プロフィール
黄昏流星群
愛知県
プロフィール詳細
カレンダー
検索
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:10
- 昨日のアクセス:13
- 総アクセス数:141922
▼ いざ夢の王国へ・・・
- ジャンル:凄腕参戦記
シーバス・フィッシングを始めて、ちょうど2年目となった11月。
今まで80cmオーバーを上げた事がない俺。 いつしか釣ってみたいと思うだけで、具体的な行動はせず、ホームポイントでセイゴ達と戯れる釣行が続いた。
そんな中、11/12にソル友さんのお誘いを受け、ランカー王国と呼ばれる 夢の島へ初めて渡った。
その島で生の90UPを初めて見た。 夢のようなランカーサイズが何本も上がり、夢が実現のものへと近付いたような気がしたが、現実はそんなに甘くはなく、ラインブレイクに下唇をかみ締め再挑戦を誓った。 そして・・・・・・
日時:2011年11月26日(土)15:30 〜 27日(日)09:15
天候:快晴→薄曇/微風→弱風(北西) 気温:12度→6度/水温:17度
潮周り:中潮
潮位:満潮17:57(212cm)→干潮00:40(-17cm)→満潮07:31(214cm)
ポイント:夢の王国
今回の釣行は、前回のメンバーさんと一緒に挑みたかったが、残念ながら各々都合が合わず、K君・F君・俺の計3名で挑むことになった。
そして釣行当日、そもそも土曜は休み予定だったがトラブル発生で急遽、出勤。 迫る時間を気にしながら、残った仕事は部下に押付け午前中でなんとか切り上げ、集合場所の師崎へ車を走らせる。
少しでも車中で仮眠しようと集合時間の2時間前に着くものの、海を見てしまったら気持ちは昂るばかりで、前夜、入念にしたはずのルアーセレクトを再度始めながら気持ちを落ち着かせる。
防寒対策も万全に済ませ、渡船準備完了。 今すぐにでも竿が振り出せる状態でソル友さんの到着を待つ。
そんな俺とは対照的に落ち着き払ったソル友のK君・F君到着。
しかし、新たなフィッシングギアとしてスパイクブーツを新調するなど、彼らからもこの再挑戦に掛ける意気込みの強さが伝わってくる。
そんな3人の逸る気持ちを知ってか知らずか、渡船は10分遅れで到着。 そそくさと船に乗り込む。
いざ、夢の王国へ・・・

澄み切った青い空に浮かんだ夢の島が、どんどん近付いてくる。
先ずは、前回と同じテトラ帯にポイント決め3人並んで竿を振り出す。
波は穏やか・・・というより凪に近い。 潮もクリア。 多少の向かい風だが、気にするほどではない。
気になることは、釣行者が少ない・・・前回はポイント変えもままならない位にいたアングラーも見渡せる範囲では10人ほど・・・やはりシーズン終了なのか・・・(-"-;)
ひささんからの事前アドバイスを基に、ベイトであるコノシロ探しがキモであると考え、サーチルアーはIP-26
第1投を終えると、やっと気持ちが落ち着いた。
薄暮となった頃から、コノシロのスレ当たりの感触が出始める。
群れが小さいのか、薄いのか、なかなかスレ掛かりしない中、1匹目のコノシロをゲット
コノシロの動きを探るように扇状にキャストをするが、群れは小さく左右3mくらいで外れてしまう。
群れの左右・下に潜むシーバスを誘い出すようにバイブレーションを中心に探るが反応なし。
やがて、20mほど離れていた先行アングラーさんがヒットさせるが、足元でバラシ。 まずまずのサイズを見た3人のテンションは否応なしに上昇する。
ついにその時が来た!
完全に日暮れになった頃、ミノーにチェンジしたK君にHIT!
素早くF君がテトラを下りてランディング体勢を整える。 もたもたする俺は、テトラの上から照明係(苦笑)
足元際でテトラに入り込まれるが、リーダーを太くした事が功を奏して無事キャッチ!

ランカーには及ばないものの、夢の王国 初シーバス。(ルドラ130)
しかもK君は前回、2度ブレイクでバラシているだけに、課題をしっかり克服しての釣果はお見事! (o^-')b グッ!
さぁ~俺も続けとばかりにバイブからミノーにチェンジして探るが反応ない時間が過ぎていき、上げ潮止まりとなったので、小休止。
「まだ10時間以上あるんだから、焦っても始らない」と買い込んだ弁当を口に運びこむ。
一旦、休憩に入ると腰が重たくなってしまう俺・・・F君の「5分前行動」に促され、腰を上げてそれぞれの持ち場に散る。
下げ潮が始まると、沖へ遠ざかっていたコノシロが再び接岸する。 突如、暗闇中、F君のドラグがジィーーーーー!と鳴り響く!
ネットを持って素早く掛け寄るK君は、ランディング体勢。 俺は1つ1つ足元を確かめながらモタモタと歩み寄り、お約束の照明係(笑)
F君は何度もドラグを滑らせながら、ホームで培われた巧みなロッドワークで、根に潜ろうとする魚を引き起こし、魚体を浮かすと無事にネットイン! チームワークの勝利?

これぞ、夢の王国の真骨頂! 腹パンパンのランカーゲット!(ペニーサック モッカ)
今日は調子が良いのか? もしかして、今日は爆釣デーか? 夢の島カーニバルなのか?
開始早々とまでは行かないが、これから朝マズメまでの長い夜を考えれば、もう2、3本ランカー出てもおかしくはない・・・そんな雰囲気がこの時点ではあった。
さぁ 俺も続けとばかりに持ち場に散会。
黙々とロッドを振り続ける3人
シーバスの音信が途絶えると、段々と集中力が切れてくる。
退屈しのぎにIPでコノシロを掛けて遊び始める・・・
コノシロ ゲットー! 俺3匹目~ 1歩リードだぜ! と主旨から外れながら 時合いを待つ。
静寂の海で、時折起こる単発ボイルに一喜一憂しながらロッドを振り続ける。
釣り開始から6時間経過・・・
22時を過ぎると、冷え込みが厳しくなり、肩・腰・手首が徐々に悲鳴を上げはじめてきた。
最初は3人1組の行動が、体力の個人差からバラつきが出始める。
そりゃ無理もない・・・二十代のF君、三十代のK君に、四十半ばの俺が敵うはずもない
小休止をはさみながら1本目のゼナを飲む
今日はマイナス潮位。 どんどん下がる潮位に合せて、テトラを降りて行く
コノシロのスレ当たりだけが、なんとか集中力・気力を持続させる要素であったが干潮近くになると、反応がなくなった。
こうなると猛烈な睡魔が襲ってくる。 ここはテトラ上、少しでもバランスを失えば無傷では済まない・・・
タバコを吸い、ガムを噛み、フリスクを5粒頬張り噛み砕いたり・・・
でも2、3回キャストをすると猛烈な睡魔が再び・・・
そんな朦朧とした意識の中、ルアーチェンジをする際、手に持ったルアーをテトラの隙間に落としてしまう。
ヤバイ‥これは限界と思い、小休止。
何回となく小休止を繰り返しながらロッドを振り続けるものの、睡魔には勝てず、ついには堤防を背に寝てしまう。
屍1体・・・
この日の最低気温の予報は9度だったが、携行している水温計は朝、4時で6度だった。
寒さのあまり爆睡することはなく、小1時間ほどで目が覚める(あのまま寝込んだらヤバイでしょ)
この辺りから記憶が殆ど残っていない
曖昧な記憶になるが、4時45分頃、K君の『頑張りましょう』の声で一旦は起き上がり、堤防に立ち上がるものの、いつの間にか強くなった北風に意気消沈・・・と、言うより再び睡魔に見舞われ、北風から逃れるように堤防脇に身を隠し寝てしまった。
1時間位眠っただろうか‥目覚めるとすっかり空が明けていた。
再び堤防に上がると向かい風の中、K君、F君は果敢にロッドを振り続けている。(ところでK君少しでも寝た?)
寝ぼけ眼で二人に声を掛け状況を聞くが、シーバスの反応は無い上に、コノシロも何処かへ行ってしまったらしい・・・
状況はかなり厳しく事態は深刻です。
このまま俺だけ魚を見ずに終わるのか‥焦りが募る
2本目のゼナを隠れ飲みし、テトラの上に乗りラストスパート
IPと新戦力のレンジバイブ100・シリテンバイブ93のローテーションで攻め続ける。
立ち位置を少しずつ移動しながら変化を与えながら探り続ける。
ついにテトラ帯を諦め、漁港堤防に移動。
コノシロのスレ反応が所々であるが、群れている感じではない‥
ココもダメか‥絶望感が漂う
7、8人いた先行者達も次々と諦め島を出て行く。ちょうど堤防角地が空いたので、角地に場所を変える。
見晴らしが良くコノシロの群れが沖合に見えるが、とても届く距離ではない‥
その群れはテトラで粘るK君、F君達の方へ移動すると、二人はスレ掛かりで遊んでいる(笑)
角地の正面は、潮の流れが複雑に入り組み良い感じに見えるがシーバスからのコンタクトは一切なし
タイムアップまで1時間少々‥
複雑に流れる潮を1つ1つ刻むようにバイブを通し続ける‥
レンジを変えながら、リトリーブに変化を与えながら誘いを掛ける‥がコンタクトはなし
今年の集大成としての釣行がボウズかよ‥‥哀しいけど三枚目キャラの俺にはぴったりなログが書けるよな
あんなに皆さんから沢山のエールを貰いながらこの様かよ‥情けない
「釣れるまで帰ってくるな」とまで言われたし、どないしょう・・・
そんな悲壮感を浸りながらも、ダラダラと巻いているとゴンッ!
なんとなくロッドを立てると魚が掛かっている‥
またコノシロか‥‥
適当に巻き寄せているとババッと水面を割るエラ洗い!
キターーっ! シーバスじゃん!
適当なハンドリングが真剣になる。
サイズは小さいが、それでもボウズは免れられる貴重な1匹
ドラグを少し緩め、この1匹だけに集中する。
とにかくエラ洗いをさせないよう、浮き上がってきたら、テンションを緩めて下へ下へ潜らせ体力を奪う。
時間を掛けて寄せてくる‥
ネットを取り出し、買ったばかりのフレックスアームを開こうとするが、思うように開かない・・・(大汗)
リハーサルでは開いたのに・・・どうやってやるんだっけ?完全にテンパる俺
ロッドを股に挟み、両手でなんとか開かせる(笑)
慌てるな 慌てるな‥と深呼吸して自分を落ち着かせ、海中にネットを差し入れる。
ヨシッ! キャッチ!
玉の柄を縮め、遠く離れたK君とF君に見えるようにネットを高々と持ち上げ「ヤホーッ!」と叫ぶ!
俺がこの王国で見たシーバスの中では1番最小サイズじゃないかな‥
でも諦めていた中での1匹
こんなに嬉しいシーバスは久しぶり
こんなに真剣にロッドを振り続けたのも久しぶり
ウェイイン用の写真を収めると、やっと帰りの船の切符を手にすることができたと安堵感が込み上げてきた。
そして何よりも全員安打で帰れる事が気分的に凄く嬉しい(^.^)
やっぱり自分だけ釣れても同行者が釣れなければ、やはり心寂しいものがある
きっと彼ら二人も同じ思いで俺の行く末を案じ、気にしていたと思う。
これで全員が笑顔で帰ることができる
そんな嬉しさの余り、恥ずかしながらブツ持ち写真をお願いした。

残念ながら完全顔出しはできないが、口元からでもその嬉しさは感じとって貰えるはず。
こうして17時間45分に及ぶ釣行は幕を閉じた。
ありがとう 最初に夢の島に誘ってくれたソル友さん
ありがとう 同行してくれたK君・F君
ありがとう 夢の島
ありがとう 魚達
そして、熱いエールを送ってくれたFimoメンバーの皆さん 本当にありがとう

あばよ 夢の王国 また来年な!
- 2011年11月29日
- コメント(22)
コメントを見る
fimoニュース
14:00 | 2025湖サミット開催されました |
---|
10:00 | 買ってよかった便利グッズ フックリムーバー |
---|
登録ライター
- こんな日もあるよね
- 6 時間前
- rattleheadさん
- たけのこのこのこ2025 #4
- 5 日前
- はしおさん
- ラッキークラフト:スクリュー…
- 5 日前
- ichi-goさん
- 41st Overture
- 5 日前
- pleasureさん
- 『マイクロベイト』 2025/4/25…
- 13 日前
- hikaruさん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 貴重なバイトをモノにできるか⁉︎
- JUMPMAN
-
- ラッキー!
- kamikaze
最新のコメント