【緩々なボートシーバスライフ】湾奥発ボートシーバス　10/30横浜午後便　　10数年経つ間に...

時の流れは色んなものが変えていくなあ、って話がメイン。釣りの話は少な目です。

まだランカー便なんて言葉が無かった頃、この時期は結構憂鬱でしてね。何故ならアイクルに乗るお客さんは今と同じくサイズ狙いのお客さんばかり。

バイトが有ろうが無かろうが、基本はオープンエリアでやり切る。お客さんの思考が「そう」なのか、船長が「そう」導いてるのか、は

鶏が先か、卵が先か

と同じで、どっちが先に来たのかは、後から参加した僕にはよくわからないけど、たとえ船長が導いたにしろ、お客さんの意識は割と統一されてたように思う。でも、それが当時の僕には憂鬱でして。

何故なら元々ストラク撃ち育ちの僕には、バイトが無いところを何度もボートを流し変えながら粘り切るなんてDNAは持ち合わせて無く。

ましてや、わざわざボートに乗って4時間ノーバイトで帰るなんて有り得ない。オープンで釣れないなら、ストラクチャーで1本でも2本でも魚に触って帰りたいと思っていたから。

そんなわたくしですがね、長年に渡って洗脳（笑）され続けた結果、大分考え方が変わりまして。

敢えて土曜日の午後便なんて変なタイミングでの釣行を所望したかと言えば、

陽が傾くタイミングと朝からロング便で出てるガイド船が帰るタイミングが同じ。もう一つ挙げると潮も14時上げ止まり。長潮なんで潮位変化は少ないものの、いかにも

1発ありそうじゃない？（笑）

勿論、外すことも有る。そこは織り込み済。だからこその短時間便。ロング便でバイトが少ないと気持ち的にもたないから。4時間やり切って

外したら仕方ない

10数年経ってそう思えるようになったわけですよ。だからこの時期に敢えて4時間便の予約を入れたんだけどね。

ところがね、通い始めてから10年以上の月日が経ち、船長も2人居なくなって、１人は長年の無理がたたって（笑）出席率が大幅に低下中。

新しい船長さん達の思考も変わって来たんだろうね。4時間って短時間の中でサイズ狙い1本では危険ですよ、と。いやいや、10数年前は俺だって

そう思ってたんだって（笑）

それを貴方の先輩達がね、そんな

中途半端な発想

じゃ釣れる魚も釣れないよ、とか

ブレブレじゃん

とか、散々言わましてね。で、意識から変えてったわけですよ。でも意識を変えるって、そんな簡単な話じゃなくて。

結構、苦労したんだけどなあ

10数年の時が経つ間に、まさか船長と自分の考え180度入れ替わるとはね（笑）。

この食い違い、言いたいことは色々あるけど、基本的には船長の方針が全て。それが乗合だから。

そもそも5人中3人のロッドにジグサビキがブラ下がってたら、船長も困るよね（苦笑）。

それでも間違いないのは、船長とイメージがそこまでズレてたらいい釣りなんて

出来るわけがない

ってこと。ましてや

開始早々に1本獲って気が抜けてしまったから。だって1発狙いでやり切るならともかく、拾いに行ってボウズ喰らったらシャレになりませんから。そういう状況下での魚なんでそりゃ、気が抜けますよ。

で、気が抜けたトコに喰ったのがコイツ。もう疲れちゃってね（苦笑）。

おまけに終始メンタルが不安定だったせいか、変なトコに力が入ってたんだろうね。今まで飛んだことない番手のガイドが飛んでしまい...。

こりゃ、駄目だわ（笑）

陽が傾いたところで最後にそれっぽいところを流したので、前に入らしてもらってアマペンをキャスト。

で、短いストレッチの中で都合4発出たものの全てミスバイト。やっぱりリズムがおかしかったのかな。

結局シーバス2のイナダ1。なんか色々と疲れた釣行だったなあ。