小休止で餌木寒稽古

  • ジャンル:釣行記
  • (湾奥)
時は、12月中旬頃。
シーバスハイシーズンもひと段落を迎え、束の間の川バチ開始までのシーバスオフシーズン。
(オフシーズンの宣言には個人差があります)


そんな今日この頃は、冬らしいライトゲームをしたい!と思い立ってしまった。
鱸釣り以外は、基本ハゼ釣りばかりで新しい釣りをしたいと思ったその頃。


脳裏にチラつくライトゲームの連想から、
アジ・メバル・カサゴ・カマス・セイゴetc

その中から選ばれたのば、冬の風物詩ヒイカである。

初場所、初エギングという期待と不安を背に、
上州屋で買ったyamashitaさんのエギを適当にチョイスしいざ冒険へ!

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イカ釣り師の朝は早い 笑
午後から雨予報なのと、意外と遠い距離だったために3:45起床。
空暗く寝起きの中のキツイ自走。
(凛と張り詰める冬の空気で車椅子のタイヤ周りもキンキンに冷える。開始前から手がキツイ。)

寒さと腕の筋肉疲労の余韻が残る中、現地に到着。気づけば一々車椅子移動がきついアピールをログに残しているような…笑

現地は土曜日故かコノシロ釣りのファミリーが多い。自分が普段行くポイントでは、
コノシロはシーバスの餌のイメージが強すぎるのと、凄まじくケミカルで匂いの強い個体を目にしてきたので、それを狙っているという光景が個人的に新鮮だった。

さてさて現地で準備に取り掛かる。
タックルは月下美人mx72-mbにリールも18月下美人mx。ラインはナイロン0.8号直結(これも月下美人)

当時小6の自分は「月下美人」という単語が狂おしいほどカッコよく感じたのと、The Fishingでよく見ていた房総アングラーの渡邊さんの影響もあって憧れのタックルだった。それ故にその時の反動か!?
ライト系のタックルは大人になって全て月下美人シリーズに移り変わっていた。デザイン的に黒ベースにちょっと赤が入ってるのが良い。

さてそて、釣りを開始する。
ボトムをとってはシャクリ、またボトムをとってはシャクル!!

しかし、この釣りなのか?タックルが悪いのか?ポイントなのか流れなのか?風なのか?
異様にボトム着底の感覚が無である。
恐らくPEライン慣れしたせいが大きいのだが…
初めてだから、わからないことだらけで、ボトム感度に関しては本当に宇宙。

ラインのちょっとしたアソビが出る動きに超集中して見るか、30秒待機で確実着底を取るかの感じでボトムを取る。

何故、こんなにもボトムを意識しているかというと、ヒイカはどうやら底の方多くいるらしい。
もちろん活性と共にレンジは上がると思われるが…

あるイカ釣り師曰く、中層レンジは太刀魚やシーバスといった天敵に狙われやすい故に警戒からボトム付近に避難?しているとのこと。


日も強くない時間のため最初は、何となく光った方がアピールなるかな?と安易な気持ちでケイムラカラーの餌木ドロッパーを選択。
ひたすらボトム取ってしゃくり、本当にこれで釣れるのか?疑心暗鬼とやや心が涙目な状態で堤防を転々としては、話しかけたり、他の餌木師に目を配り、釣り方の確認をする。


なんかんや到着から一時間半して、四度目の移動の末にボトムから4シャクリ目ぐらいで急に重み。


一瞬ビニール系のゴミかと思ったが、イカと断定。
ゴリ巻きせずに丁寧にキャッチ!!
一先ずホゲなくてよかったと安堵の一杯。

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餌木ドロッパー: ケイムラ グリーン?

続いて、30分後に。
同じく餌木ドロッパーで
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ピックアップ寸前の足下、更にはレンジも上だったのでやる気ある個体だったのかもしれない。
⚠︎繰り返すが初見故に詳細不明。


その後二時間の無が、冷たい風にのってこの身を襲う。本当に寒かった。水筒に入れて持ってきたお気に入りのお茶もしっかり緩く筒は激冷え 笑
心めげる中、もう1匹だけ!を目標に続行。

なんとか、お昼付近に
ナオリーレンジハンター: オレンジ
でキャッチ。


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気温的にも暖かくなり、さらに続行したいところだが…これにて終了。




そして釣果は食卓へ!
頑張った⁉︎の日の締めは、これで優勝!

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ゲソは、揚げ。
胴は、焼き。
3杯のヒイカ'sは、お酒のお供となりました。




【まとめ】
"個人的に"総じて「底どりが(ボトム感度)が大切な釣りなのかな!?」と勝手に思わされた釣りでした。
ルアーでの鱸釣りがメインであったが故に、こうした別ジャンルの釣りは新鮮度が高く、発見も多く視野も広がる。
初場所、初エギングの自分でも釣ることができた点では、東京湾奥のライトゲームの入り口として良いのでは!?とも思わせてくれた釣りでした!

シーバスハイシーズンを終え、一旦小休止してみたい東京湾奥の皆さん!ヒイカエギングいかがでしょうか!!

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