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TOMMY
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▼ 晴天遊戯
- ジャンル:釣行記
前日までの雨が嘘の様に、空は青く晴れ渡った。
日曜日がこんな快晴に恵まれたのはいつ振りだろう。
9月7日、TOMMYは未だ夏の余韻を残した太陽に照りつけられながら、ホーム木曽川の冷水に浸かっていた。
朝の4時にセットした筈の目覚ましは、この日もまったく役目を果たす事なく止まっていたが、それでも釣りに行きたいという気持ちがしっかりと5時に目覚めさせてくれた。
霧吹きの様な小雨を裂き、ポイントへと急ぐ。
30分程車を走らせ、現着する頃には雨も止んでいた。
さっさと用意を済ませ、ポイントである流れの先まで歩く。
東の空からは太陽が昇り始めていた。
(今日はデイゲームか・・・)
結んでいたERDA(TOMMYカラー)をタックルケースへとしまい、新たにグラバー(ママカリ)を結ぶ。
ここ最近、流れのあるポイント、それもデイではこのルアーが絶大の威力を発揮してくれている。
回遊待ちなんてダラダラした釣りには興味がない。
時合い、タイミング、レンジを合わせ、そこにいるだろう魚を狙撃する。

イメージ通りにラインをトレース出来れば、一投で魚は出てくれる。
TOMMYにはこれがたまらない。
“常に目の前に魚はいる”
いつもそう思ってTOMMYはポイントに入る。
時合いやタイミングを合わせているつもりなので当たり前だ。
だからこそアプローチには人一倍気を遣う。
ライトは釣れるまで一切使わないし、デイなら極力魚から見えにくい様、立ち位置にも気を配る。
声や音だって極力発しない様に気を付けている。
水中には大気中とは比べものにならない程、音は響き伝わっている。
そりゃあ釣れるものだって釣れなくなるさ。
夜の静かな場所であれば、その差はより顕著に出る。
いっその事、スナイパーの様に体中に草木を貼り付け、インカムを纏いたい位だ(笑)。
この日のベイトはウグイやアブラハヤなどで、まだ鮎は落ちていなかった。

釣れてくれた魚と共に、この日はいつもと違った写真撮影。
詳しくは邪道公式ブログにて(笑)。
http://ameblo.jp/staffm11
こちらもたま~に更新しているので、良かったら覗いてやって下さいまし。
数匹釣って満足したTOMMYは、急いで家路に着く。
そう、この日は日曜日。それも久し振りの晴天。
子供達をいつまでも放っておく訳にはいかない。
釣具屋にて手長海老タックルを物色し、またまた木曽川へ。
ごっさん親子も誘って、夏休みの続きだ!

赤とんぼ舞う土手を降り、背丈ほどもある草を掻き分け、クモの巣を棒っきれで取っ払う。
子供達にとって、普段なかなか立ち入る事のない藪の中は、ちょっとした冒険だ。
こうしたTOMMYが普段、シーバスを釣っているポイントは手長海老も豊富。

しかし……
昼間でもそれなりに釣れるだろうと家族を引き連れて来たものの、釣れるのはハゼ等の小魚ばかり・・・。
海老より先に魚が口を使ってしまう。
更に・・・
「引っ掛かった~!」
「絡まった~!」
「釣れた~!」
親父達はてんやわんや(笑)。
手長海老を釣る所じゃない。
そのうちに、くるぶし程だった水位も膝まで満ちて来る始末・・・。
「水がどんどん増えてくる!」
「帰れるのこれ!?」
終いには嫁も子供達もてんやわんや(笑)。
「あ~!もう撤収だ撤収!」
そう言った矢先、ごっさんの長男が
「うわぁぁぁぁ!」とこれまでに聞いた事のない声を発した。
続けてごっさんも「うわ!うわっ!」と・・・。
少し離れた場所で「どうした!?」とTOMMY。
そして木の向こうから返ってきた返答が・・・
「スズメバチ!!」
だった。
「どこに?」
『足!兄ちゃんの足に止まっとる!』
「何っ!?動くなよ!にぃ!」
慌てて近寄って見ると、兄ちゃんのズボンの裾辺り、ちょうど素肌との境界線!
その素肌の内股の部分に、モゾモゾと動くオオスズメバチの姿!
(やっかいな場所だな……。)
「動くなよ!何とかしてやるから!」
「ああああ~!どうしよう!こえ~!気持ち悪い!」
ただでさえ虫が苦手な兄(にぃ)。
それでなくても、相手はスズメバチだ!
息子が目の前で悶絶しているってのに、動く事が出来ないごっさん!
「どうしよう!朋君!!」
「待ってろ!今取ってやるから!こっちに矛先をむかせてやる!」
(畜生……。ついに来たかこの時が。追憶シリーズ、スズメバチ編……。)
すると、「ああああああ!!!」
一際声を発する兄!
「どした!!」
「やべぇ!ズボンの中に入ってった!」と笑いを堪えながら訴えるごっさん!(笑)
「マジかよ!チ〇チ〇でも刺されたら事だぞ!(笑)」
TOMMYが棒っきれを片手に急いで近づくと、モゾモゾっと裾から這い出して、スズメバチはどこかへ飛んで行った。
事なきを得て、皆大爆笑!
「よく耐えたな~!今日のMVPだ!」

夕日が川面を照らし、そいつを背にザブザブとズボンを濡らしながら、また来た道を戻る。

「またスズメバチが戻って来るかもしれないぞ!」
「うわ!ここ深ぇ!」
「行け行け!進め!進めぇぇぃ!」
貧果の事なんて皆忘れていた。
夏の終わりのちょっとした冒険。

土手に上がり、夕日に照らされた子供達の顔は、来たときよりも幾分かたくましく見えた気がした。
日曜日がこんな快晴に恵まれたのはいつ振りだろう。
9月7日、TOMMYは未だ夏の余韻を残した太陽に照りつけられながら、ホーム木曽川の冷水に浸かっていた。
朝の4時にセットした筈の目覚ましは、この日もまったく役目を果たす事なく止まっていたが、それでも釣りに行きたいという気持ちがしっかりと5時に目覚めさせてくれた。
霧吹きの様な小雨を裂き、ポイントへと急ぐ。
30分程車を走らせ、現着する頃には雨も止んでいた。
さっさと用意を済ませ、ポイントである流れの先まで歩く。
東の空からは太陽が昇り始めていた。
(今日はデイゲームか・・・)
結んでいたERDA(TOMMYカラー)をタックルケースへとしまい、新たにグラバー(ママカリ)を結ぶ。
ここ最近、流れのあるポイント、それもデイではこのルアーが絶大の威力を発揮してくれている。
回遊待ちなんてダラダラした釣りには興味がない。
時合い、タイミング、レンジを合わせ、そこにいるだろう魚を狙撃する。

イメージ通りにラインをトレース出来れば、一投で魚は出てくれる。
TOMMYにはこれがたまらない。
“常に目の前に魚はいる”
いつもそう思ってTOMMYはポイントに入る。
時合いやタイミングを合わせているつもりなので当たり前だ。
だからこそアプローチには人一倍気を遣う。
ライトは釣れるまで一切使わないし、デイなら極力魚から見えにくい様、立ち位置にも気を配る。
声や音だって極力発しない様に気を付けている。
水中には大気中とは比べものにならない程、音は響き伝わっている。
そりゃあ釣れるものだって釣れなくなるさ。
夜の静かな場所であれば、その差はより顕著に出る。
いっその事、スナイパーの様に体中に草木を貼り付け、インカムを纏いたい位だ(笑)。
この日のベイトはウグイやアブラハヤなどで、まだ鮎は落ちていなかった。

釣れてくれた魚と共に、この日はいつもと違った写真撮影。
詳しくは邪道公式ブログにて(笑)。
http://ameblo.jp/staffm11
こちらもたま~に更新しているので、良かったら覗いてやって下さいまし。
数匹釣って満足したTOMMYは、急いで家路に着く。
そう、この日は日曜日。それも久し振りの晴天。
子供達をいつまでも放っておく訳にはいかない。
釣具屋にて手長海老タックルを物色し、またまた木曽川へ。
ごっさん親子も誘って、夏休みの続きだ!

赤とんぼ舞う土手を降り、背丈ほどもある草を掻き分け、クモの巣を棒っきれで取っ払う。
子供達にとって、普段なかなか立ち入る事のない藪の中は、ちょっとした冒険だ。
こうしたTOMMYが普段、シーバスを釣っているポイントは手長海老も豊富。

しかし……
昼間でもそれなりに釣れるだろうと家族を引き連れて来たものの、釣れるのはハゼ等の小魚ばかり・・・。
海老より先に魚が口を使ってしまう。
更に・・・
「引っ掛かった~!」
「絡まった~!」
「釣れた~!」
親父達はてんやわんや(笑)。
手長海老を釣る所じゃない。
そのうちに、くるぶし程だった水位も膝まで満ちて来る始末・・・。
「水がどんどん増えてくる!」
「帰れるのこれ!?」
終いには嫁も子供達もてんやわんや(笑)。
「あ~!もう撤収だ撤収!」
そう言った矢先、ごっさんの長男が
「うわぁぁぁぁ!」とこれまでに聞いた事のない声を発した。
続けてごっさんも「うわ!うわっ!」と・・・。
少し離れた場所で「どうした!?」とTOMMY。
そして木の向こうから返ってきた返答が・・・
「スズメバチ!!」
だった。
「どこに?」
『足!兄ちゃんの足に止まっとる!』
「何っ!?動くなよ!にぃ!」
慌てて近寄って見ると、兄ちゃんのズボンの裾辺り、ちょうど素肌との境界線!
その素肌の内股の部分に、モゾモゾと動くオオスズメバチの姿!
(やっかいな場所だな……。)
「動くなよ!何とかしてやるから!」
「ああああ~!どうしよう!こえ~!気持ち悪い!」
ただでさえ虫が苦手な兄(にぃ)。
それでなくても、相手はスズメバチだ!
息子が目の前で悶絶しているってのに、動く事が出来ないごっさん!
「どうしよう!朋君!!」
「待ってろ!今取ってやるから!こっちに矛先をむかせてやる!」
(畜生……。ついに来たかこの時が。追憶シリーズ、スズメバチ編……。)
すると、「ああああああ!!!」
一際声を発する兄!
「どした!!」
「やべぇ!ズボンの中に入ってった!」と笑いを堪えながら訴えるごっさん!(笑)
「マジかよ!チ〇チ〇でも刺されたら事だぞ!(笑)」
TOMMYが棒っきれを片手に急いで近づくと、モゾモゾっと裾から這い出して、スズメバチはどこかへ飛んで行った。
事なきを得て、皆大爆笑!
「よく耐えたな~!今日のMVPだ!」

夕日が川面を照らし、そいつを背にザブザブとズボンを濡らしながら、また来た道を戻る。

「またスズメバチが戻って来るかもしれないぞ!」
「うわ!ここ深ぇ!」
「行け行け!進め!進めぇぇぃ!」
貧果の事なんて皆忘れていた。
夏の終わりのちょっとした冒険。

土手に上がり、夕日に照らされた子供達の顔は、来たときよりも幾分かたくましく見えた気がした。
- 2014年9月23日
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