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▼ ガイドの修理
- ジャンル:日記/一般
- (メンテナンス)
折角の休みですが、暴風雨で釣りに行けないので
先日南房総の地磯で破損したトップガイドの修理しました。
なぜ壊したかと言うと、ルアーが根掛かりしてしまいロッドを煽ってルアーを回収しようとしていたら海水で濡れたグローブの手元が滑ってしまい、一段下の磯にタックルごと落とまいました
ロッドは超お気に入りのジークラフト モンスターサーフ爆投スペシャル
トップガイドのトルザイトリングだけが衝撃で外れて無くなってました
その時のブログ:
http://www.fimosw.com/u/ta2aki/vmze71ao5cx4mt
グリップのEVA樹脂も少し傷が付きましたが、不幸中の幸いそれ以外にブランクスや他のガイドやリールへのダメージはなし
右がトルザイトリング外れたガイド
左が今回取り寄せたトルザイトリング搭載ガイドです。

まず、今回の場合の修理のパターンは2つ。
1
素直に釣具屋に持ち込んでメーカー修理
この場合
ガイド代2,200円 修理代金1,500円 手数料1,000円
全て税別。
ガイド交換で総額税込み5,076円です。
修理完了まで早くて約2週間位かかります。
ちなみに、グリップの修理は高額のためバット側のロッドを買い直した方が安いとのこと。
これらメーカーに問い合わせました。
2
自分で修理
この場合大まかな流れは以下の通り。
①自分のロッドのガイド規格、型番を確認
②ガイドに使用されているリング種別とサイズを確認
③ネットで同じリングが搭載されているガイドを購入
④取り寄せたガイドからリングを取り外す
⑤取り外したガイドを移植
必要な費用はガイド代1700円とエポキシ100円だけ
合計1800円位です。
期間はガイドが届けば30分で作業は終わり。
エポキシの硬化に2日かけても翌週の釣りには間に合います。
私の場合は過去にシマノのNESSA ci4 でも鹿島のヘッドランドで転けた時に同じくトップガイドのリングだけ破損して自分で修理したこともあったので今回も自分で修理です!
尚、グリップのEVAは大したダメージではないので修理しないことにしました。
自分で修理するのは、何より早く直るのが最大のメリットだと思います
それでは修理の様子を紹介します。
まず、メーカーに問い合わせてガイドの仕様を確認したところ
モンスターサーフ爆投スペシャルは
T-KGTT 7F-2.2
が使われている事が分かりました。
このパーツをGoogleで検索するとヨドバシドットコムで取り扱っていますが、在庫切れでメーカー取り寄せとなっていた為、同じリングが使われている別型番のトップガイドを調達。
【参考】ガイド型番の見方
T-KGTT 7F-2.2この場合、以下の意味になります。
先頭のT =フレームの種類。Tはチタンフレーム。Pならステンレス
KG =ガイドの名前。KGガイド
T =リングの種類。Tはトルザイトリング。SだとSICリング
T =ガイドの種類。Tはトップガイド。Gだとガイド
7F =リングサイズ。リングサイズ7でF型。F型というのはリングの上が広くなっている物で、トルザイトリングにしか無いみたいです。
2.2 =ここはロッド径。
リングだけ移植するので、トルザイトリング サイズ7のF型であれば良いです。
x-xTx 7F-xx
今回はT2-KGTT 7F-2.8
というガイドからリングを摘出して修理します。
【準備するもの】
・ガイドリングが壊れたロッド
・摘出したいリングを搭載したガイド
・エポキシ
・キッチンペーパー
・アルミ箔
・カッター
・ペンチ
・箸(円錐形のタイプ。割り箸だと難しいかも)
写真はガイドのパッケージです。

箱からガイドを取り出して、要らない箸に通して
コンロで炙ります。
片手にガイドを通した箸
もう片方の手でペンチを持って作業しました。
炙りすぎに注意。
本当軽く3秒位で良いです。

炙りながらペンチでを下の方に引っ張ると、
ずるっとリングだけが外れました。


キレイにトルザイトリングだけ摘出成功。
リングの周りに溶けたエポキシのカスが残っていますので、カッターでキレイにします。
同様にガイドリングだけ無くなってしまったロッドに付いているガイドも
カッターを使って残ったエポキシをキレイに削ります。

準備が整ったので次は接着剤です。
今回使うのはダイソーの2液混合タイプのエポキシです。

今回エポキシは昔使った残りが有ったのでそれを使います。
料理で使うアルミ箔を適当な大きさに切って
このエポキシをA液B液同量アルミ箔の上に出します。

私の場合はアルミ箔の上の2液を爪楊枝を使って少しずつ均等に混ぜました。
いよいよ接着ですが、事前にガイドとリングがハマるか確認しておくことが大切です。
今回破損ガイドは落とした衝撃で少しだけ円が歪んでいたようでハマりませんでした。
箸をガイドに通してグリグリする事で真円に近い形に戻すことでリングがハマるようになりました。
接着の際はガイドの下から箸を通してリングを通します。
リングが箸に軽くハマる位、押し込みます。
この状態で、爪楊枝を使ってエポキシをリングに薄く塗っていきます。

ガイドを手で押さえ、リングが付いた箸を下に引っ張るとガイドにリングがしっかりとハマり、その後箸からリングも外れます。
リングがすっぽ抜けない様にガイドの下に出ているリングにも念の為エポキシを薄く塗ります。
余分にはみ出したエポキシはキッチンペーパーで取り除きます。
仕上げにキッチンペーパーを箸に巻いてリングの中に通してリングの内側に付いたエポキシを取り除きます。

これで修理完了です。
後は2日位放置して完全にエポキシが固まるのを待つだけ。
作業時間も30分以下です。
仕上がりも完璧


同じ様なトラブルで困ってる方の参考ななればと思い書きましたが、失敗など責任は取れませんので、やられる方は自己責任でお願いします
先日南房総の地磯で破損したトップガイドの修理しました。
なぜ壊したかと言うと、ルアーが根掛かりしてしまいロッドを煽ってルアーを回収しようとしていたら海水で濡れたグローブの手元が滑ってしまい、一段下の磯にタックルごと落とまいました

ロッドは超お気に入りのジークラフト モンスターサーフ爆投スペシャル
トップガイドのトルザイトリングだけが衝撃で外れて無くなってました

その時のブログ:
http://www.fimosw.com/u/ta2aki/vmze71ao5cx4mt
グリップのEVA樹脂も少し傷が付きましたが、不幸中の幸いそれ以外にブランクスや他のガイドやリールへのダメージはなし
右がトルザイトリング外れたガイド
左が今回取り寄せたトルザイトリング搭載ガイドです。

まず、今回の場合の修理のパターンは2つ。
1
素直に釣具屋に持ち込んでメーカー修理
この場合
ガイド代2,200円 修理代金1,500円 手数料1,000円
全て税別。
ガイド交換で総額税込み5,076円です。
修理完了まで早くて約2週間位かかります。
ちなみに、グリップの修理は高額のためバット側のロッドを買い直した方が安いとのこと。
これらメーカーに問い合わせました。
2
自分で修理
この場合大まかな流れは以下の通り。
①自分のロッドのガイド規格、型番を確認
②ガイドに使用されているリング種別とサイズを確認
③ネットで同じリングが搭載されているガイドを購入
④取り寄せたガイドからリングを取り外す
⑤取り外したガイドを移植
必要な費用はガイド代1700円とエポキシ100円だけ
合計1800円位です。
期間はガイドが届けば30分で作業は終わり。
エポキシの硬化に2日かけても翌週の釣りには間に合います。
私の場合は過去にシマノのNESSA ci4 でも鹿島のヘッドランドで転けた時に同じくトップガイドのリングだけ破損して自分で修理したこともあったので今回も自分で修理です!
尚、グリップのEVAは大したダメージではないので修理しないことにしました。
自分で修理するのは、何より早く直るのが最大のメリットだと思います

それでは修理の様子を紹介します。
まず、メーカーに問い合わせてガイドの仕様を確認したところ
モンスターサーフ爆投スペシャルは
T-KGTT 7F-2.2
が使われている事が分かりました。
このパーツをGoogleで検索するとヨドバシドットコムで取り扱っていますが、在庫切れでメーカー取り寄せとなっていた為、同じリングが使われている別型番のトップガイドを調達。
【参考】ガイド型番の見方
T-KGTT 7F-2.2この場合、以下の意味になります。
先頭のT =フレームの種類。Tはチタンフレーム。Pならステンレス
KG =ガイドの名前。KGガイド
T =リングの種類。Tはトルザイトリング。SだとSICリング
T =ガイドの種類。Tはトップガイド。Gだとガイド
7F =リングサイズ。リングサイズ7でF型。F型というのはリングの上が広くなっている物で、トルザイトリングにしか無いみたいです。
2.2 =ここはロッド径。
リングだけ移植するので、トルザイトリング サイズ7のF型であれば良いです。
x-xTx 7F-xx
今回はT2-KGTT 7F-2.8
というガイドからリングを摘出して修理します。
【準備するもの】
・ガイドリングが壊れたロッド
・摘出したいリングを搭載したガイド
・エポキシ
・キッチンペーパー
・アルミ箔
・カッター
・ペンチ
・箸(円錐形のタイプ。割り箸だと難しいかも)
写真はガイドのパッケージです。

箱からガイドを取り出して、要らない箸に通して
コンロで炙ります。
片手にガイドを通した箸
もう片方の手でペンチを持って作業しました。
炙りすぎに注意。
本当軽く3秒位で良いです。

炙りながらペンチでを下の方に引っ張ると、
ずるっとリングだけが外れました。


キレイにトルザイトリングだけ摘出成功。
リングの周りに溶けたエポキシのカスが残っていますので、カッターでキレイにします。
同様にガイドリングだけ無くなってしまったロッドに付いているガイドも
カッターを使って残ったエポキシをキレイに削ります。

準備が整ったので次は接着剤です。
今回使うのはダイソーの2液混合タイプのエポキシです。

今回エポキシは昔使った残りが有ったのでそれを使います。
料理で使うアルミ箔を適当な大きさに切って
このエポキシをA液B液同量アルミ箔の上に出します。

私の場合はアルミ箔の上の2液を爪楊枝を使って少しずつ均等に混ぜました。
いよいよ接着ですが、事前にガイドとリングがハマるか確認しておくことが大切です。
今回破損ガイドは落とした衝撃で少しだけ円が歪んでいたようでハマりませんでした。
箸をガイドに通してグリグリする事で真円に近い形に戻すことでリングがハマるようになりました。
接着の際はガイドの下から箸を通してリングを通します。
リングが箸に軽くハマる位、押し込みます。
この状態で、爪楊枝を使ってエポキシをリングに薄く塗っていきます。

ガイドを手で押さえ、リングが付いた箸を下に引っ張るとガイドにリングがしっかりとハマり、その後箸からリングも外れます。
リングがすっぽ抜けない様にガイドの下に出ているリングにも念の為エポキシを薄く塗ります。
余分にはみ出したエポキシはキッチンペーパーで取り除きます。
仕上げにキッチンペーパーを箸に巻いてリングの中に通してリングの内側に付いたエポキシを取り除きます。

これで修理完了です。
後は2日位放置して完全にエポキシが固まるのを待つだけ。
作業時間も30分以下です。
仕上がりも完璧



同じ様なトラブルで困ってる方の参考ななればと思い書きましたが、失敗など責任は取れませんので、やられる方は自己責任でお願いします

- 2019年3月3日
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