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チューブラーティップとデザイン

今週の月曜日にアドバンスメント74(SBR-74)の最終プロトを持って家邊さんが来られました。
今まで自分が使っていた最終プロトの微調整とロッドのデザイン、そして使用感の確認をしに、山口県の周防大島北側にある浮島(うかじま)で最終テストです。
例年であればメバルのパラダイスが待っている時期なのですが、少し遅れ気味な今年の情報はまだなく、自分たちで探すスタイルで入島。
この日のメンバーはスタッフのいなちゅうさんKENさん、そして千葉から遠征中の鈴木さんの計5名。
当日の様子は皆さんがブログで書いてくれていますのでここでは省略させて頂きます。
 


 
実は、今回のプロトロッドで5本目になるのですが、今までで最高の物に仕上がってきました。
そんな中で今日はこのロッドの拘り部分を解説しようと思います。
それは、ティップ部分。
現在では高弾性ソリッドティップが一般的になりつつある中、このロッドはチューブラーティップを採用しています。
少し前の記事にも同じ様なことを書いていますが、あの時は“チューブラーならでは感度”と書きました。これでは意味が分からないのでもっと簡単に書きます。
例えば、アジングの場合の対象魚はアジですよね。
ではアジのバイトってどういったバイトをするか?っと言うと「吸い込んで吐き出す」が一般的な回答だと思われます。
稀な質のバイトもありますがここでは置いといて、一番多く出るバイトを掛ける為にアジングでは高弾性カーボンのソリッドティップを使うんですよね。
では、メバルの場合はどうなのか?
実はメバルって多種多様で、それこそバイトの種類は無数にあると感じるほど。
そんな無数のバイトを可能な限り感知し、掛けるもしくは乗せる事を目的としてこのティップを採用しました。
また、釣り方もジグヘッドリグだけではなく、プラグやメタルを使ったハードな釣りでもルアーをコントロールしやすくしています。
先日の浮島釣行でも、正面や横から10m位の風が吹き海面は瀬戸内とは思えない程波が高く釣りをするコンディションとしては最悪の状況でしたが、1gのJHで十分な飛距離が出せ、バイトを手元にしっかり伝えてくれました。
感度がいいだけでなく、そのバイトを掛け、また乗せる事が出来るティップ、これが前回書いた「チューブラーならではの感度」なんです。
 


正直、今回のSBR-74をテストするにあたり、妥協をしたらもっと手前でOKと言ってもいいくらいの仕上がりだったのですが、かなり細かい所まで調整し、納得のロッドが仕上がりました。


最後にロッドのデザイン。
これは文章で表現するのが難しいので、写真を参考にしてください。
 
 






 

注:このエンドグリップは色の変更があります。 
 
 
発売は年明けの1月。
自信を持って世に出せる最高のロッドです。
 
 
大石 竜一
 

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