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▼ ヒラスズキ用ロッドを考える。その2
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ヒラスズキ用ロッドを考える。その2
前回書いたブログの続きになります
前作をご覧になってない方はこちら→ https://www.fimosw.com/u/rockshore088/cn4cybvcwbcgu8
さて前回からハイシーズンを数回満喫して改めて色んな竿を触り直したり新しいロッドが発売されたりしたのでその分の追記をしていきたいと思います
今回登場するロッドは2本
fcllabo / UC11 2S
シマノ/ エクスセンス ワイルドフルコンタクトS1100H/R
まず前回の最後に登場したロッド
fcllabo UC11 2S
このロッドのいい所
・どんなに強風だろうと体が飛ばされない限りキャストが可能
風速15mを超えて突風で体が飛ばされるような中でもロッドはブレませんでした
一度キャスト態勢に入れば他の竿が暴れるような風の中でも狙った角度で振り抜けます
リールやルアーをつけない状態での素振りではロッドは曲がりませんがルアーを通せば必要最低限曲がってルアーを強い反発で射出します
ものすごいキャストが気持ちいい!!!
試しに軽い力で投げてみたけどそれはそれで飛ぶんです
キャストに関しては買ったばかりのGクラフトよりはフレンドリー
デメリットはその強い張りの副作用でバイトは弾きますし基本的にルアーは外掛かりになります
また、全ての動作が気の抜けないアナログ操作になるプロユースな仕様です
流れとしましては
しっかり狙ってキャストする→ルアーに合わせてラインの張り具合を調整する→バイトに備えてロッドの角度を調整する→フッキングする時の支点と角度を意識する→ファイト時はロッドになるべく負荷がかかりやすい角度をキープし続ける
これをするのがナゼ難しいかを説明しますと、まず第一に魚がいるピンを決める事から始まります
そのピンに全てを合わせて調整して集中してクタクタになりながら次のピンを探す
この作業の繰り返し
不意打ちの魚が釣れるような竿ではないのでどこに魚がいるかわからないまま使うのは難しいです
ちなみにエラ洗いの時はロッドはほぼ曲がらず真っ直ぐになります、諦めましょう(笑)
よく聞く曲げて獲る竿とか、オートマチックに魚を誘導とか、バイトを確実にヒットに変える繊細なティップとかそういうユーザーフレンドリーなセリフと完全に真逆な棒です
竿とはティップで吸い込ませてティップからベリーにかけてでフッキングしてベリーで勝負みたいなん聞きますけどそんな概念ないです、棒です
軽くてシャキッとして男前な棒が欲しい方にはオススメ!
軽いしキャストフィールは最高なんで釣れそうにない日にキャストを楽しむのは最高です
波風が強くてよく荒れててサラシが濃くてしっかり潜らせて使うルアーがメインになりそうな日には特にデメリットを感じません
使いこなしてやりたい欲が生まれるカッコいい竿なんですが手放しました
過去に3人で45ヒット17キャッチって日があったんですが、その日1番バラしたのは僕でその時に売却を決意しました
その日は波よりウネリメインでトップやシンペンをドリフトさせてサラシ明暗をちょいちょいするのに反応が良かったんですけどそういう釣りはマジで乗りません
竿の感想を聞かれればいい竿だったし今でも大好きと答えます
価値観の違いで別れた元カノみたいな感想
機会があれば是非もう一晩だけ…そんな竿
次の竿いってみよー
次は大手メーカーシマノ様のエクスセンス様
その中のS1100H/R
つまりワイルドフルコンタクトってやつですね
このロッドも棒です!
この流れでいくと世の中に出回ってるヒラロッドって大体棒なん?てなりますけど、全くもってそんな事はなく大体の竿はよく曲がります
多分十分なパワーがあって使いやすくて満足度が高いのは一つ下の1100MH ワイルドコンタクトだと思われます
このロッドはUC11 2Sよりもピーキーなティップで遠くのピンを狙うのが非常に難しいです
近場にショートキャストなら特に問題ないんですがルアーを垂らした程度では曲がりませんので少しでも間違ってコントロールするとルアーは明後日の方向へ飛んでいきます
Gクラみたいに使い込めばマイルドになるのかもしれませんが今のところその兆しは見られません
風の強い日でも難なく距離を出す事はできそうですけど精度を出すロングキャストは難しいロッド
UC 2Sは硬いけどキャスト精度も出るのは津留崎さんがキャスト鬼上手くてピン打ちでテストしまくったんだと思われます
その代わりワイルドフルコンタクトにはヒットしてからがユーザーフレンドリーです!
ティップが硬いので多少バイトは弾きますけど一拍遅らせて合わせを入れる事を意識すればキャッチ率はそんな下がる気はしません
どちらの竿もビックリ合わせをするとほぼ確実にバラします
まぁどちらも竿も硬い癖に感度悪いんで表層とか水面直下とかの時に出たバイトは送り込んでやればいいだけです
UCがティップから徐々に硬くなるんだとするならワイルドフルコンタクトはベリーに曲がる部分があります
この曲がってる長さってのが魚を浅瀬に誘導中なんかのテンションの抜けてる時に魚を保持してくれる安心度になるのでここで大きくフレンドリーさに差が開きます
キャスト精度 ワイルドフルコンタクト キャストフィール ワイルドフルコンタクト フックアップ率 UC<ワイルドフルコンタクト
ファイトの安定性 UC<ワイルドフルコンタクト
不意に青物がかかっても楽勝なベリーがUC
私はよくこの狙い方をしますが、この狙い方でヒットさせた魚はほとんどバラしました
ブランクスのカーボンも派手な巻き方で嫌らしさが
まぁこれは個人的な好みなんで気にしないでください
ヘビークラスの竿としてはバランス良くていい感じなのでMHの方も触ってみたくなりました
けどバイト弾きとピーキー過ぎるキャストを考えるとティップは少しだけ遊びを持たせた方が良かったでしょう
それかこのピーキーなセッティングでピン打ち決めまくるプロ仕様なんかな?
PEは1.2〜1.5号でリーダーは6〜8号でルアーは15〜25gのミノー 、28〜32gのシンペン、21〜26gバイブ、こんな感じのロッド
次にインプレするのは今注文してる新しいモス北西スペシャル
このロッドは長いお付き合いになりそう
機会があれば名作と名高いウエダのCPS112EX-tiも
前回書いたブログの続きになります
前作をご覧になってない方はこちら→ https://www.fimosw.com/u/rockshore088/cn4cybvcwbcgu8
さて前回からハイシーズンを数回満喫して改めて色んな竿を触り直したり新しいロッドが発売されたりしたのでその分の追記をしていきたいと思います
今回登場するロッドは2本
fcllabo / UC11 2S
シマノ/ エクスセンス ワイルドフルコンタクトS1100H/R
まず前回の最後に登場したロッド
fcllabo UC11 2S
このロッドのいい所
・どんなに強風だろうと体が飛ばされない限りキャストが可能
風速15mを超えて突風で体が飛ばされるような中でもロッドはブレませんでした
一度キャスト態勢に入れば他の竿が暴れるような風の中でも狙った角度で振り抜けます
リールやルアーをつけない状態での素振りではロッドは曲がりませんがルアーを通せば必要最低限曲がってルアーを強い反発で射出します
ものすごいキャストが気持ちいい!!!
試しに軽い力で投げてみたけどそれはそれで飛ぶんです
キャストに関しては買ったばかりのGクラフトよりはフレンドリー
デメリットはその強い張りの副作用でバイトは弾きますし基本的にルアーは外掛かりになります
また、全ての動作が気の抜けないアナログ操作になるプロユースな仕様です
流れとしましては
しっかり狙ってキャストする→ルアーに合わせてラインの張り具合を調整する→バイトに備えてロッドの角度を調整する→フッキングする時の支点と角度を意識する→ファイト時はロッドになるべく負荷がかかりやすい角度をキープし続ける
これをするのがナゼ難しいかを説明しますと、まず第一に魚がいるピンを決める事から始まります
そのピンに全てを合わせて調整して集中してクタクタになりながら次のピンを探す
この作業の繰り返し
不意打ちの魚が釣れるような竿ではないのでどこに魚がいるかわからないまま使うのは難しいです
ちなみにエラ洗いの時はロッドはほぼ曲がらず真っ直ぐになります、諦めましょう(笑)
よく聞く曲げて獲る竿とか、オートマチックに魚を誘導とか、バイトを確実にヒットに変える繊細なティップとかそういうユーザーフレンドリーなセリフと完全に真逆な棒です
竿とはティップで吸い込ませてティップからベリーにかけてでフッキングしてベリーで勝負みたいなん聞きますけどそんな概念ないです、棒です
軽くてシャキッとして男前な棒が欲しい方にはオススメ!
軽いしキャストフィールは最高なんで釣れそうにない日にキャストを楽しむのは最高です
波風が強くてよく荒れててサラシが濃くてしっかり潜らせて使うルアーがメインになりそうな日には特にデメリットを感じません
使いこなしてやりたい欲が生まれるカッコいい竿なんですが手放しました
過去に3人で45ヒット17キャッチって日があったんですが、その日1番バラしたのは僕でその時に売却を決意しました
その日は波よりウネリメインでトップやシンペンをドリフトさせてサラシ明暗をちょいちょいするのに反応が良かったんですけどそういう釣りはマジで乗りません
竿の感想を聞かれればいい竿だったし今でも大好きと答えます
価値観の違いで別れた元カノみたいな感想
機会があれば是非もう一晩だけ…そんな竿
次の竿いってみよー
次は大手メーカーシマノ様のエクスセンス様
その中のS1100H/R
つまりワイルドフルコンタクトってやつですね
このロッドも棒です!
この流れでいくと世の中に出回ってるヒラロッドって大体棒なん?てなりますけど、全くもってそんな事はなく大体の竿はよく曲がります
多分十分なパワーがあって使いやすくて満足度が高いのは一つ下の1100MH ワイルドコンタクトだと思われます
このロッドはUC11 2Sよりもピーキーなティップで遠くのピンを狙うのが非常に難しいです
近場にショートキャストなら特に問題ないんですがルアーを垂らした程度では曲がりませんので少しでも間違ってコントロールするとルアーは明後日の方向へ飛んでいきます
Gクラみたいに使い込めばマイルドになるのかもしれませんが今のところその兆しは見られません
風の強い日でも難なく距離を出す事はできそうですけど精度を出すロングキャストは難しいロッド
UC 2Sは硬いけどキャスト精度も出るのは津留崎さんがキャスト鬼上手くてピン打ちでテストしまくったんだと思われます
その代わりワイルドフルコンタクトにはヒットしてからがユーザーフレンドリーです!
ティップが硬いので多少バイトは弾きますけど一拍遅らせて合わせを入れる事を意識すればキャッチ率はそんな下がる気はしません
どちらの竿もビックリ合わせをするとほぼ確実にバラします
まぁどちらも竿も硬い癖に感度悪いんで表層とか水面直下とかの時に出たバイトは送り込んでやればいいだけです
UCがティップから徐々に硬くなるんだとするならワイルドフルコンタクトはベリーに曲がる部分があります
胸元からの視点なので実際よりも曲がってるように見えます
これは目の前でヒットした60ちょいのヒラでした
この曲がってる長さってのが魚を浅瀬に誘導中なんかのテンションの抜けてる時に魚を保持してくれる安心度になるのでここで大きくフレンドリーさに差が開きます
キャスト精度 ワイルドフルコンタクト キャストフィール ワイルドフルコンタクト フックアップ率 UC<ワイルドフルコンタクト
ファイトの安定性 UC<ワイルドフルコンタクト
不意に青物がかかっても楽勝なベリーがUC
ツバスクラスでもベリーがぐいっと曲がるワイルドフルコンタクト
ティップカチカチでキャストの難しい竿ですけどバットには台風ウネリとかランカーでも不安はないパワーがありますからロッドを2本所有してこいつを使う日は「ヘビークラスの竿を使っている」という自覚をしてれば問題ないと思います
ただ、ウネリが岩場に乗り上げてドサーっと落ちて行くような強い引き波の中でルアーを止めてやるような狙い方をするとかなりの確率でバラします
ティップカチカチでキャストの難しい竿ですけどバットには台風ウネリとかランカーでも不安はないパワーがありますからロッドを2本所有してこいつを使う日は「ヘビークラスの竿を使っている」という自覚をしてれば問題ないと思います
ただ、ウネリが岩場に乗り上げてドサーっと落ちて行くような強い引き波の中でルアーを止めてやるような狙い方をするとかなりの確率でバラします
私はよくこの狙い方をしますが、この狙い方でヒットさせた魚はほとんどバラしました
強い引き波にルアーが引っ張られた状態でヒットすると魚が反転するまでの余裕というか遊びが無さすぎていきなりダイレクトにパワーが伝わってしまい腕を持っていかれる感じになります
フッキングを仕掛ける前にドスッと重さが来てしまい、フッキングしなきゃ!って感じた時には時すでに遅し
上手く引っ掛かったとしても掛かり方が悪くて短いファイトだけでさようなら
でも、こいつの最大の欠点はそういうスペックではなくて絶望的にハイカラなグリップデザインにあります
グリップデザインが非常に…現代的というかチャラいというかアレですが特にカラーリング
黒いテカテカの中に輝く虹色のラメ
昭和の暴走族が愛したような輝き
しゃーしんーにはーーーうつらないー
グリップデザインが非常に…現代的というかチャラいというかアレですが特にカラーリング
黒いテカテカの中に輝く虹色のラメ
昭和の暴走族が愛したような輝き
しゃーしんーにはーーーうつらないー
いーやーらしさーーがあーるーかーらー
画像が荒くてこのラメ伝わらないの悲しい
ブランクスのカーボンも派手な巻き方で嫌らしさが
まぁこれは個人的な好みなんで気にしないでください
ヘビークラスの竿としてはバランス良くていい感じなのでMHの方も触ってみたくなりました
けどバイト弾きとピーキー過ぎるキャストを考えるとティップは少しだけ遊びを持たせた方が良かったでしょう
それかこのピーキーなセッティングでピン打ち決めまくるプロ仕様なんかな?
キャストにさえ慣れれば良型のヒラやチヌでベリーがある程度絞り込まれるけどバットは残る使いやすい竿でした
今回はセルテートHD3500と合わせみましたが重さは感じませんでした
リールシート的にもう一つ小さいリールを想定してるでしょうからそのサイズと合わせれば恐ろしく軽くなるんでしょうね
※※※ここまでがファーストインプレッションになります
今回はセルテートHD3500と合わせみましたが重さは感じませんでした
リールシート的にもう一つ小さいリールを想定してるでしょうからそのサイズと合わせれば恐ろしく軽くなるんでしょうね
※※※ここまでがファーストインプレッションになります
ある程度使い込んでエイジングするとベリーがものすごく素直になりました
一般的にヘタると言われる、購入時からパワーが少し落ちてマイルドになり曲がりやすくなる事ですが、この竿はエイジングの速度と差がとても大きかったです
新品状態からバイト時のピーキーさがマイルドになりキチンと曲がるようになるのでエイジングして小慣れてきた頃に使いやすい素直な竿になります
ロッドのイメージはパリパリでピーキーで反抗的な反発バカから、キャストのピーキー差は多少残るもののトゲも角も無いマイルドなMHな感じになります
ヒラ青物兼用の本当にパワーのあるロッドなら50cm程度のツバス(ヤズ)がヒットしてもゴリゴリに寄せれますけどこの竿はそういうのには向いてないです
ヒラスズキが相手ならランカーサイズでも曲がっていなして楽しくファイトする事が可能でも素直に曲がるベリーのせいか青物は1匹釣るのにかなり疲れます
純粋にヒラスズキ用としては大正解だと思います
PEは1.2〜1.5号でリーダーは6〜8号でルアーは15〜25gのミノー 、28〜32gのシンペン、21〜26gバイブ、こんな感じのロッド
Gクラのミッドナイトモンスターよりは全然パワフル
fcllaboのUC11よりは全然マイルド
ちょうどこの2本の間みたいなロッド
次にインプレするのは今注文してる新しいモス北西スペシャル
このロッドは長いお付き合いになりそう
機会があれば名作と名高いウエダのCPS112EX-tiも
- 2020年1月11日
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はじめまして。今回このログを初めて拝見させていただきました。
私もヒラ釣りが好きで今はDAIKOのTIDEMARK STORM MILLIER TMSRS-110/11を使用していますが、6年くらい経つのでそろそろ来年には新しいロッドを買おうかなといろいろなメーカーのロッドを触ったりしてかなり悩んでいます。ただ、店内だけではわからないメリット、デメリットは必ずあるので、ワカメマニアさんのログはすごい詳しく書かれていますので勝手に参考にさせていただきますm(_ _)m
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