ダイワリールにシマノのドラググリス使ってみた

ダイワのUTD搭載リール

14エメラルダスMX(14カルディア) 2508PE-DH
13ブラスト 4020PE-SH



この2つのリールのドラグをメンテナンスついでにUTD→ATD風にしてみました





シマノのドラググリスを使ってるのでATD風って言うよりはシマノ風ですけど









では、ダイワのUTD(アルティメットトーナメントドラグ)のリールをATD(オートマチックドラグ)風にアップグレードする方法をわかりやすく簡単に(長く)書いていきます






最後に使った商品名や値段も書いておきます





最低限必要な物
・ドラググリス
・パーツクリーナー
・キッチンペーパー


最低限これだけあればできます!






・現在使用しているドラグワッシャーが古くて劣化してる場合は新しいドラグワッシャーを購入する必要があります





他にも
・グリスを塗る為の筆
・パーツクリーナーを受ける容器
これはダンボールでもペットボトル切った物でも何でもいいです
・細い棒
これは精密ドライバーや爪楊枝のような物です

こんな物があれば便利です







作業工程のまとめは
パーツをキッチンペーパーとパーツクリーナーで綺麗にする
グリス塗る
元に戻す

めっちゃ簡単です








では詳しい工程を簡単に書いていきます





まず空いてるスペースにキッチンペーパーを1枚敷いておきます


ドラグノブを回してリールからスプールを外します


そのドラグノブのあった場所に細い六角形のピンがあります


このピンを無くさないように外してキッチンペーパーの上に置きます





ピンを外すとスプールの中のドラグワッシャー等を抜く事ができます


中身は下から
ドラグワッシャー
(金属)ドラグディスクワッシャー
ドラグワッシャー
(金属)ドラググリップワッシャー
ドラグワッシャー
(金属)ドラグラチェット
(ピン)ドラグリング
になってます








同じような名前ですけどワッシャーと金属がサンドイッチになってる感じです


グリスでひっついてるので爪楊枝などでコチョコチョっとすると簡単に取れます






2506番みたいなフィネスドラグはドラグワッシャーが1枚なんで作業はかなり簡単になります





スプールの中身を全て出してキッチンペーパーの上に置きます










新しいキッチンペーパーを使ってスプールの中のグリスをなるべく拭き取ります



溝や穴に詰まってるグリスは爪楊枝などを使い、ある程度綺麗にグリスが取れたらパーツクリーナーを噴いて綺麗にします



パーツクリーナーはボタボタと下に落ちるので何かで受ける事をオススメします

オススメは底にキッチンペーパーを敷いたダンボール箱です





パーツクリーナーで綺麗にしたスプールをキッチンペーパーで拭きます






次は中身のドラグ金属類とドラグノブを綺麗にしていきます

スプールと同じようにキッチンペーパーである程度のグリスを取ってからパーツクリーナーで綺麗にしてキッチンペーパーで拭き上げ!






・使用してたドラグワッシャーを再利用する場合は他と同じようにキッチンペーパーで余分なグリスを取ってパーツクリーナーで綺麗にして仕上げにキッチンペーパーを使ってください



カーボンワッシャーの場合はパーツクリーナーの後に拭き上げて完了ですが、フェルトワッシャーの場合はキッチンペーパーでギュッと挟むようにして染み込んだパーツクリーナーを吸い取って除去しておきます






ここまででグリスを塗るまでの準備が完了

あとは塗って元に戻すだけです(^^)





新品のドラグワッシャーもしくは綺麗に洗浄したドラグワッシャーにドラググリスを塗っていきます


買ったばかりのドラググリスは中で分離してる可能性があるので使う前にチューブをモミモミするか最初の透明な液を捨てましょう





グリスをこのぐらいワッシャーに乗せて指で裏表の全体に伸ばします





これぐらいとか言いながら↑の画像はちょっと少ないと思います







そして↑これはちょっと多いような気がします





ちょうどいい量が写ってる写真があれば良かったんですが…








こまけぇこたーいいんだよ!






ドラググリスの量でドラグの滑り具合が変わるんですが、量は適当で大丈夫です!



ちょっと少なめにして使用後にもっと滑らせたいと思ったらまたグリスを足せばいいし、塗りすぎてドラグが緩く感じた場合はキッチンペーパーに挟んでグリスを減らせば済むだけです






ちなみに、ここで指を使わなくても最終的に指にグリスがついて洗う事になるので最初から指をフル活用した方が楽です(笑)






次にドラグラチェットのギザギザ部分グリスを多めに乗せて、指の腹を強く当ててを指を一回転させます







途中でグリスが無くなったらグリスを足します



ギザギザ部分にグリスが塗れたらはみ出した余分なグリスをキッチンペーパーで拭き取りましょう







次に、スプールの底部分にドラググリスを少し塗ってスプールの中身を元に戻します





スプールの底にはドラググリップワッシャーの爪がハマる穴があるので位置を確認してから入れてください


この位置がズレてて爪がハマってないと最後のピンがハマるスリットまでワッシャー類が入りきりません!


爪がハマってても新品のドラグワッシャーを使った場合はピンがハマるスリットが見えない場合がありますが、その場合は新品のフェルトがふっくらしてるだけなので『ギュッ』と下に押して見てください






最後に入れるピンは失敗すると『ッピーン』と飛んでいくので『こいつは隙あらば飛ぶ』と思いながら作業してください




コツは両端付近を両手で持って内側に曲げて真ん中の角を先に入れると簡単です






仕上げにドラグノブの裏面にグリスを薄く塗って終了です






文にすると長いですけど作業時間は10分以内で内容は非常に簡単です





使用したもの

シマノ サービス用グリス ACE-0
部品ナンバー DG01 864円






ドラグワッシャー 1枚 216円
3枚で648円


エメラルダス用



ブラスト用





パーツクリーナー 246円





ソルト用大型リールには商品名DG-1(部品ナンバーDG12)が推奨されてますがACE-0を使いました





ほなちょっとドラグテストしに青物引っ掛けに行ってきます


またどうだったか気が向いたらいつか追記するようなせんような





2020/10/22 なんの不具合もなく最高です

使用フィーリングはダイワでドラグはシマノ♡

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