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狂。

  • ジャンル:釣行記

ある雨のあと、増水している川に私は立った。

何時ものようにルアーを通すも、反応なく時間だけが過ぎる。


山が厚い雲で覆われ、川は更に増水する。
そして水温は更に下がり、川から生命感を奪う。



「今日はダメか…」

そう思っていた。

しかし、蒸し暑い気持ち悪い汗が滲み出る風が入ってきて、私にまとわりついた。


するとどうしたことか、今までが嘘のように川に生命感がみなぎって来る。

相当数の鮎が瀬に刺さり出す。

すると、今まで何処に居たのか、大型の鱸がそれを補食する。


食物連鎖の流れをきっかけから補食まで、ここまで明確に見たことは私にも無かった。

跳ねている鮎にサイズを合わせアプローチしたが、反応がいまいち。

どうやら、違うようだ。


ここで、ジョインテッドクロー178を使い、水中を掻き乱すようにジャークをする。

もんどりうつ様にジョイクロが平を打つ。

その下から出てきた大きな口。

ジョイクロを食わえ反転。
が…フッキングせず。

カラーは合っていた。
あとは角度とタイミング。

少し待って、もう一度。

「食った!」

しかし、冷静に背中がチャートのジョイクロが水中に消えるまでロッドで送り込む。
その間食い直す感触がロッドを伝う。


「ゴッゴッ!ゴゴゴ!」

そのあと、フッキングするが乗らない。


困った。


何時もならもう掛かっている。
これが、シビアなこの状況をもの語っている。


30分待ちキャストを開始。


アップで着水したジョイクロをジャーク。
そして、流れの筋をラインスラッグで替える。


「ズン。」

乗った。


太い。


ランディんグの時鮎を吐いた。

腹にも鮎、そして体は筋肉質。

流石の魚体だ。



やっと納得。

これだよこれ。

何故かここで、補食モードに入った個体が。

そこに流すも、バレてしまう。


まあ、私はそんなもんだ。


ポイントを移動し、ジャークで出た奴を角度を変えて、再度チェイスしてきたところを誘い喰わせる。

上出来。


大きくはないが、コンディションがとても良い。


うーむ。

帰る。

もうお腹一杯。



そんなもんだ。
私の釣りは。

狂ってますか?




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