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〝 ロングノーズ BB 〟

今は残念ながら廃刊となってしまったが、月刊誌「Basser」で有名なつり人社から「BOAT&REEL」と云うオフショアボート・フィッシング御用達のコアな季刊誌が発刊されていた。
その季刊誌の2000年夏号に、初めてフィッシュ&スキー艇として掲載された弊社艇が「Bay Basser」である。






記事内容の一部を紹介させていただくと「 ベイエリアの蒼い疾風 … これまでのように和船ベースのフィッシングボートを艤装したのではなく、シーバスフィッシングを前提に開発されただけあって、抜きんでた性能を誇っている。」とコメントされている。
18フィート艇で搭載機関の最大馬力が90馬力であった事から、当時のバサーからも注目されていた。
この艇のハルは、3分割の割型でハンドレイアップ積層と曲面構成されていて、ハル強度、特に捩れに強い構造であった事から後のインディ・タントラムでは、125馬力まで保証馬力をJCI承認された事からも裏付けられる。

この艇でシーバスに特化させてみようと判断したのは、前年に開催された大分市のフライ&ルアーショップ主催のシーバス大会がきっかけであった。
最初は、ウェイク専用艇タントラムで宣伝がてら出艇させていただいたのだが、ウェイクタワーが邪魔になった事と和船と違いディープVのハル形状であった事から、停船時に左右へのローリングでバウデッキに立つ事を躊躇せざるを得ない為に満足なキャスティングが出来なかった事から、結果を残せなかった。
他の20フィート艇より小回りが効くし、パワーには自信を持って出艇したのであったが、余りの悔しさから、大会終了後に「来年は、必ず納得いただける艇に改造して来ますので、再度乗船してみてください。」と乗船いただいたアングラー各氏に約束をしていたのであった。

ヒントはあった。バウとスターンに腰の高さに合わせたレール内にスッポリ入ってキャスティングしている舶来艇の姿であった。これに、当時発売ホヤホヤであったソルト用オートパイロット・バウモーターを標準で装備し、更により長くエレキを使える様にソーラーチャージャーや小回りを連続しても疲れない様に高効率手動油圧操舵まで艤装し、普通免許で牽引可能なスタイリッシュなシアーライン。

こうして、ロングノーズ&ショートデッキの純国産トレーラブル・フィッシュ&スキー艇「SR180BB」が誕生した。
 
 

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