無音でないと寝れない、明かりがあると寝れない、靴下を履いたままだと寝れない、お昼寝すると寝れない。

眠りにつけない理由は色々あるが、上記はすべて自分に当てはまるもの。
相当疲れているとどんな状態でも寝れるのだが...。
たまにいるどこにでも寝れる、お風呂で寝て溺れられる人が羨ましい。笑

そして一番大事なもの、枕。



普段使っている枕を車に持ち込むのも面倒なので、車に枕として丁度良さそうなスティッチを置いておくことにしたのだが、これが実に惜しい。

胴体部分の高さはベスト、足が肩にフィットして最高なのだが、顔が自分の頭と喧嘩する。

ましてや前席ギリギリで顔が前に突っ...。



と、枕の話で疲れそうなので本題へ。

終日釣り可能な日の前日。
今年は行きたいと思っていた船真鯛の急募を見て完全にその気になっていたが、念のため天気予報を確認してみると凪は凪だけど風が微妙に怪しい。

金欠だし今回は止めておこう...。
黙って近場で青物でも、いやいや休みが勿体ない。

この風なら...。
って感じで釣り場の近くで前泊。

この判断が地味に惜しいスティッチ問題に発展。
そして風にガタガタ煽られる車、人っ気が無いところは怖いので常夜灯の真下、そういえばお昼寝も...。

くぅ〜ミスった！！


3時間ほど目を閉じて退屈の限界を感じ始めた頃、ようやく薄明るくなってきたので釣り場へ移動。



(明るくなってから撮影)

やはり風が気になるが、タイムリーな予報で理想の波高。
時間はあるので出るまでひたすら歩く覚悟は出来ていた。


手前の美味しそうなポイントから美味しそうな時間帯に撃って行くが反応がない。

奥まったワンドはゴミが凄いし、岬上の先端は風がエグい。
次に持ってくるスティッチの事で頭の中はいっぱいなので、殺気は出ていないはずなのだが...。

入り組んだゾーンを軽く探り、目の前に広がるは開けたオープンエリア。


オープンエリアと言っても何も無いわけではなく、沈み岩、藻ゾーンなど美味しい要素はたくさん。
風もそこそこにゴミも無いに等しいし、実績も...。

沈み岩で出来たサラシの奥にシンキングミノーをぶち込み、少し沈めてテロテロ巻くと待望のドンッ。


【ブローウィン140S】

可愛いサイズながら、派手にエラ洗いしまくるサイズだけにキャッチできてとりあえず一安心。


少し通すコースをズラして、沈み岩より藻ゾーンを絡めて同様に巻いてくると再びドンッ。


【ブローウィン140S】

サイズアップしてコンディションも良さげ。


あまりに旨そうなので、岩陰に隠してキープ。

ここまで来ると続くか？と、またまたドンッ。
この子はバイトシーン丸見えで大興奮。


【ブローウィン140S】

やたら細いけどさらにサイズアップ。

次はランカーか？な状況だったが、蘇生に時間が掛かりすぎたか、一瞬の時合は何も無かったかのように平然とした海に戻ってしまった。


歩みを進めて、再び入り組んだゾーン。
さっきより心なしかゴミも少なくルアーを通しやすい。

風も少し落ち着き、岬上の先端も探れるようになるとバイトが数回。
これは足で稼げばまだまだ出るんじゃ...。

なんて思ってしまったが足が既に限界を迎え、帰りのことを考えると中々前に足が動かない。


早めに切り上げキープした魚を迎えに行き、そのまま来た道を引き返す。

駐車場に着いた頃には腕がプルプル、足がガタガタ。
今季初のまともな磯歩き、自分の足を過信しすぎていた...。汗
そして2度と磯で魚をキープしないと心に誓う。

駐車場でちょうど帰りが一緒になったアングラーさんと雑談していると、やはり釣る方は倍くらい掛けていた。
(帰り道、ティッシュのおかげで快適に帰れました！！)

なんとかイイ状況の時に来られたラッキーな釣行。




釣り終わりのガリガリ君が体に染みる、そんな季節。


ロッド...風神R110H
リール...16セルテートHD3500H
ライン...スーパージグマンX8 1.5号＋フロロ30lb