プロフィール

kuri-shin

静岡県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/3 >>

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:16
  • 昨日のアクセス:23
  • 総アクセス数:54397

QRコード

2020の地磯釣行を振り返って

新年おめでとうございます。今更ですね笑
久しぶりの投稿です。
書きたいことはたくさんあったんだけどねぇ あまりの忙しさにそんな暇もありませんでしたよ… 釣りも全然行けてないです。

仕事前に行ったらって?
朝マズメには仕事場にいるぜ!
夜はって?
ナイトゲームなんてやろうもんなら過労で死にます…

そんな感じで疲労困憊の日々ですが、去年初めて地磯に行き、感じた事が色々あるので書き留めておこうと思います。

7xvhme3edjvmdxrxdnip_480_480-c3c3e1b6.jpg


ewz7u2bdy9um8hxf7gjw_480_480-7e45bd00.jpg


ctiks48sacpaypioh6kh_480_480-53af002f.jpg

まず感じた事は、やはり危険な場所だということ。初めて一人で地磯行った時は開始一時間もしないうちに頭から波飛沫を被った笑 ヤバイと思った時にはビショ濡れ笑 飛沫ではなく波を被っていたら流石に笑えない。ある程度波の動きを読めないと本当危険。あの時の恐怖は忘れられない。正直結構無茶をしていた。地磯までは県内だが車で4時間くらいかかる。それまでは父と一緒に行っていた。

36xkjmhhiyotdr5eitk5_480_480-bda5aa29.jpg
父はダイソージグでキャッチ笑
マイクロベイトがうじゃうじゃいてヘビータックルのみの自分は当然釣れず…
まぁ大型しか興味無いと本気で思っていたのでそこまで気にはしなかったが、実際地磯で青物を見て、本当に青物が居る、ヒラマサが居る、夢が広がっていると、ワクワクが止まらなくなってしまった笑 その結果、次の土日が休みだった事もあり、三日後には再び地磯に立っていた。仕事が終わってから詰めきれなかった準備を終え、12時くらいに毛布に入り3時には起きて出発。教習以来の高速道路、しかも一人、そして深夜。普通にアホだった笑 少し反省。ポイントに着いてからは20kgちかいリュックを背負い、慣れない格好で慣れない磯場を歩く、本当に危険だった笑 帰りは頭痛と眠気と足のつりで行きの倍以上の時間がかかった笑
大袈裟かもしれないけど、無茶はいかんな。


そしてロックショアゲームで感じた事だが、
当然ベイトタックルのみで、正直うまくいかなかった。キャスト練習と実釣は全く別物ということ、それをはっきり感じた。青物には出会えたが、バックラこいたりトラブってばかりでかけることはできず…
こうして皆ベイトタックルを手放していくのか
と実感。しかし自分は絶対諦めることはない。それからはひたすらキャスト練習。


それで分かった事があるのでまとめます。
まず、基本使っていたのはキャタリナ15hです。ロッドはオキナワマンビカのsxhしか使っていません。

このタックルでのバックラッシュの要因
①タックルバランス
②スイングの止める位置
③汎用性

①はガイド径、ガイド数の問題が大きいですね。当たり前ですが。使用ラインはpe3~4号。
トップガイドはおそらく最大サイズといえる16番でオキナワマンビカのsxhはガイド数9個とやや少なめのため、ラインが暴れまくります。
無風化は爽快なキャストフィールですが風が吹くと神経使いますね。あとはフォアグリップレングスも小型リールには長すぎです。

②これがもう本当驚きでした。超単純。バックラの問題はこれが全てと言っていいですね。
キャストミスを繰り返すたび、もっと飛ばそうと、ルアーに初速を与えようと力んだスイングになっていました。それには気づいていましたが、スイングを遅くしてもバックラします。以前のスイングと何が違うのか?何故急にバックラこくようになったのか?負のスパイラルに陥り、悩んでいた時思い出しました。fimoTVで上宮さんが言っていた事です。45度の位置でスイングを止めるというものです。そこでスイングを止める位置を上げてみると、ウソのようにバックラしなくなりました。ジグですらバックラこいてたのがミノーでもしなくなりました。
このスイングを止める位置は非常に重要で、気づけて本当に良かったです。おそらくベイトタックルでの遠投では、どのタックルでも言えることだと思います。

③キャタリナ15hというリールは汎用性が低いように思います。(ジギング用だからしゃーないけど)2点式の遠心、50mmのスプール径、そして3号300mのキャパシティ。
投げれるのはジグ、シンペン、pe3.4号には見合わない大型プラグといったところ。
スプール径が大きくて、やはり60g程度のダイペン、ミノー等の低比重プラグはピーキーです。ロッド変えればマシでしょうが、ジグは気持ちよくないでしょうね。基本、ジグメインになります。ミノーもフリッツなら余裕、BKならなんとか…という感じ。フローティングプラグは無理です。ジグ、シンペンはめちゃくちゃ気持ちいいのでありなのですが、地磯だとタックルいくつも持っていけないですからね…

そもそもメインロッドはオキナワマンビカ。
俺はこのロッドで夢を掴みたいのだ。

結論を言おう。

 やはり俺にキャタリナ15hは必要ない。

まぁコンパクトなベイトショアジギロッドが出たら使うけどね。今こいつに頭を悩ませる必要は無い。そもそもやりたい事とずれていたのだ

俺がやりたい事はというと
m9zyaxx6rh4onm3yh23d_480_480-344115e1.jpg
ビッグプラグ!!
こういうルアーこそオキナワマンビカの得意とするルアーだろう。
じゃあ何故キャタリナを使っていたのか?
やはり小型でも居ると狙いたくなるからです笑
自分が行ったときは全て確実にマイクロベイトパターンでした。小型プラグ、小型ジグじゃないと厳しい状況で入ってくる青物も小型でしたね。まぁ磯には滅多に行けないので半分練習でビッグプラグも必ず投げました。しかし本当に釣りにならんという感じです。ビッグプラグに関してはキャスト練習を重ねても中々上達していませんでした。

分かった問題点をまとめます。
ロッドはオキナワマンビカのsxh、
リールはファゾムの40SD
①体力・筋力
②スイングフォーム
③ロングリーダー
④スプール幅
⑤ノット
⑥グローブ

①やはり体力が足りません笑 集中できないし、キャスト数も減ります。そして筋力不足。今の筋力だとこのタックルではまともにキャストできません。ルアーの飛行姿勢も中々安定しないし、何よりルアーの初速が全く出ません。当然飛距離は使えるレベルではないです。

②これは最近気づいた事で、キャタリナでジグ等投げる時とフォームが変わっていました。よく、キャタリナで投げたあとファゾムでビッグプラグが思うように投げられなくなる事があったのはそのためです。どう変わっていたかというと、ファゾムで投げる時はスイングが斜めになっていました。キャタリナで投げる時は、スイングは真っ直ぐ、地面に対してロッドがだいたい垂直になります。以前に比べて多少腕力がつき、フルスイングでどこまで飛ばせるか?とフルキャストで遠投を意識しすぎて斜めのスイングになっていったようです。そして斜めのスイングは、ルアーの初速は出るが飛行姿勢が崩れ、結局飛距離は落ちます。これは、自分が斜めのスイングの方がスイング速度を上げやすいからで、そのスイング速度に体の動きがついていっていない、あるいは間違っているためです。以前撮った自分のキャスティング動画を見てもスイングは真っ直ぐ、ゆったりとキャストをしていました。これに気づき、真っ直ぐスイングすることを意識しキャストしてみると、やはりスイング速度を上げられませんでした。
しかし、ルアーの飛行姿勢は安定して、バックラしにくく飛距離も僅かに伸びました。
キャタリナも同様ですが、遠投を意識しすぎていつの間にか悪いフォームに変わっていたという感じですね。

③ロングリーダーシステムについてですが、様々な問題があります。まず、一番はルアーの動きが悪くなることですね。ショートリーダーを試した時明らかに動かしやすかったです。
これはやはりリーダーの伸びが原因で、10mでもかなり伸び、リーリングが追いつかなくなります。ナイロン50号+大型リングという事もあり、ルアーの動きは相当悪いです。SS30号を40m入れてみた時は伸び伸びで全く動きませんでした笑 SSは他にも問題があります。それは高比重ということです。ルアーの浮き上がりが悪くなり、沈む奴も現れますね。そしてこの重さはキャストにも影響を及ぼします。スプールが重くなり、ルアーの初速を上げにくくなります。ザラザラでガイド抵抗も大きく飛距離は出しにくいです。
あと関係ないけど色落ちですね。クレームこないの?なんでそこまで色つけたいの?
ってレベルで激落ちくんですよもぅ…
噂以上です。絶対脱色してから使った方がいいです。ロッド、リール、ライン、グローブ、服、触れた物全てを赤く染め上げます。SSについた水が飛び散っても赤くなります。ある程度脱色してもタックルは確実に赤くなるでしょう。まぁその赤さも別に気にはならんけど、塗料が固まって落ちなくなるからある程度の脱色は必要。アシストフックにしてもボックス赤くしそうな勢いですからね。そんな感じで難ありすぎで、とりあえずナイロンで修行中です。
極太フロロは硬すぎてスペーサー無しではベイトでも多分無理なので使っていません。号数下げたら意味ないですからね。動きも最悪でしょう。あと値段が高いです。モノフィラは一日の使用で捨てるので経済的ではないですね。

④ファゾム40SDはスプール径60mm幅63mmラインの巻ける幅は55mmでした。(適当に測ったので正確ではないです)これがどれほどでかいのか分かりませんが、正直かなり使いにくいです。ルアー操作無しでもハンドワインドで均等に巻くのが大変です。慣れればなんとかなると思っていましたが結構難しいですね。繊細な操作、素早くテンポよく操作するのは厳しいです。キャパ的に極太のシステムでポッパーメインが良さそうです。そしてこのスプール幅はキャストにも影響を及ぼします。立ち上がりがトロすぎです。ルアーの初速が出ません。

⑤メインとリーダーのノットです。これから先も悩まさせられる問題です。何が問題かというと、強度云々の話に入れないほどノットが崩壊します。崩壊しないノットを考える必要があります。崩壊する要因は、スプール回転でのノットの浮き上がり、それによるノットのフレーム衝突です。これでノットの毛羽立ち、伸びが起こります。サミング調整で浮かないようにするしか無いですが、中々難しいです。一、ニ時間も投げれば崩壊するでしょう。やはり極端な張りの差を無くすのが大切です。が、ハーフヒッチは伸びてきます。FGの編み込みも太糸だと手編みは大変で、しっかり締まってないのか伸びてきます。しかしノッターは使いにくすぎますね。そんな感じでFGは諦めPRにしました。が、ハーフヒッチから伸びてやはり崩壊します。皆どう組んでいるのでしょうか?ハーフヒッチに問題があるとみて、色々試して今のところ一番マシなのがこちら
3p5wahhvj23bynftkm8x_480_480-0dc460b5.jpg

ナイロンはPR(折返し)でまとめてヒッチ2回メインのみヒッチ2回で、そこからメインにPRの巻き付けを行い、根本でハーフヒッチ5回程で終了です。ラインがよれて難しいですがしっかりテンション張れば問題無さそうです。いちよPRなので強度もそこそこじゃないでしょうか?
ハーフヒッチより早くメインに張りを持たせられるのでいい感じです。

SSはメインをSSに針で貫通させてからPR(折返し)でまとめてヒッチ3回程のあと(貫通させたとこまで)メインのみヒッチ適当な長さとって終わりです。SSはそれなりにしなやかでノット浮きも少なく、このノットで非常に良好でした。貫通させないとそこから伸びます。
本当はアシストライン系はダブルで組んだ方がいいんでしょうけどね〜 ゆるビニってよう分からんのですよ。以前は普通にロングビミニでFG組んでたけどソッコー伸びたのでやめました。ダブルじゃないと強度はでないんですかね?このクラスのラインは強度テストも難しいですが、できたらやってみます。

⑥これもかなり真剣な悩みでして
syc5xi5ev37oo5xsdxbc_480_480-8f658fce.jpg

崩壊します笑 しかもコレ、使用8時間も保ってません。サミングで穴開くのは分かるけど、ハンドワインドで穴開くのはヤバイでしょ?
左手もニ釣行も保ちません。本当皆何使ってるの?って感じです。ゼナックのは試してみたいですが…安い物使い捨てる方がいいのかな〜
とはいえそんな良い物あるだろうか?ラインに傷入ったりしてもまずいし、左右別のグローブ使うにしてもハンドワインドでも穴開くとなるともうお手上げ… 色々試してみます。
あと問題は摩擦力ですね。ビッグプラグは重すぎてリリース直前、摩擦力不足でスリップします。これがとんでもなくグローブを痛めます。
グローブの問題か握力の問題か分かりませんが。リリース前から完全にエッジのみ押えてるから滑るのかもしれませんね。


まぁ地磯釣行で感じたことは様々だが、何より感じたのは経験不足ということだ。地元で使わない癖のあるタックル。まだしっかりとキャスティングフォームも定着していない。ポイントも、攻め方も、分からないことだらけだ。

 だからこそ面白い。一つ分かれば、一つ分からないことが生まれる。そうして日々の釣行は深みを増していくのだろう。自分の信じるやり方で、やりたいやり方で、2021も、夢を追う。



結論を言おう。








pz974bkv39m5rx2ws7a2_480_480-87ede516.jpg
(いい言葉思いつかんかった)










コメントを見る