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▼ Slayer ラストツアー
- ジャンル:日記/一般
人生で最も衝撃を受けたバンド、Slayerが最後のツアーを行うと発表した。
彼らの代表曲の一つでもある「Angel Of Death」は当ブログタイトルの元ネタになっている。
Angel Of Deathは第二次大戦時のアウシュヴィッツ収容所にて虐殺行為を行ったとされる（諸説あり）ジョセフ・メンゲレについて書かれたものだ。
この曲が原因で彼らはナチだとか言われのない誹謗中傷を受けたが、歌詞をきちんと読めば虐殺行為や戦争といったありとあらゆる殺戮行為、または人間が行う蛮行すべてをも皮肉った内容だということが推測できる。
また、彼らの曲には精神異常やサタニズムといった内容がしばしばモチーフにされるが、ヴォーカルのトム・アラヤはカトリック教徒であり「あくまでもアート表現の手法の一つ」と発言している。
そんな彼らもここ数年はオリジナルメンバーのギタリスト、ジェフ・ハンネマンが急死したり、前述したトム・アラヤがヘッドバンギングのやり過ぎで首が限界に達するなど様々な苦難があった。
ここへ来ての事実上の解散発表は致し方ないのかなという気がする。
年をとってどんどん退屈になっていったメタルバンドが多い中、スレイヤーだけは変わること無く最前線を走り続けた。
彼らだけは別格だった。
寂しいけど、引き際が肝心。
この潔さも彼ららしいと感じる。
- 2018年1月24日
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