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トムのリーズナブルな釣法

  3回目の釣りログとなりますが、20年のルアー歴で、確立してきたトムの釣法を書きたいと思います。トムの家では、弟2人が釣りに入れ込んできたので、それとは違った、経済的にも負担がかからず、それでいてそんなに神経をすり減らさずともそこそこ釣れるスタイルが出来あがってきました。20年前には、ルアー購入に毎月3万円を投入していたこともありますが、その時のデータから、そんなにルアー自体にお金をつぎ込むよりも、魚の生態学を理解して、釣れそうな時間帯、釣れそうな場所の選定に力を入れることに重点を置くようになりました。

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鳴門、千鳥が浜 

砂浜でも岩礁帯の近くは、こんなに海藻が生えている。

  サーフの釣りでは、一見根がかりが少なそうなイメージですが、実際やってみると、テトラにかけたり、砂浜の海底がゴミで散乱しているときは、ロープや流木に引っかかってルアーをロストすることのほうが多いです。ロストするときは、ルアーのみならずラインまで結構持っていかれることも多々あります。そういったことばかりやっていると時間のロスが大きく、ヒットチャンスを逃してしまうことも考慮に入れる必要が出てきます。

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ダイワ、ショアラインシャイナ―
フローティングの定番です。

  そういったことから、ヒットチャンスを少しでも増やすために、ルアーの選定は、フローティング中心となります。フローティングミノーなら、たとえ着水して放置していても沈むことがないので、底でひっかかったりはしません。初心者ほど、少しでもストラクチャーの入ったところを攻めたくなるので、釣れないとついつい海藻が入っているところや岩場をトレースしたくなります。そうした時に、うっかりライントラブルで、海藻がいっぱい生えている岩礁帯にルアーがいる時に止めなくてはならなくなり、ルアーロストということになってしまいがちです。

  もちろんフローティングミノーでも底にひっかかったりしてロストすることはよくありますが、シンキングミノーよりはその確率が低くなります。そして、沈める必要がないので、手返しの回数が多くなります。ルアーが海に浸かっている時間が長ければ長いほど、魚にアピールするチャンスは広がります。ルアーの引き方ですが、基本は速巻きです。魚がついてきているような時は、ストップアンドゴーで、魚がルアーにアタックするチャンスを与えてやります。3回巻いて一瞬止めるの繰り返しでいいと思います。また、海が濁っているようなときや波が高いときも、魚が捕食しにくい状況ですので、ストップをしっかり意識して、魚の目にふれる時間を少しでも意識してやります。

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阿南、椿泊の湾にて
このチヌは、とてもお腹をすかせていた。ハングリーな魚はたとえこちらから見えていても、そんなことは気にせず、ルアーに飛びついてくる。

  狙う魚についてですが、基本的に活性がとても高い状態の魚だけを狙うようにしています。トムは水槽で熱帯魚を飼っていますが、朝、起きて水槽のところに行くと、飼っているエンゼルフィッシュが口を使ってバシャバシャ水面で音を立ててエサを要求してきます。海で魚を狙うときも、こういうハングリーな魚を狙うのです。狙う時間帯は、天気の良い日の穏やかな時間帯がいいです。マゴチだったら朝マズメではなく、午前8時ぐらいの満潮の時間帯や、午前10時ぐらいの満ち3分ぐらい、午後2時ごろの満潮の時間帯に、砂浜の中央を攻めるとカレントが出来ており、波打ち際から5メートルくらいの浅場でエサのキスやイワシが泳いでくるのを待ち伏せしています。朝マズメや夕マズメは、マゴチは寝ぼけている気がします。食らい付いてはきますが、よくばれます。

  ヒラメは、午前がいいと思います。午前7時ぐらいとか、10時ぐらいとかですね。そんなに数を釣っていないのであまり強くは言えませんが。子供のソゲに関しては、昔にだいぶんやりこんでいるので、釣れる時間は分かっています。午前7時半から午後3時半ぐらいまでです。満ち3分で釣れることが多いです。また、満潮時も、よく釣れます。トムの弟たちは、10年ぐらい前にヒラメを狙って熱心に鳴門の岡崎や竜宮の磯の砂浜を攻めていましたが、満潮から干潮にかけての引き潮で実績を上げています。ちなみに、舟釣りでは、午前7時ぐらいから午後3時ぐらいまで釣れていました。

  舟釣りでの経験ですが、鳴門の岡崎海岸沖の赤灯付近のポイントは、水深2,3メートルぐらいしかありません。50センチサイズがレギュラーで釣れてきました。底は貝殻が多いのが特徴です。砂浜でも満潮時は50メートル先で水深2,3メートルぐらいありますので、環境としては申し分ないと思います。その他のポイントでも、水深10メートルまでの浅瀬でポンポン面白いようにヒラメが釣れたので、漁港などは、格好のヒラメの棲みかと考えてよいでしょう。

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鳴門海峡で、最後の最後に鳴門鯛に出会えた東京の親友
この喜びを皆で分かち合いたいものです。

  ラインは、あまりお金をかけていません。ルアーキャストの回数が多いとすぐにラインが糸よれでだめになるので、こまめに交換する必要があります。ラインシステムも、キャストごとにガイドに当たるので、道糸の直結でラインをスムーズに出すことを重視しています。600メートル巻きの安い道糸の3号か4号をいつも使っています。そのほうが、手返しがスムーズに行えます。ラインブレークは、一度もありません。フックが伸ばされてばれたことは去年ありますが。強度をとても気にする人が多いですが、トムは物理は強いので、魚のけん引力との兼ね合いを考えるとこのシステムで十分対応できると思います。あとは、ドラグで対応しています。12ポンド、16ポンドのナイロンラインということになりますから、1.5キロのドラグ設定で1~2キロの重量の魚を獲るのには十分です。ルアーのアイにラインを繋ぐときは、2重にしてユニノットで結び、結節強度を90%ぐらいに考えて、ラインの強度は3号の場合だと、5キログラム重、4号でも7キログラム重は確保できています。

  66ナイロンは、PEラインのポリエチレンと比べると、分子のつなぎ目が、ポリエチレンは継ぎ目ない炭素の結合に対して炭素6個ごとにアミド結合になっており、静電気力による柔軟性があります。それがクッションとなり、強い魚の引きに対しても結節強度だけではない、しなやかなやりとりを可能にします。

  もちろん当たりが取りにくいという人もあるでしょう。しかし、トムはそんなすれている魚を狙っているのではなく、しっかりルアーに食いついて反転して走っていく魚のみをターゲットにしています。当然、しっかり当たりが出るので、何の問題もありません。

  この釣り方だと、1匹がどうしても釣りたいと思っている初心者には、バッチリの気がします。すれてない魚には、そんなに出会う可能性はないかもしれませんが、フローティングで根がかりもせず、ライントラブルもなく、あとは良い魚とルアーが出会ったときに、ヒットして釣り人が海に引きずりこまれるようなことがあっても、フッキングがいいので最後までばれることやラインブレークもなく貴重なチャンスをものにできることと思います。

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3年かけて初めて釣れた大物。トムの塾のケン先生です。
この日は、海全体が、魚でボイルしていてどんなに緊張していても釣れる状況でした。

  1匹、なんでもいいから良い魚が釣りたいと思っている方、ぜひトライしてはどうでしょうか。ベテランの方も、同行の方が、釣れずに苦戦していたら、この考えを取り入れてサポートしてみるのもよいでしょう。

 

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