芦ノ湖が解禁ですよ!

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早速、芦ノ湖のお話を。


そう、ワタシのルアーフィッシングのルーツは淡水にあって、しかもデビウは芦ノ湖です。

メインはトラウトですね。本当はバスを釣りたかったんですが、浜で70cm近いドナルドソンを揚げてる姿を目撃してしまい、それからは主にトラウトを狙っていました。夏場にはバスも狙ってましたが、トラウトの方がハマッてた気がします。


当然、最初は釣れません。

暫くルアーキャストしてダメだと、イクラでウキ釣りしてました(笑)

それが、どうも釣れる場所とレンジってのがあるんですよね。今となっては当たり前のコトなんですが。

この経験は少なからず、のちの釣りに影響してると思われます。



今では(てか結構前から)シーバスより芦ノ湖のトラウトの方が得意です(笑)


お手軽に完全ショアからしかやっていませんが、63cmのドナルドソンを獲ってたりします。ブラウンは何本取っても45cm止まりなので、50UPを目標に。レインボーの目標は野心的に70UPです。


最初は基本とされる3g程度のスプーンを使っていましたが、コレがどうにも釣れません。今では何とかコツを掴みかけてますが、でも何か違う気がしてます。。

芦ノ湖で一番最初にレインボーが釣れたのは、リョービの小さい黒金のシャッドプラグでした。それの鬼トゥイッチです。それからいくつかシャッドプラグを買って試したところ、抜群に釣れたのがラッキークラフトのベビーシャッド50SPでした。

色々と動かしているうちに、強めにトゥイッチを入れると上下が反転し、そのまま動かすと水面に向かって「潜る」、つまり急速浮上ですね。そんな超アクロバティックなコトが出来ると発見し、リアクションで食わせまくってました。マーゲイのチョンガーの180°版な感じです。

芦ノ湖のショアからベビシャの鬼トゥイッチで回遊待ちですから、今思うと、中学生ながら自虐度の高い釣りしてましたね(爆) 風がある時は回遊ルートまで飛ばないので、ベビーバイブ40も使ってました。コレもトゥイッチして釣ってたりします。どちらも思い切りラトル入ってますが、全く気にせず、、と云うよりも、その効果については考えていませんでした。知らないって恐ろしい(笑)



こうして幾つかのマイクロプラグを使ってリアクションの釣りを覚えたワタシですが、それから暫くして、もう一つの転機が訪れます。


そう、ワンダー80の発売です。

今ではもう古い部類のシーバスルアーであり、コレを知らないアングラーは居ないと思います。

知ってる人も居ると思いますが、実はコレ、バス用として開発されたものなんです。

ウォブリングでもローリングでもない、全く新しいアクションのプラグだったので、開発部では確か「ナチュラルスイミングベイト」と云うジャンルで呼ばれていました。


当時はそこそこシーバスもやっていた時期だったので、当然、購入後は淡水より先に海水に投入されます(笑)

確か、最初に釣ったのはタチウオです。

当時はシーバスが全く釣れない人だったので、ワンダー80で最初のシーバスを釣るまでには1年とか、もしかしたらもっと掛かっていた気がします。それでも超数少ないシーバスを獲ったルアーですから、猛烈に信頼するようになります。



で、バス用ルアーですから、ちゃんと芦ノ湖でも投入しました。

そうしたら、バイトには至らないものの、結構チェイスがあるんですよ。

あの芦ノ湖で、ショアからプラグをタダ巻きして反応があると云うのは、かなり衝撃的でした。

コレは今までに無い、革命的なプラグと確信し、フィールドを問わず使い込むようになります。

そして一時期は、ワンダー80とビーフリ78SPでしかシーバスが釣れない体になってました(笑)


少し話が逸れましたが、バスのチェイスや海での実績から、トラウトを狙うときにもキャストするようになり、そしてまた成果を揚げます。

当時使っていたトラウトロッドはメバルと兼用の、7フィートのURのロッドでした。なので、マイクロプラグやスプーン、スピナーがメインでしたが、ワンダー80は当時10.5gとキャストウェイト以上あっても引き重りがしないので、ギリギリ使える範囲でした。ちなみに今は、海を主眼に置いてるせいかウェイトアップされています。

ショアからなので、あの圧倒的飛距離と、なぜか魚を惹き付けるやる気の無いアクションは非常に強力です。

当時の芦ノ湖のトラウト狙いでナチュラルスイム系のプラグをキャストしていたアングラーは、まず居なかったと思います。多分、今でも超少数派でしょうね。

ワンダー80を使うことによって、マイクロプラグでは飛距離が足りない状況でも魚を出せるようになりました。強風時はスプーンしか使えませんでしたからね。この差は大きすぎます。


高校2年の春には、ワンダー80の黒金を使ってベイトタックルのキャスト練習をしている時に、自己記録となる63cmのドナルドソンを釣ってしまいました。

重量があってキャストし易く、一応ゆっくり巻いていれば魚が掛かるコトもあるだろうとは思っていましたが、、まさかの自己記録です(汗)



ワンダーの話は、もう少し続きます。

超釣れるオリジナルサイズの80に加え、それをサイズダウンした60も発売されたのです。コレがまた非常に良く釣れました。やはりフラフラ泳いでいるワカサギとサイズが近いからでしょうか。

ワンダー60が発売されてからは、コチラをキャストする時間が増えました。

それだけキャストすると云うコトは、当然ロストもするワケです。

ある日、放流場所になっているワンド内で、30cm程度の放流されたレインボーがワンダー60で激釣れするパターンを発見しました。が、沈め過ぎたせいか根掛かってロストします。

そこで仕方なく同じ黒金の80をキャストしたところ、、コレが60より激釣れと云う(笑)

 
その頃は飛距離を出すためにシーバスタックルを使い始めていました。デケイお魚しか狙ってないので当然の選択とも云えますが、結構、何か間違いつつありますw

こうしてたまたまワンダー60の黒金をロストしたことにより、また釣果が伸びるようになりました。


でも、この釣り、釣れるとは云え、釣れない時間のキツさは中々のものです。特に、元は超リアクションの釣りをしていたワタシですから、タダ巻きしっぱなしで無反応だと、かなり退屈になります。

やっぱり、タダ巻きだけでは獲れない魚って、かなり多いと思うんですよね。


そこで、昨シーズンは、また新しいプラグを配備してみました。

ナチュラルスイム系のアクションで泳ぎつつ、ロッドワークにも機敏に反応するモノ・・・

そう、ベイスラッグです。

芦ノ湖で投入してますから、レイクスラッグでしょうか(笑)




その日は凄まじい爆風が正面から吹いていました。

3gクラスだと、スプーンも風に押され、酷いと背後に飛ぶ感じです。更に風表で表層の水が押されているせいか、護岸の上まで波が上がってきたり、水没してる箇所もありました。まるでヒラ釣るような状況です。




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岬の先端ならサラシ出てますね(笑)




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普段攻めているポイントが完全に水没。。





スプーンすらまともに使えないハードな状況の中、とりあえずワンダー80で一通り攻め、30cmクラスのレインボーを2本キャッチ。やはり、強力過ぎます。




 

このサイズなら簡単に出せるようになりました。





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そして2本目はサイズUP♪



コレでとりあえず釣るコトには満足し、サイズを出すことを考え始めました。丁度、風が更に強さを増し、ワンダー80ですら15mも飛ばなくなってきたところで、足元から少し水深のあるエリアへ移動しベイスラッグ80ESを投入しました。

そしてコレが、いきなり結果を出します。

数回のダートとタダ巻きを組み合わせて巻いてくると、目の前のブレイクでゴツン!とバイトが。そこそこの重量から小さくないと思っていると・・・







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こんなん出ましたww




45cmのブラウンです。また45cmかい!とも思いましたが、新しい釣り方を試して得られた結果なので、かなり嬉しかったですね。

コレがヒットする前も、多分、小さめなレインボーのバイトが何度かありましたから、かなり使えるような気がしてます。



こんな感じで、また新しい武器を手に入れたワケです。

トラウト用のナチュラルスイム系は幾つか発売されてますが、流石にジャークベイトは無いと思います。と云うコトで、今は7cmクラスのジャークベイトを試作中です(笑)


今季はコレらに加え、昨シーズンに海で得た諸々の経験を芦ノ湖に持ち込み、ショアからお手軽にデケイお魚さんを釣りまくろうと画策してます。

確率を上げるために色々と工夫して、ちゃんと答えが返ってくる釣りは、本当に楽しいですね。こう云った新しい発見があるからこそ、ワタシは飽きずに釣りを続けてるのかなぁ、と思います。


かなり長くなりましたが、ワタシにとって芦ノ湖は、このようにとっても思い入れのあるフィールドです。

使うプラグにもよりますが、メバルタックルやライトなシーバスタックルが流用可能ですので、たまには海だけでなく、芦ノ湖でトラウトもオススメですよ。


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