ほぼ毎週と言っていい程

私は釣りに出ています



”ほんまに釣り好きやねんなぁ”と言われたりも・・・

でもそれは半分正解で

半分は釣りしか私にはないと言った所



人が嫌いという訳ではなく

人混みが苦手な私

流行りモノを追う事もないし

飲みに出たりもしない

繁華街と呼ばれるトコロには

年間で1～2回しか出ないのです



カラオケだって歌も知らないし

閉鎖された空間が私には馴染めない

空間に響くスピーカーの振動で

身体の調子が悪くなり寝込んだ事もある



そんな私だから釣り場に身を置いている

子供の頃からやってる

釣りだけがずっと続ける事が出来ていて

釣り場にいて竿をも振っていれば

気持ちが落ち着くのです



それに

海は誰にでも平等で

川や空だって

誰にでも平等で

嘘をついたりしない



自身が過ちを犯せば

牙を剥いたりもするけど

それも誰にだって同じ事



裏切ったりはしない



そういう理由からか

私は常に水辺に

身を置きたいと

想っているのです



一人という事が

たまに寂しくもあります

それでも私は

水辺に立ってしまうのでしょう



少しだけ

科学に身を包んでいる

私の方に分があるけれど

対等に私と向き合ってくれる

魚という存在に

対峙し感謝する



海にも

川にも

自然の総てに

感謝し


尊敬の意を感じながら

水辺に立ち

竿を振り

想いを巡らせるのです