投目。今度はJackson/Pin tail tune 6のイワシカラーにローテーションしています。あまりバタバタしないアクションにしてみたかったのと、青系のカラーに反応が良い気がしたので。すると手前側のシモリをかわしつつピックアップの態勢に入った所でいきなりバイト!そこまで追い詰めていたのか、シモリ廻りを回遊していたのかは定かではありませんが、ルアーが縦方向に動いた途端のバイトでした。
こいつもまともには獲れません。この時先ほどの餌釣り師が玉網を持って加勢してくれました。何度もドラグを鳴かされつつ、最後は強引に掬ってくださいました。
40㎝ちょっとくらいのイナダでした!ナイスファイト!これは楽しい!
そして最後は日没直前。道路が混まないうちに帰りたかったので、そろそろ終了かと考え始めたその時でした。潮目沿いに上手い事ルアーが通って、飛距離の2/3くらい戻ったところでした。小さなジャークを2回入れ、そのままルアーをフォールさせたところでまたしてもゴンッ!こいつも力強い!何度もドラグを鳴かされて走りますが、こちらもこらえて魚を回します。先ほどの反省から根ずれを起こしにくい側に魚の頭を向け、誘導。最後は再び餌釣り師に玉網で掬っていただきました。
先ほどとほとんど同じサイズのイナダ。
恐らくこのサイズの群れがこの界隈を回遊しているのでしょう。偶然良いタイミングでポイントに入る事が出来たわけです。釣ったイナダと大きめのメッキは、加勢してくれた餌釣り師に差し上げました。
16:30終了。
今シーズンは壊滅状態にはならなかったみたいで、ちょっと安心しました。久しぶりに良い釣りが出来た気がします。今年新調したロッドも、しっかりメッキ入魂できたし、とても気分よく帰路に付きました。
最初に入ったポイントも釣れています。ようはベイト次第なんですね。この調子なら、今シーズンは湘南各所で良い釣りができるのではないでしょうか。騙され続けたここ数年でしたが、今シーズンは久しぶりにメッキの当たり年と言えるかもしれません。
【Tackle Data】
Rod :SMITH/BAYLINER BL-702ML/MK
Reel :Shimano/19Vanquish C2500SHG
Line :PE#0.6
Leader:Fluoro carbon 6LB、Nylon 12LB
Lure :SMITH/D-CONTACT50
SMITH/D-CONCEPT48 MD
SMITH/D-CONTACTⅡ50
SMITH/D-CONTACT63
SMITH/D-CONTACTⅡ63
Jackson/Pin tail tune 6
Jackson/Trout Tune HW
DAIWA/T.D. Salt Pencils
TACKLE HOUSE/SHORES Pencil Popper
Bassday/CRYSTAL POPPER 55S
Bassday/CRYSTAL POPPER 30S
BREADEN/Metalmaru13
- 2019年11月2日
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