C-CUP 2015 10th Anniversary



7月18〜19日に広島、山口を舞台に開催されたチヌゲームの祭典「C-CUP2015」に参戦して来ました！昨年に続き2回目の参加です！

チヌのルアーフィッシングの大会としては日本一の規模と歴史を持つ大会です。今回で10回目となる今大会も150名のアングラーが集まり盛り上がりました。



大会を運営して頂いた事務局の皆様、10周年おめでとうございます。大会に参加した皆様、大会協賛を頂いた各ショップ・メーカー様、ありがとうございました！



運営の中にBlueBlueキャップを発見！
さっそく仲良くなっちゃいました〜。笑

自分には夢が幾つかあって、その一つが「C-CUP」で優勝すること。

昨年の4位入賞を上回る為に、この1年間、岡山を拠点に広島、兵庫、大阪、香川と色々なフィールドへチヌとキビレだけを求めて自分なりに努力を重ねて来ました。



当日、広島は晴天でぐんぐんと気温は上昇しました。本部で受付を済ませて、17時を合図に各々のタイミングでポイントへ向かい実釣スタート。

C-CUPは夕方17時から翌朝6時までの長丁場ですが、自分のゲーム展開はデイで大物を狙うスタイル。

夕マズメの2時間と朝マズメの1時間がゴールデンタイム。エリア的に朝まで撃つとウェイインに間に合わないので必然的に「夕方」が勝負となる。

戦略としてはストラクチャー周りに付く魚をトップウォーター（ポッパー）で狙う。表層がダメなら杭の隙間にクレイジーフラッパーなどライトテキサスを落としていく予定でした。

魚のサイズがある程度、選べる点とポッパーはペンシルよりもフォローが効きやすいのが長所。展開は遅いですがポッパーなら1度チヌがミスしても2度目があります。

時間が命の大会において、バイトを確実にヒットさせることは結果として時間のロスを減らすことになります。



台風の影響で「濁り」が出ていると思われた広島の河川ですが水質はクリア。

皆、口を揃えて言うのが、今年は日照時間が少なくて厳しいよねって話。上流へ遡上してくる個体も少ない。

台風の影響で上流でも何かが起きるんじゃないかな？と期待しましたが、その気配もなく予定どおり絞り込んでいた下流域へエントリー。

チヌはシーバスと違い流動的なベイトに付くわけではないので、他のアングラーが見落とすような「ピン」を探り当てる能力や状況に応じてパターンを見つけヒットに持ち込む総合力が求められます。

自分の釣りは、ひたすらその能力を伸ばすことに時間を費やしてきました。たくさんの瀬戸内のフィールドと魚が少しずつ教えてくれました。



エアラコブラ60、ザブラポッパー、フェイキードッグDS cw.をローテーションさせて快調にバイトを出して4キャッチ。

「ジュポッ」

杭エリアでエアラコブラ60を豪快にバキュームバイトで吸い込み、一気に底に向かって走り出した。本命だ！

パワフルな引きに耐えて、ゆっくりと水面へ導き、左手で持ったキャプチャーネットで素早くすくい上げる。

「よしっ！」

ドラマ魚は46.8㎝でした。



さらに日没まであと少しのタイミングで、歳無しクラスを掛けますが痛恨のバラシ…

すでに20時を回り場はセイゴラッシュ。絞り込んでいたエリアが機能しなくなってきたので、この時点で自分のC-CUPは終わりを告げました。

ボリュームのあるクレイジーフラッパーを吸い込んだカイズ（笑）これをウェイインしたら最小記録狙えたかもですね。



明け方に会場に戻りウェイイン。
サイズは去年とほぼ同じなので入賞出来るかな〜と期待と不安が入り混じります。

今年は広島大学の検体提供はなかったので、キープしたチヌは持ち帰り美味しく頂きました。



集計を待つ間に会場から放水路を見てみると、下げの流れが効き、タイミングも悪くないってことでキビレフィッシング！

アウェイでも基本は同じ。

場を見定めて、流速に合わせ、ウェイトを調整して流していく。どのように流して、どのように咥えさせるか。



「お、良い型！」

刻一刻と変わる流れに対してリグを馴染ませ深いバイトを出す。干満につく魚の動きを読んで攻略する。40オーバーのキビレもこんにちわ！



パターンを掴んで連発！



広島リバーのポテンシャルは凄いです。会場から目と鼻のさきですよ？続けていれば10キャッチは余裕のペースでした。

再び会場に戻り、皆さんとチヌ談義。「ライキャビ玉って釣れますか？」とか「渋い中、ナレージでキビレを獲ったよ〜。」なんて嬉しい声も聞きました。



SHIMANOのブースで簡単なアンケートに答えると発売前の新作ワーム「ショートバイトカーリー」を頂けました！

シマノ丹羽さんも絶賛の「ショートバイトカーリー」楽しみです。



結果発表、ジャンケン大会を前にして、まさかの雨です。雨に濡れると溶けちゃうから！とシマノブースに入ったのは、、



広島からチヌゲームを全国区へと押し上げたパイオニア嶋田仁正さん！

Mリグ考案者の松尾道洋さん！

こうした先駆者たちが礎を築いたからこそ、自分たちがチヌゲームを手軽に楽しめているわけです。地方アングラーの星としてリスペクトしています！



気になる結果は

46.8㎝

チヌ部門優勝！！



優勝しちゃいました！

昨年と似たようなサイズ（3mm大きい）ですが、勝ちは勝ち！優勝は優勝ですよね（笑）



優勝賞品として、シマノ社からトロフィー、アピア社からLegacy'BLUELINEを頂きました。ありがとうございます！

メガバスの門永さんからもクロダイ専用ポッパー「ポッピングダッグ」頂きました。ありがとうございます！

ジャンケン大会では、エターナル社の月輪-LUNA-をゲット！ありがとうございます！



岡山の仲良くしているソル友さん達には、優勝を狙うと言い続けてきましたが、歳無しをバラした時に今年のC-CUPはダメだったと思っていました。何が起きるか分からないですね。



チヌのルアーフィッシングの大会。
そこで情熱をかけてきた人の思いや使命感が、人の心を動かすのだと、C-CUPに参加しているアングラー、大会に携わっている全ての方の笑顔を見て思いました。雨に濡れても関係なしです！

好きな事を好きなだけ探求する。
それで人の役に立つ事が出来るのなら、こんな幸せなことはないと思います。

SリグやMリグのように、今度は自分が考えたチヌ専用リグやルアーを生み出し、C-CUPでも使って頂けるようになることが夢です。

また夢に向かって銀鱗を追いかけ挑戦していきたいと思います！ありがとうございます！


ps.BlueBlueからの協賛品はジャンケン大会で可愛らしいキッズとレディースのもとに渡っていました。

















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