人妻との・・・~第四章~

  • ジャンル:恋愛・結婚
当ログには、性的な描写及び表現が多々含まれておりますので、18歳未満の方並びに高校生の方はご退場下さい。
また18歳以上の方であっても個人差がありますが、人によっては不快に感じる場合がございますので、このことをご承知置きください。

このログはフィクションであり、 登場する人物、団体は実在のものと一切関係ないと思います。


~第四章~【辛離】

 
「ピピピピピピッッ・・・・」と携帯のアラームが鳴り響き逢瀬の時の終わりを告げる。
 
むくっ!と起き上がった美佐子は、まだ夢うつつの順平にキスをして目覚めさせると順平は「う~ん!」と伸びをしながら起き上がる。
 
美佐子が「シャワー浴びようよ」と立ち上がる。
 
立ち上がった美佐子はテッシュを手に取ると、股間にあてがいながら「順平のモノ流れ出てくるぅ~」とガニ股に広げながら拭い取ると、テッシュを見ながら「いっぱい出たね」と満足げな表情を浮かべバスルームへと消えた。
 
美佐子を追うように順平もバスルームへ入ると、スポンジにソープを着け泡立てている。
 
入ってきた順平にノズルを向けザーッとシャワーを浴びせさせると「さぁ 腕 広げて」とゴシゴシと洗い始めた。 
「ハイ 背中向けて」「こっち向いて」と洗い子になりきる美佐子
 
うな垂れている順平のモノを優しく洗うと「頑張ったね」と泡まみれのモノにキスをするが、わかりきったことだが口に泡が付き「ぺっ ぺっ ぺっ!」と吹き落とす。
 
「はい 次は座って」とイスに座らせ、頭からシャワーを掛けると手際の良く指先で髪を洗い湯桶でザバーッ ザバーッと髪をすすぐと、掛けてあったタオルでバサッバサッと乱雑に拭う。
 
「はい」とスポンジを差し出し、「次は私を洗って」と言わんばかりの笑みを浮かべる。
 
ボディソープを付け、髪を濡らさないように首筋を洗う・・・美佐子を直立させたまま背中、お尻、ふくらはぎ 足首を洗い終えると、「はい」と正面を向く。

顎を上げ、首筋から肩、腕、そしてツンと乳首が上向く釣鐘型の胸を優しく洗う。股間も丁寧に洗い、足指の間も洗ってやる。「あはは くすぐったい」
 
順平はシャワーノズルを手に取ると、美佐子の全身を包んだ泡を洗い落とす。「気持ちいい~」と小さく呟く。
順平は美佐子の股間に手をあて、中指で秘部の中に注ぎ込まれたモノを掻き出すように指を動かすと「あ~ぁん ダメ 感じちゃうじゃん」と腰を引く。
 
美佐子の開いた股間にシャワーノズル向け刺激を与えると「ダメよ またおねだりするぞ〜」と順平のうな垂れたモノを握り締めニギニギと刺激を与えるが、残念ながら順平のモノは既に戦意喪失しており、申し訳なさそうにうな垂れているだけであった。
 
順平はキュッ!とシャワーを止めると、バスタオルを手に取り美佐子の柔肌についた水滴を優しく拭取った。 「はい 完了」
バスルームを出ると、二人の裸体がドレッサーの鏡に写し出される。
 
順平は鏡を介して美佐子を見つめながら、火照った首筋にキスをする。また美佐子も鏡の中の順平を見ながらキスの感触を感じていた。
 
「ほら 時間がなくなっちゃうよ」と順平のキスから逃れるように身体をひるがして、チラッと時計に目配せすると、ベッドの上に散らかったブラを取り身支度を始めた。
 
順平も手早く身支度を済ませ、煙草の煙を揺らしながら美佐子の身支度が終えるのを待っていると、美佐子はスリッパをパタパタと鳴らし駆け寄り、順平に飛びつき力強く顔を胸に押付けた。 美佐子は、頬で順平の温もりと鼓動を感じ終えると化粧をしにドレッサーに向った。

付き合い始めた頃は、このタイミングでのこの仕草が理解できなかったが、今では美佐子の想いを理解し、そっと抱きしめる順平であった。
 
ドレッサーにいる美佐子から「フロントに連絡してぇ~」の声に順平はフロントに連絡を済ませ、受話器を降ろすと「待たせちゃったね」と化粧が服に着かないように抱き合う。 キスもリップが着かないように舌先だけをチョンと触れ合う。
 
「忘れ物はないね~」と指輪やピアスを指先で確かめ、乱れたシーツをそのままに部屋を出る。
 
 
エレベーターがフロント階に到着すると「ゴルフ代おごってもらったから、私が払うわ」と手際よくフロントで精算を済ます美佐子
 
 
 
ホテルのドアを開け外に出るとムッとした生暖かい空気が二人を包み、現実の時へと引き戻す。
 
 
 
再び順平がハンドルを握りホテルを出ると、インターから高速に乗り、朝合流したショッピングセンターに車を走らせる。
 

「別れ」の時が近付くにつれ、車内の空気が重たさを増す中、ポツリと美佐子は「次は いつ 逢えるのかな」と握り合っていた手をグッグッ!と握り締め答えを求めてくる。
 
家族のこと、仕事のこと、健康のこと、趣味のこと・・・切ない気持ちを紛らわすかのように他愛もない会話を続けるが、無情にも別れの時が近付いてくる。
 
ショッピングセンターの建物が見えると会話は途絶え、静まりかえった車内には、カチ・カチ・カチ・カチ・・・とウインカーの音だけが響く。
 
順平は自分の車の横に並べ止め、右手でシフトをPレンジに入れると「はい お疲れ様でした」と明るく振舞いながら言うと、無言のまま握り合っていた手をギュッとより強く握り締める美佐子。
 
そんな手がふっと緩んだ瞬間、昂っていた感情の糸が切れた二人は、駐車場を行き交う人目もはばからず、ファンデーションが着いてしまうことやリップが写ってしまうことも忘れ強く抱き合う二人。

 


 
互いの気持ちを思い遣れば、思い遣るほど、抱き締めあう腕の力は強くなるばかり・・・
 
 
 
 
 
 

次にいつ逢えるのか確証のない恋、未来の約束などできない恋、将来を語ることも、夢を見ることさえも許されない恋・・・
 
 
 
 

 
 
順平は気落ちしそうな心を奮わせ「そろそろ時間だぞ」と抱きしめていた腕の力を緩め、美佐子の両肩を掴みながら、気持ちの踏ん切りを促す。
 
「う、うん わかった」と俯くものの美佐子は瞳を潤んでいる。「あは、ごめんね せっかく 楽しい1日を過ごせたのに湿っぽくしちゃって」と気丈に振舞いながら、ドアノブに指を掛け、ひと呼吸 間を置き「うん 今日はありがとう」と自らに言い聞かせるかのように語気を強めて車を降りた。
 
順平は自分のキャディバッグをトランクから下ろすと、運転席に座る美佐子の横に立ち「気をつけて帰りなよ」と握手を求めて手を差し伸べると、美佐子はセカンドバッグの中から小さな包みを取り出し「これ 今日の記念にプレゼント。 帰りの車の中で見てね」と差し出す。
 

順平はプレゼントを受取ると「ありがとう 後で開けてみるよ」と美佐子の右手を優しく掴む。
 

美佐子はDレンジにギアを入れると、車はゆっくりと動き出し、握っていた手が引っ張られる。車の動きに合わせてスルスルスル・・・と離れた手は力なく振り下ろされ揺らいでいた。
 
 
空虚な眼差しで美佐子の車を視界から消え行くまで追い続ける順平
 
 
「パァッ!」とどこからか鳴り響いたクラクションの音で我に返り、キャディバッグを車に詰め込み、車に乗り込むと「ふぅ~~~っ」と長く深い溜め息をつきエンジンを掛けると、家路に向け車を走らせる。
 
 
夕暮れに染まる街を定まらない視線で眺め、今日の逢瀬のひと時を思い返しながら車を走らせる。
 
 
信号待ちでタバコを探すと、別れ際に美佐子から貰ったプレゼントの包みが目に止まり、「俺の誕生日でもないし・・・なんだろうなぁ?」とガサガサと包みを開けはじめた。
 
 
すると現れたのは・・・!









ここまで来たら引っ張りますm(_ _)m 

いよいよ次回、最終章!
  

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