幻の魚を…その①

  • ジャンル:日記/一般
『♪パパの口癖、げな、げな、らす、らす、とっとーとー』

小2の娘が最近妙な替え歌を作ってわたしに聴かせてくれる。

わたしの方言がネタになっているらしく、娘的にツボにハマったらしい。



わたしが育った町は、福岡県の最南、大牟田市。
同じ筑後地方の友人が多く、筑後弁、柳川弁、久留米弁、八女弁そして大牟田弁、さらには熊本県との県境ということもあって熊本弁も。
そんな場所で青春期を過ごしたわたしは色々な方言がごちゃ混ぜになっている。


普段は接客業ゆえ標準語を意識して喋っているとは思うが、自身が気づかぬうちに家では方言が出ているようで、娘にとっては面白いらしい。





釣りにおいても方言のように、同じ魚でも地方によって呼び名が違う魚がいる。

子供の頃、爺ちゃんと親父は、わたしを釣りに連れて行ってくれた。爺ちゃんは淡水、親父とは海。

爺ちゃんと行った川での『ハヤ』釣りは記憶に残っていて、無限に釣れ続けそうな爆釣で、当時の絵日記には『魚が生まれる場所』と題して書いた絵が誉められたのを覚えている。
ちなみに『ハヤ』『ハエ』と爺ちゃんが読んでいた魚、標準的には『ウグイ』『オイカワ』と呼ばれる魚である。


親父とは『グチ』や『アラカブ』を長洲のフェリー乗り場辺りに連れていってくれていた。

ある日、投げ釣りにてグチが爆釣した日があった。アベレージで40cmくらいのグチが入れ食い状態。わたしはとても楽しかったのだが、親父は大漁のグチよりも一匹のアラカブを嬉しそうに煮付けにして食べていた。

その時の親父の言葉が、今自分を駆り立てることになるとは…




『アラカブもうまかばってん、ハタん方がもっとうまかど』



ハタ…








最近、皆さんの釣りログにたまに登場している『アコウ』
標準的には『キジハタ』

これだ!!
こいつを親父に食わせてやろう。

そう思い立ったのは6月の第3日曜『父の日』
お盆までの間に数回DIYを手伝いに来てくれる予定。来てくれた日に食わせてやろうと、ポイントを見つけ釣ろうと決めた。





がしかし、わたくしロックフィッシュには今までほとんど興味がなかったので、まずは『アコウ』でググって情報を集める。

この辺りだと関門エリアは実績アリのようだが、ここからがわたしの天邪鬼さが邪魔をする。

①地元、若松、芦屋方面限定
②もちろんショア限定
③当然、ルアー限定

あえて関門エリアには行かず、近場でアコウポイントを探り釣果を出すという、無謀とも思える縛りを決めてしまう。


ここにロックフィッシュ素人のアコウ探索の釣行が始まったのでした。






まずはタックルを物色…笑
(ちがうやろ!ってご指摘ありがとうございます。Beamsでやってみてから不満な部分を感じたら変えてみればいいのに…)

ロックフィッシュで検索していると…










kd4irptdmhfxjvnua54a_920_690-c9c6df36.jpg
アナ○ニスト?

違う、違う…笑










cszea4xbkn2zxvcfy3vw_920_920-30bd999e.jpg
アルケミストと言うロッドを見つけた。
しかも、4980円!!
古いロッドのようだが、見た感じ悪くなさそうだし、ロックフィッシュって書いてあるし!笑
値段に釣られて思わずポチッと。




早速届いたロッド、綺麗で目立つ傷もない。701H、MAX35g
グリップジョイントのワンピースと思いきや、グリップから抜けない。
完全なるワンピースロッドなのね…汗
幸い、車には積めるので良しとしよう。




早速、実釣だと気合い入れるも、まだ梅雨真っ只中。雨と強風の為、なかなか釣りに出掛けれないまま時は流れて行くのでした…


その②へ
つづくかもしれない…
企画倒れかもしれない…笑










コメントを見る