水中をイメージする事の重要性(エギング)

今までに何度か一緒にエギングした事もあるし普段もたまにエギングに行ってる知人AB

 

~そんな彼らから頼られたおっさんが本気でサポートする記録〜

 

 

第3話の今回は「水中をイメージする事の重要性」です

 

 

 

第1話「隣で差がついた初心者の課題編」→ https://www.fimosw.com/u/rockshore088/cn4cybvic767af

第2話「シャクり方と当たりの取り方編」→ https://www.fimosw.com/u/rockshore088/cn4cybvsznm89m

 

 

 

今回の生徒さんは几帳面でイケメンでフットワークもめちゃくちゃ軽い

 

 

 

グループLINEで何か話してて興味がわくと

「こないだワカメさんが言ってたやつ試してみたんだけど、これどうかな?」

と試作品を見せてくれる

 

 

 

 

車の中は綺麗に整理整頓されてて常時いい匂いがする

 

釣り人の車って生乾きの臭いだったりドブの臭いだったり加齢臭だったりタバコの臭いが染み付いてるはずなのに…

 

 

そんなマメな生徒さんなので前回の講習後に私のオススメカラーのエギにアワビシートを貼ってリールを一気に軽量化したらしく気合い十分な模様!

 

 

 

のわりに30分以上遅刻w

 

 

 

「準備せずにのんびりしとくんで事故らずゆっくりどうぞー、来たら一緒に準備しましょ」

と伝えて潮の濁り具合とかベイト探してました

 

 

 

 

 

でも待ち合わせ時間が大潮の潮止まりだったので周りの釣果が気になってソワソワ

 

 

 

近くの漁港まで釣果を聞きに行くとエギンガーが今さっき700〜800gぐらいのが釣れたと教えてくれて漁港を右往左往しながらタバコ吸って貧乏ゆすりして気付けばフル装備でロッド握ってた

 

 

 

 

ロッドにライン通してスナップ付けようって時にピカっと車のライトに照らされてイケメン登場

 

 

 

 

「待っとくんで着いたら一緒に準備しましょうね」とか言ってた奴がフル装備で今にも釣りに行きそうな姿がライトアップされてるわけですね

 

 

 

 

焦りと照れがバレないようにタバコに火をつけながら

「ゆっくり準備してください、今日は釣れるといいっすねー」

とか言いながら私の視線はずーーーーっと海面

 

 

 

 

 

イケメン

マメ

穏やか

ミスター几帳面

用意周到

 

 

それゆえに準備にもしばしお時間いただきます。

 

 

 

 

ぜんっぜん意識してなかったんですけど会話しながら勝手に海に近づく私の両足

 

 

 

おいおいどうした?そんな焦らなくても夜はこれからだぞー?なに?潮の動き始めが気になるって?仕方ないなー

 

 

両足がどうしてもって駄々こねるんで仕方なく軽くキャスト

 

 

 

 

イケメンにキャスト音がバレない程度にほんと軽ーくキャスト

 

 

 

 

これはイケメンサイドからしても血走った目で「まだかまだか」と無言で視線を送られるよりも落ち着いて準備できるわけだし、こうする事でお互いリラックスを

 

 

 

イケメン「お待たせー」

 

 

(くそ、イケメンが用意してる間に1匹ぐらい釣ってやろうと思ったのに)

 

 

 

 

エギを回収してるとイケメンも並んで投げたので私ももう一度キャスト

 

 

ワカメ「正直イケメンが用意してる間に釣ってやろうと思って本気で狙ってましたw」

 

 

 

 

登場シーンから現在までトータル全シーン全て丸っとダサいとこしか無いので恥ずかしくなって正直に告白するとティップが「グイーン」

 

 

「釣れたぁぁぁあああああwwwイケメンが用意遅いからイカ釣れたぁぁあああwwwww」

 

 

5秒でダサさをアップデートしました

 

 

 

 

 

その後も同じ場所からキャストすると反応があって少し追加したものの今日が講習日だと思い出す

 

 

 

 

護岸された場所で足場が高く足元から深いエリア

 

 

 

 

ワカメ「こんな事しとる場合でないですね!はよ磯行きましょ」

 

 

 

 

わざわざ磯を求めて遠くまで来てウェーダー履いてるのに駐車場からキャストして気付けば潮はドンドン加速してました

 

 

 

 

 

テクテク歩いてゴロタに入ってドシャローエリアから普通のシャローを目指します

 

 

 

目印の岩盤を越えるとテンションフォールで5秒稼げる遠浅ゾーン

 

 

 

 

 

フルキャストした先はもうちょっと深くて3〜4mかな?

 

手前は沈み根だらけで横向きの流れが早い

 

 

 

 

今日はほぼ無風なので前回の講習内容をおさらいしながらロッドをサビく向きは上に

 

 

 

気持ち良い独特の当たり方を楽しみながらも上がってくるのはキープするか悩ましいサイズ

 

 

ワカメ「うーん…、イケメーーーン!これキープ?リリース?」

 

 

私は基本的に魚もイカも持って帰らないので今日のキープ担当であるイケメンに聞く

 

 

 

 

イケメン「うーーーん…美味しそう」

 

 

エギング初心者特有のあるあるネタを見せてもらいながら

「もし何杯か釣ってアベレージ上がらんかったらキープ考えましょか」

と言ってリリース

 

 

 

その後もキープリリース会議を何度か開催

 

 

悩ましいサイズも触腕が伸びきってしまったり目に刺さってしまった子はキープ、触腕以外の足や眉間に刺さってるのはリリース

 

 

 

「最初にパタパタっと釣れて後で渋くなって悔やむパターンかもねーw」

 

 

リリースしたのに逃げずに目の前でプカプカしてるイカ可愛いけどイケメンはヨダレ垂らしそうな顔で逃げないイカを見てました…

 

 

 

 

そんな感じでポロポロと釣れながら海を観察

 

 

 

 

右はゆったりとした流れ

正面にヨレと反転流

左に激流

 

 

 

 

イケメンが沖の水深ある部分のヨレを狙ってるのを見ながら色んな所を試してると左の激流エリアでまたまたヒット

 

 

 

 

上げてみるとエギを横抱き

 

(お!これ数入ってるんでは?活性高いだけか?)

 

 

 

試しに同じ場所にキャストして巻いてみると強めにグイーン

 

 

上げてみると珍しくエギの腹側を抱いてました

 

 

 

 

 

 

ワカメ「イケメーーーン!こっち投げてー!」

 

 

 

 

イカの数は十分に入ってて活性はめちゃくちゃ高い

 

 

けど流れはめちゃくちゃ早くてラインメンディングをミスったら当たりは取れないしシャローなのでロストする

 

 

何より早い流れにクロスでシャクるのは難しい

 

 

 

 

 

 

イケメン「あ、今触ったかも」

 

 

 

 

心配しながら見てみるとイケメンのティップ(下ネタではありません)から少し弛みながら45°で海面に入ってるライン

 

 

 

イケメンがゆっくりロッドを縦にサビいてラインの薄い弛みを張らず緩まずで…

 

イケメン「乗ったー!!!当たりわかったーw何これめっちゃ楽しいんやけどww」

 

 

 

 

 

おうおう、珍しくイケメンがはしゃいでおるわ

 

 

 

 

 

成長したイケメンを見守りながらホッコリしてる風で書いてますが、今までは私が釣れても隣で「何が違うんだろ?」とか言いながらしょぼーんとしてたイケメンがキャッキャ言いながら当たりを取って釣れてるんですよ

 

いつもなら遠慮気味に休憩挟んだり場所変えたり何がダメなのか観察してたけど今日はそんな遠慮いらないんですよ

 

 

 

私も連発してるしイケメンも連発してる

 

 

 

 

喉が枯れるぐらい楽しいーサイコー連呼して3回はダンスタイム挟んでます

 

 

一回着替えてドリンク休憩挟みたいぐらい騒いだ

 

 

 

 

 

大声出しても誰にも聞こえないゴロタ磯だからこそ出来るライブパフォーマンス

 

 

 

 

生徒Bはレベルがあがった

・ショートジャークをおぼえた

・ラインメンディングをおぼえた

・当たりがとれるようになった

 

 

 

 

ある程度のシャクりとラインメンディングが出来るようになったので次のステップ

 

 

 

これから季節が進んでイカが大きくなったり活性が低い時に便利な大きくゆっくりとしたワンピッチジャークとスラックジャーク!

 

 

 

 

 

もうエギングに慣れてる人ならショートジャークより大きいワンピッチの方が簡単ですけど初心者にとっては大きいワンピッチは難易度が高い

 

 

 

 

太刀魚ワインドの綺麗なダートやローライダーのハイドロ操作もそう

 

 

 

大きくタイミング良く動かすのは難しい

 

 

 

けどイカのサイズが上がれば大きいエギで大きく動かす方法は覚えておかないとって事で

 

 

 

ワカメ「イケメン!サイズ狙いしましょう!」

 

 

 

生徒をヤル気にさせる魅力的な誘い文句

 

 

 

 

 

 

 

お互い沖を狙ってキャスト

 

 

流れの中にキャストしてティップをエギの方向に向けて大きくラインのスラックを意識してシャクる

 

 

 

エギのフォール角度よりもスラックが出すぎないように張りすぎないように…

 

 

よし!ちょっとサイズアップ♪

 

 

 

 

 

 

狙い通りサイズが上がって喜んでると隣の方から聞こえるドラグ音

 

 

 

 

 

イケメン「サイズ上がったかも!ちょっといい…かも?」

 

 

 

 

 

ワカメ「イカが水面に出て引き波見えるようになったら力入れんとでゆっくり寄せてくださいねー」

 

 

 

サイズはまだ疑心暗鬼ですが先に連発できてるので焦らず慎重に几帳面にマメにいい匂いさせながらイカを寄せるイケメン

 

 

 

 

 

上がってみれば今日一のナイスサイズ!

 

 

 

 

前までは釣れてもキャッチするまではサイズがわからなかったイケメンがヒット直後に「サイズいいかも」って思えたのも成長だと思う

 

 

 

 

この時点でエギング人生で1番連発してるって大喜びなイケメン

 

イケメン「めっちゃ当たりわかるし釣れる!タックル軽くしたおかげかな?」

 

 

 

 

 

ずっと真面目に練習してたのにタックルを変えたタイミングで成長を実感してしまったイケメン

 

 

ワカメ「タックルが軽くなって感度良くなってるのももちろん効果あると思います!けどシャクり方とかサビき方とか見ててかなり上達してるし集中してるし連続で海に通って練度が上がってるんも大きいと思います」

 

 

 

 

お世辞ではなくて適当にシャクって適当にロッド下げて適当なタイミングでまたシャクり始めてた去年とは違って、今はシャクる時のテンションに気をつかって、シャクった後のラインに集中して、当たりを取りにいって、寄ったであろうイカを誘う為にシャクりだす

 

 

 

 

イカがいると信じて投げて、抱かせる為に意識してシャクる、当たりを感じれるようにメンディング

 

この全行程を集中して釣れるイメージを持ってると当然釣果は跳ね上がる

 

 

 

 

あとは流れの向きに合わせたシャクり方を覚えて引き出しを増やしていく

 

 

 

 

感度のいいタックルで集中して感じ取れば何か違和感や気持ち悪さが見つかる

 

 

 

その原因を考える

 

 

解決策を試す

 

 

 

 

その先に釣れたじゃなくて「釣った」があって喉が枯れるぐらいのパーリタイムがありにけり

 

 

 

 

 

 

後半はキープリリース会議もなくハンパはサイズは全リリース

 

 

 

※イカをリリースする時に水面や水中でリリースすると高確率で墨を吐きます

撮れ高が欲しい人はオススメ!

 

 

 

 

 

 

今日みたいにいい日なら適当な釣りでも何回かは当たりが取れて釣れるんですけど連発で当たりを取るのは難しいし満足感に差が出ると思います

 

 

 

今回は流れの早いシャローだったので縦にサビく方法でしたけど深場なら?デイなら?晩秋の大型は?

 

 

 

 

 

まだまだ先はあるけどラトルの有無やカラーローテーションよりも大事な基本が身に付いた講習会でした♪

 

 

 

 

イケメンタックル

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