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STELLA SW5000HG分解

STELLA SW5000HG

前回の釣行で高波と豪雨を被りビショビショになったSTELLAがいったいどんな状態になっているのか確かめたくて分解してみました。

いつものようにちょちょいと分解


あれだけ海水を被ったのに基幹部分は全く浸水の痕跡なし
前回グリスアップした時の状態をきれいに保ってます。

ローラークラッチカバーを取ると...


おやおや~

ローラークラッチカバー(左)とローラークラッチシールの間に海水の浸入した形跡が...
塩の結晶が見られます。

でも...

ローラークラッチ(右)には全く海水の浸入した形跡はありません。
左の部品はパーツリストに載ってない秘密の部品

ローターの隙間から侵入した海水は回転枠カラーで跳ね返されローラークラッチシールの上に流されるので、ローラークラッチ本体には海水が浸入しない構造なんです。

簡単な構造でしっかり防水しています。

追記
ローラークラッチの外側の銀の金具はよく見ると緩やかな六角形なので角度がずれるとロックが効かなくなります。
取り外す際にはマジックでマーキングすると角度が合わせやすいです。


海水の浸入が見られなかったものの、念のため基幹部分をクリーニングして、細部を確認
メインシャフト、マスター、ピニオンギアなども傷や摩耗も無し

エアーダスターで埃を吹き飛ばしてから DG06 SHIPグリスを注射器を使ってグリスアップして組み上げます。

キモは クロスギヤのクロスした部分に注射器でギヤオイルをピュピュッと...
こうすることでコツコツ感は大幅に緩和されます。



上の写真のパーツリストに載ってない秘密の部品なんですが、実は ローラークラッチ組みパーツを注文すると付属でついてくるローラークラッチの蓋なんです。

自分で分解する人達の間では割と有名なパーツでこれがあると分解時にビヨヨ~ンとバネが飛び出したりしないんです。
また、面倒なローラークラッチの位置出しも一発で決まります。

本当は 07STELLA 4000の部品ですが、10STELLA、08SWにも流用できるし、確か2500番までは同じ部品が使えると思います。

注意点はローラークラッチシールを取り付ける際に、空気をきれいに抜くこと
空気が入っているとスプールの上死点の時に膨らんでゴツゴツした感じになります。

後は、分解した手順で組み立てたら完成です。

おしまい


あっ Kenta@愛媛さんのスプールは忘れたんじゃないよ
スプール分解編でネタにさせてもらいます。

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