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▼ 追憶~熊(死闘編)~
- ジャンル:日記/一般
先日の関西Fimo懇親会にて、色々な方から「早く書いてよ~」と 散々言われまくったので、意を決して書きます。 正直、あまり思い出したくありません(笑) あれは二年前、岐阜県は石徹白(いとしろ)山中での出来事でした…。 私は早朝から、とある支流に入って釣りを楽しんでいました。 その支流へはその時初めて入ったのですが、出る魚がとてもいい型ばかりだった事もあり、 夢中で川を登っていると、何だか本能的にヤバい…と感じる辺りまで遡上してしまって いました。 渓流を経験された事がある方はわかるだろうと思いますが、 言葉ではうまく表現出来ない、何だか「嫌な感じ」を実際に感じる事がたま~にあります。 大抵そんな時は、来た川を引き返すか、 山道に出て、ワケも分からない歌を歌いながら足早に山を下ります。 その時もそうでした。 コレ以上の遡上は何となく危険とみなし、引き返す事に…。 来た川を下るのはいくつもの堰堤や、岩を越えて来たので困難…。 やむなく勾配のきつい山の斜面を登り、やっとの思いで林道に出たその時でした。 一息つく間もなく、右の視界に違和感を感じたのです… 距離にして7、8m程の所だったであろうか… 真っ黒の大きな『ヤツ』がそこにいやがったのです! 「心臓が止まるかと思った」とはまさにこういう時に使うのでしょう…。 一瞬、ハートが外に飛び出たのではないかという激しい衝撃の後、 頭の先からつま先まで全身が激しく脈打つのがわかりました。 ヤツは威嚇するかの様に、鼻をヒクヒクさせながらしきりに首を左右に振っていました。 まず私がとった行動は、 身を屈め、胸に着いた熊除けの鈴を鳴らすというオーソドックスな手段でした。 「チリン!チリン!チリリリリリン!!」 すると熊の野郎はあろう事か、ズイッ…と一歩足を踏み出したのです! 「うぉっ!」 身構える私! 今度はそのままゆっくり後ずさりをすると、 あの忌々しい首を振る動作を続けながら、熊も私に近寄って来たのです! 「やべぇ…このまま逃げてもきっと追いかけて来るに違いない!マジでやべぇぞ俺!」 停止しかけた思考回路で瞬時に弾き出した答えは… 「やるしかねぇ!」でした(笑)。 今にして思えば時間にしてたったニ、三分の事だったと思いますが、 とにかくやけに長く感じられ、 その間ずっと鼻をヒクヒクしながら激しく首を振る熊の姿に、極度の緊張と苛 立ちから私の頭のネジがぶっ飛んだのです! でも逃げるか、闘うか、友達になるかの三択しかないわけですから(笑)。 私は咄嗟に落ちていた棒を拾い、顔が真っ赤になる程の大声で 「うぉらぁぁぁぁ!!」と威嚇してやりました。 その時のシミュレーションはこうです。 突っ込んで来る熊の顔面に、カウンターフルスイングをお見舞いしてやろうと…。 死ぬ気になれば勝てると本気で思っていたんです。 すると熊は一瞬体を強ばらせた後、一目散に森の中へ逃げて行きました。 続いて私も、脇目も振らず一目散に山を下って事なきを得たのでした。 熊に出会ったら迷わず気合いで挑みましょう(笑)。 次回は~エイ編~をお送りします。 ◎BGM『Burning Heart』bySURVIVOR

- 2010年6月12日
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